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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 聖母ひき子-4

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聖母ひき子  赤いはんてんの悲劇





久々にプライベートで町を歩く。と言ってもお忍びではない。
メディアに露出することはあっても、顔は絶対に晒さないからだ。

ひ「さて、可愛い都市伝説はぁ~」

頭頂部の髪がピンと立つ。

ひ「どうしたひき子?(裏声)」
ひ「物凄い妖気・・・いや幼気です、父さん。」

私は幼気の方向に駆け出した。


広い道路を、狭い路地を駆け、壁を突き破り、ある建物に入る。

ひ「この真上ね!」

頭上・・・三階ほどか・・・。余裕で行ける。
天井を見据え、そして・・・

ひ「いっけぇええええ!!」

思い切り床を蹴りつけ、真上に跳躍する。
天井を突き破り、目標のフロアに到達する。


到着したフロアも、跳躍前の部屋と大差はない。
なぜなら、ここはトイレなのだ。
複数階ある建物において、配管の都合上、どの階もトイレの位置は変わらないものだ。

赤はん「な、なんなのですかー!?」

赤マ「なにやら、穏やかでは無さそうだな。」

そこにいたのは赤いマントの男・・・まあコイツはどうでも良いや。
と、赤いはんてんを着た可愛い幼女♪

幼女は赤いマントの男の後ろに隠れてしまった。
怯える姿も可愛らしい。なにより、怯える目の中にも芯の強さがかいまみえる。
超萌える。私のポジティブハートにロックオン。
私の心、アンロック!!



ひ「勘違いしないで、私は敵じゃないわ。まあ都市伝説だけど。」

2人はまだ睨み付けてくるが、気にせず用件を伝える。

ひ「私はそこで震えてるコに用があるの。悪いようにはしないし、絶対に傷つ  けない。だから、1日貸して欲しいの。絶対に返すから。」

赤はん「あぅあぅ~、信用できないのです!」
赤マ「私も同感だね。力ずくと言うのなら、全力で阻止させてもらうよ」

正直どうでも良いこの男が一番厄介だ。
私の「ひき子」の力の優位性は、幼女には有効だが、こういう青年には無効。
つまり、赤マントの男に私は勝てない。
逆に言えば赤マントさえ封じれば私の勝ち。幼女のコスプレ写真パーティーだ。
そして、感じる。やや違うものの、同類の匂いを。


この男、ロリコンだな。ならば容易い。

ひ「じゃあ取り引きしましょう。」
赤マ「どんな取り引きでも赤いはんてんは渡さないよ。」
赤はん「そうなのです!絶対お前なんかのトコになんか行かないのです。」

すっ、とバックから数枚の写真を取り出す。
お守り代わりの、コスプレ幼女写真。ちなみにファッション感覚で毎日違うものを携帯する。

ひ「これをあげるから、貴方は黙ってくれませんか?あと30枚足しても良いで  すよ?」

ヒラヒラ。赤マントの目の前にヒラつかせる。
どうせネガは保存してあるし、かまわない。

赤マ「ぐ、そんな買収に乗るとでも?」

赤はん「乗ってるのです!サイアクなのです!」

写真を受け取り懐にいれ、後ろに隠れる幼女を抱き上げ、こちらに差し出してくる赤マント。



赤いはんてんは暴れる。

赤はん「この裏切り者なのです!見損なったのです!
    こうなったら・・・青いはんてnモガモガ」

赤マ「こらこら、あんまりひき子さんを困らせるんじゃない。
   ささ、どうぞよろしくお願いします。」
幼女の口を抑える赤いマントの男。
まるで保育園の先生に我が子を預ける親のように私に赤いはんてんを預ける。
計画通り。

ひ「では失礼しますわ♪ごきげんよう☆」

赤はん「赤マントのひとでなしーなのです!」

赤マ「ハッハッハ、我々都市伝説はもとより人ではないよ。さて、鑑賞するか・・・」

この後、市内のコスパ、スポーツ用品店、神社等々に引きずり回し、
あらゆるコスで、最適なロケーションとシチュエーションで写真を撮り、送り返した。




ひ「これだから学校町は出られないのよ♪」








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