「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - とある組織の構成員の憂鬱-42g

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だれでも歓迎! 編集
 はないちもんめの少女の友人から、あのようなことを話されて
 …ふと思い出したのは、「日焼けマシンで人間ステーキ」の彼の幼馴染からかけられた事のある、言葉


『あいつを危険な目にあわせるな。あいつを悲しませるな。そんな事をしたら、俺があんたを絶対に許さない』


 …きっと、自分は彼に許されはしないだろう
 危険な目に、巻き込みたくはなかった
 しかし、自分は巻き込み続けてしまっている
 ……そのせいで、彼は大学受験すら、棒に振ってしまったのだ
 彼の将来さえ、棒に降らせてしまった

 だから、一度彼から離れた
 距離をとった
 しかし、その結果、彼は「首塚」に所属するようになり、ますます危険に首を突っ込み続けている
 …どうして、自分のする事は、いつも裏目裏目に出てしまうのか

「…自分も護らなければ、ですか」

 小さく、苦笑する
 …あぁ、その通りなのかもしれない
 自分の身も護れないようでは、あの二人を護れない

 自分などと契約してくれた二人
 どちらも、自分にとって大切な存在で
 護りたいと強く願う


 …自分には、力が足りない
 戦う力も、自分にはほとんどない
 だが、それでも
 ……己の命を捨てる事無く、二人を守り抜いて見せよう
 それが、あの二人と契約した自分の役目なのだから



fin



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