はないちもんめの少女の友人から、あのようなことを話されて
…ふと思い出したのは、「日焼けマシンで人間ステーキ」の彼の幼馴染からかけられた事のある、言葉
…ふと思い出したのは、「日焼けマシンで人間ステーキ」の彼の幼馴染からかけられた事のある、言葉
『あいつを危険な目にあわせるな。あいつを悲しませるな。そんな事をしたら、俺があんたを絶対に許さない』
…きっと、自分は彼に許されはしないだろう
危険な目に、巻き込みたくはなかった
しかし、自分は巻き込み続けてしまっている
……そのせいで、彼は大学受験すら、棒に振ってしまったのだ
彼の将来さえ、棒に降らせてしまった
危険な目に、巻き込みたくはなかった
しかし、自分は巻き込み続けてしまっている
……そのせいで、彼は大学受験すら、棒に振ってしまったのだ
彼の将来さえ、棒に降らせてしまった
だから、一度彼から離れた
距離をとった
しかし、その結果、彼は「首塚」に所属するようになり、ますます危険に首を突っ込み続けている
…どうして、自分のする事は、いつも裏目裏目に出てしまうのか
距離をとった
しかし、その結果、彼は「首塚」に所属するようになり、ますます危険に首を突っ込み続けている
…どうして、自分のする事は、いつも裏目裏目に出てしまうのか
「…自分も護らなければ、ですか」
小さく、苦笑する
…あぁ、その通りなのかもしれない
自分の身も護れないようでは、あの二人を護れない
…あぁ、その通りなのかもしれない
自分の身も護れないようでは、あの二人を護れない
自分などと契約してくれた二人
どちらも、自分にとって大切な存在で
護りたいと強く願う
どちらも、自分にとって大切な存在で
護りたいと強く願う
…自分には、力が足りない
戦う力も、自分にはほとんどない
だが、それでも
……己の命を捨てる事無く、二人を守り抜いて見せよう
それが、あの二人と契約した自分の役目なのだから
戦う力も、自分にはほとんどない
だが、それでも
……己の命を捨てる事無く、二人を守り抜いて見せよう
それが、あの二人と契約した自分の役目なのだから
fin