「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - とある組織の構成員の憂鬱-43b

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○月×日 20:40 保健室


「……まずいですね」
「えぇ」

 ちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅう
 鼠たちが、敵意と悪意と殺意を持って、二人を取り囲んでいる
 ターコイズで貼っている結界で接近を防ぎながら、一体ずつ光線銃で撃ち抜いていたのだが、如何せん数が多すぎる
 ……そして

「…下水道の白い鰐、ですか」

 ずるり
 尻尾を引きずり、保健室に侵入してきたのは、巨大な鰐
 目の前の鼠たちを見て……じゅるり
 大口を開けて、鼠たちを襲い始める

「鼠はハーメルンの笛吹きの仕業…と見て、間違い無さそうですが」
「鰐は…多分、スパニッシュフライかしら?」

 見覚えのある白い鰐の姿に、少女は呟く
 自分が支配していたはずの鰐だ
 それが、別の支配下に置かれている
 推測するに、スパニッシュフライに支配能力があり、それに乗っ取られているのだろう

「………」

 意識を集中させる少女
 「日焼けマシンで人間ステーキ」の契約者は……2階にいる
 「赤い靴」も、こちらに向かっているようだ
 …まぁ、赤い靴はわりとどうでもいいとして
 どうにも、一つ引っかかる事がある

 「日焼けマシン」の契約者が2階にいる、その事実
 階段には「13階段」の能力が発動されているはずだ
 階段を使わずに二階にあがった?
 可能性としてないとは言えないのだが、だが、どこか不自然だ
 何かが引っかかる

(…まぁ、どちらにせよ、この状況をどうにかしないと駄目だけどね…)

 せめて、鼠に鎖を巻きつける事に成功すれば、他の鼠を操る事ができるのだが
 鼠は小さく、しかも動きが素早い
 なかなか、捕らえる事ができないのだ


 この状況を、どうするか?
 鼠と鰐、どちらもなんとも分が悪い
 だが、この状況を脱しなければ、「日焼けマシン」の契約者との合流もできない

 黒服と少女は、静かに苦戦を強いられていた






to be … ?


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