「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち・決戦編-09

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だれでも歓迎! 編集
○月×日 21:04 屋上


「ま、まままままままま、マッドはーんっ!」

 ばぁん!!
 屋上の出入り口をなかば体当たりしてあけながら、似非関西弁の女性が屋上に踊り出た
 カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
 その後を、黒い悪魔が群れをなして追いかけてくる

「こっちだ!」

 ぐい、とマッドガッサーは似非関西弁の女性を抱き寄せる
 そして、ミサイルとともに入手していた火炎放射器を、黒き悪魔たちに向かって構えた

 ごぉうっ!!
 生命体Gたちは、炎によって焼き尽くされる

「大丈夫か?」
「なんとか…」

 ぎゅう、と
 物体Gの群れの恐怖が晴れないのか、震えている似非関西弁の女性
 北海道出身者に、あの黒い悪魔の群れは刺激が強すぎる

 ごぅ、と
 強風に、似非関西弁の女性は視線を上にやる
 ばさり、サンダーバードは翼を広げ、鳥のものとも人のものとも区別がつかぬ声をあげ、巨大ロボットに襲い掛かろうとしていた

「…あないなロボットまでおるんか、この街…」
「サンダーバードに戦っては欲しくなかったんだが、あんなもんがこられちゃあ、任せるしかない」
「私達だけじゃ、無理よね。あのロボット相手は」

 手に弓矢をもったまま、スパニッシュフライの契約者も呟く
 逃走用のつもりだったサンダーバードがこんなことに役に立つとは、いいやら悪いやら…

「…とりあえず、あのロボットが発射しやがったゴ……黒い悪魔がどれだけいるかわからないからな。お前はここにいておけ」
「ん…わかった」

 マッドガッサーに抱きしめられる状態になったまま、こくりと頷く似非関西弁の女性

 …さて、そろそろ、休憩は終わりだ
 マッドガッサーは再び、ガスの精製に集中し始めるのだった






to be … ?






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