「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 花子さんと契約した男の話-40c

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匿名ユーザー

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○月×日 21:20 大体育館


 かさかさ
 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ…

「みー!?どんどん出てくるのーっ!?」
「どんだけいるんだよGっ!?」

 ぶっちゃけて言おう
 何このG地獄、ふざけてるの?
 潰しても潰してもまだまだ出てくるとか、何この地獄絵図
 大体育館が順調にGの墓場になっていってんぞおいっ!?
 いや、ここに逃げ込んだ俺達が悪い気もしないでもないけどなっ!!

「う~、さすがに気持ち悪いね…」

 自分の首を抱えた少年が呟く
 いつぞや知り合った、「自分の頭をボールにして遊んでいる男の子」だ
 相変わらず、この体育館に住み着いていたのだ
 怖い連中がいるとかで隠れていたようだが、俺や花子さんの危機を感じ取って、出てきてくれたようだ
 体育館のバスケトボールやバレーボールを操ってGを潰してくれているんだが…多勢に無勢とは、この事を言うのか
 っつか、G潰したボールとか、今後の授業であまり使いたくねぇなぁ…

「…やっぱ、体育館から出るべきか?」
「その方がいいかも…ヘタにここで追い詰められたら危ないよ」
「みー……怖いの」

 ぎゅうううう
 花子さんは、俺にしっかりしがみ付いて離れない
 うん、まぁ、女の子だし、怖いよな
 俺だって、若干怖いわ、このGの海

「お前はどうする?校内にいる限り、どこだって危ないぞ?」

 少年に尋ねると、少年は血塗れの頭でこちらを見あげてきながら、答える

「僕は平気、いざとなれば、姿は隠せるから」
「そうか…」

 ……ならば、せっかく合流してアレだが、別行動させてもらおうか
 この少年が一番力を発揮できるのは体育館
 ここ以外での戦闘で、守ってやれる余裕は…あまり、ない

「花子さん、行くぞっ」
「う、うん!」

 花子さんを抱え、俺は走る
 俺達の背後で、少年がGに群がられそうになって…っふ、と姿を消した
 急いで大体育館を出て、入り口を閉めようとする
 せめて、この中にある程度閉じ込めれば……

「け、けーやくしゃ、黒いのがどんどん来るの!」

 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ
 うぉおおおおいっ!?もはやGの群れってか海だろ、あれ!?
 どんだけG潜んでたんだよ、この学校!?
 もしくは、あれも都市伝説かっ!?

 とにかく、扉を閉めないと!
 …だが、大体育館の扉は結構重たい
 俺と花子さんだけでは、締め切るのに時間がかかる

 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ……

 ---ヤバイ、間に合わないっ!?
 Gの海が、俺たちに迫って……


 -----っばんっ!!と
 扉が、勢いよく…閉められた


「へ?」
「間に合ったか」

 聞こえて来たのは、女の声
 恐る恐る振り返ると…そこには、やけにデカ胸をした西洋人っぽい女と、花子さんくらいの年齢と思われる小さな女の子がいた
 どうやら、扉を閉めてくれたのは、女のほうのようだ
 俺より背も高いし、力もあるようだ

「…ありがとう、助けてくれて」

 何者かは知らないが、助けてもらった礼は言わないと
 そう思って、俺がそう言うと

「なぁに、気にするな、ロリの危機を救うのは当然」
「自重しなさい」

 ……うん
 多分、話し方とかから察するに…この女、マッドガッサーの被害者か?
 これで元々女だったら、それはそれであんまり関わりあいたくないのだが

「み、ありがとーなの」

 Gの恐怖から脱出する事ができたからだろう
 花子さんが、にぱ~、と笑って女を見上げた
 女は、そんな花子さんをじっと見詰めて…

「…ナイスロリータ」

 と、小さく呟いた
 よし、わかった、こいつロリコンだな

「自重しなさいって言ってるでしょ!!」

 ----ガスっ!
 女と一緒に居た女の子の回し蹴りが、女の膝裏に直撃するっ!!
 おぉおおおお……と痛みに悶えている女
 み?と花子さんが首を傾げている

「…あんたたちは、マッドガッサーの仲間ではないのね?」
「あぁ…お前たちもか?」

 …どうやら、仲間に出会えたようだ
 これで、少しは行動しやすくなるだろうか?


 …どちらに、せよ
 痛みに悶えている状態から脱出するのを待つしかないかもしれないが


 俺は小さくため息をついて…今後の行動に付いて、考えてみるのだった



to be … ?





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