○月×日 22:33 二階踊り場
たんっ、と踊り場に降り立った一同
スロープ状になった怪談の、その向こう側…二階の、その場所に、複数の人影見つけた
スロープ状になった怪談の、その向こう側…二階の、その場所に、複数の人影見つけた
「…あ、髪の伸びる黒服さん!」
「ん?……おぉ、来たか」
「ん?……おぉ、来たか」
「…なぁ、時間が経つごとにこっちの人数は自然と増えそうな予感な訳で。お前さんにゃ不利になるぜ?」
「俺が能力を解除しない限り、三階に上れないのは変わりがないだろ?」
「俺が能力を解除しない限り、三階に上れないのは変わりがないだろ?」
聞こえてくる、一堂には聞き覚えのない、声
「もしかして……「13階段」?」
「どうやら、そうらしいな」
「どうやら、そうらしいな」
契約者を抱えたまま、スロープを一気に飛び越すTさん
そこには黒服Hと、メイド姿の少女を背負った巨大な黒犬、爆乳少女という組み合わせの一向がいて
……そして
彼らが見あげる、三階への階段の踊り場
そこに…一人の青年が立っていた
Tさんと契約者、リカちゃんには見覚えのある姿だ
あの黒服が見せてくれた写真で、顔は確認してる
そこには黒服Hと、メイド姿の少女を背負った巨大な黒犬、爆乳少女という組み合わせの一向がいて
……そして
彼らが見あげる、三階への階段の踊り場
そこに…一人の青年が立っていた
Tさんと契約者、リカちゃんには見覚えのある姿だ
あの黒服が見せてくれた写真で、顔は確認してる
----「13階段」
Tさんや姫さんたちの姿に、「13階段」はやや動揺したような様子を見せながらも……しかし、余裕は崩さない
「何人増えようが同じだ。ここは通さないぜ」
「……やっぱり、無理みたいだ」
「……やっぱり、無理みたいだ」
降参
そうとでも言うように、黒服Hは肩をすくめた
そうとでも言うように、黒服Hは肩をすくめた
「だ、だから、諦めちゃ駄目ですってば!ドクターさんも助けないと…」
「あいつの能力で引っ張り込まれたら、あいつでも救出不可能だぞ、あれ。異空間制御に長けた奴がいりゃあ別だが」
「…説得に、手間取っていると言った所ですか?」
「あいつの能力で引っ張り込まれたら、あいつでも救出不可能だぞ、あれ。異空間制御に長けた奴がいりゃあ別だが」
「…説得に、手間取っていると言った所ですか?」
妹ちゃんの言葉に、ザクロが困ったように…しかし、背負っているメイド少女を落とさないようにしつつ、頷く
階段の前に増えた勢力
それでも…「13階段」は、意地を通し続けようとしていた
それでも…「13階段」は、意地を通し続けようとしていた
to be … ?