「…あいつら、何やってんだか…」「ステーキにいちゃん、大変だね」
チャラ男達がキャッキャウフフやってるのを遠くから眺める厨二病と、子供数人。
「そういうお前らはアレに加わんなくていいのか?」
「僕たち三次元に興味ないもんねー」「「「ねー」」」
「そういうお前らはアレに加わんなくていいのか?」
「僕たち三次元に興味ないもんねー」「「「ねー」」」
「…お前ら、色々と大丈夫なのか…?誰が教え込んだこんなこと…」
彼らの将来を心配し頭を抱える厨二病と、それを見て小首をかしげる子供たち。
彼らの将来を心配し頭を抱える厨二病と、それを見て小首をかしげる子供たち。
「厨兄ちゃん、こっちで雪合戦しよー!」「やろやろー!」
遠くのほうから子供たちが雪玉をこちらへと向かって投げつけてくる。
遠くのほうから子供たちが雪玉をこちらへと向かって投げつけてくる。
「お、いいねぇ。ちょうど暇してたところだ。よっしゃ、行くぜお前ら!」「「「「おー!」」」」
「食らえー!厨兄ちゃん!」「負けねーぜ!そりゃぁ!」ビシュビシュ!
2チームに分かれ、互いに雪玉を投げ合う。雪玉と言っても固めれば結構な硬さがあるので弱めに投げてはいるが。
…投げられた雪玉のいくつかから、石が出てきているのは気のせいだろう。うん。
2チームに分かれ、互いに雪玉を投げ合う。雪玉と言っても固めれば結構な硬さがあるので弱めに投げてはいるが。
…投げられた雪玉のいくつかから、石が出てきているのは気のせいだろう。うん。
「行くぞー!シューティングつらら!」「ちょおま、あぶね!”虚空の弾丸拳”!」パキィン!
流石につららは危険なので、ぶつかる前に割っておく。…てかどこから持ってきたんだそれ…
流石につららは危険なので、ぶつかる前に割っておく。…てかどこから持ってきたんだそれ…
「お前らあんまり危険なもんは投gごはぁ!」バァン!
子供たちに注意を促す厨二病の顔面に剛速球の雪玉が直撃した。
「やったー!ストライクー!」
「やったー!ストライクー!」
先ほどの子供らしからぬ剛速球を投げたこのちびっ子。無論、彼の能力を使ってのものである。
「って~…てんめ~さすがに全盛期のイチローで投げんなっつったろ!」「え~、だって普通に投げても面白くないんだもん!」シュバシュバ!
…悪びれる様子もなく剛速球を投げてくる『全盛期のイチロー』の契約者(仮名:一郎君)。
「って~…てんめ~さすがに全盛期のイチローで投げんなっつったろ!」「え~、だって普通に投げても面白くないんだもん!」シュバシュバ!
…悪びれる様子もなく剛速球を投げてくる『全盛期のイチロー』の契約者(仮名:一郎君)。
「っお!ぬぁ!」ヒュンヒュン!
雪玉を、ギリギリで超スレスレで避ける厨二病。…子供たちはよけきれずに各々能力で受け止めたり、直撃食らって倒れたりしている…
…若干流れ弾が向こうのチャラ男たちのほうへと向かっているが気にしないことにしよう。
「…流石に怒ったぞ…悪い子供はお仕置きしてやらななぁ。”真白の雪男(ましろのゆきおとこ)”!」
厨二病の叫びと共に、足元から雪をぶち破り白い体毛に覆われた巨人、雪男が姿を現す。
「思いっきりやったれ、ユキオ!」
雪玉を、ギリギリで超スレスレで避ける厨二病。…子供たちはよけきれずに各々能力で受け止めたり、直撃食らって倒れたりしている…
…若干流れ弾が向こうのチャラ男たちのほうへと向かっているが気にしないことにしよう。
「…流石に怒ったぞ…悪い子供はお仕置きしてやらななぁ。”真白の雪男(ましろのゆきおとこ)”!」
厨二病の叫びと共に、足元から雪をぶち破り白い体毛に覆われた巨人、雪男が姿を現す。
「思いっきりやったれ、ユキオ!」
「ウオォォォォォォ!」
厨二病の声に、分かったとでも言うように大きな雄叫びをあげる。
厨二病の声に、分かったとでも言うように大きな雄叫びをあげる。
「えーい!負けるもんかー!」ビシュビシュ!
雪男の巨体にも怯まず、雪玉を投げつける一郎君。…だが雪男には効いている様子はない。
雪男の巨体にも怯まず、雪玉を投げつける一郎君。…だが雪男には効いている様子はない。
対する雪男は、自らの目の前の地面をむんず、と掴むと…
「グオォォォォォ!」
「グオォォォォォ!」
…なんと、地面ごと巨大な雪玉をつかみ上げた。…最早雪玉とは呼べない代物である…
そしてその雪玉を、一郎君に向かって投げる。
「なんの負けない!分身魔球!」ヒュババ!
独特の握りで投げた一郎君の球は……一つだったものが、三つに。三つだったものが五つに、とどんどん数を増やしていく。
そしてその雪玉を、一郎君に向かって投げる。
「なんの負けない!分身魔球!」ヒュババ!
独特の握りで投げた一郎君の球は……一つだったものが、三つに。三つだったものが五つに、とどんどん数を増やしていく。
そして巨大雪玉と分身魔球が真正面からぶつかり合う…!
…両者、共に弾けてそこに新たに雪が舞った。
「う~ん、あんなに大きいのじゃ厨兄ちゃんに当たらないなぁ……あ、そうか!」
何を思いついたのか、一郎君はせっせと雪玉を作り始める。
何を思いついたのか、一郎君はせっせと雪玉を作り始める。
「…準備完了。いっくよ~!七色変化球!」
七つの雪玉が、一郎君の手によって次々と放たれていく。
「へん、どこを狙ってやがる…やったれユキ…あ?」
あさっての方向へと向かっていた七つの雪玉が、雪男がいる位置を越えたあたりで、進行方向を変える…
七つの雪玉が、一郎君の手によって次々と放たれていく。
「へん、どこを狙ってやがる…やったれユキ…あ?」
あさっての方向へと向かっていた七つの雪玉が、雪男がいる位置を越えたあたりで、進行方向を変える…
全てが、厨二病に向かって。
「…え?あれ?嘘だろ…?さっきまで全然別の方向nぎゃああああ!」ドカンバコーン!
…全段命中。厨二病ダウン。
…全段命中。厨二病ダウン。
そんなことは気にしてない様子で、雪男がなおも巨大な雪玉を一郎君に向けて投げる。
「んもう、あぶないなぁっ!」スパァン!
…それはもう巨大な雪玉。下手すれば一郎君の体とほぼ同じの大きさの雪玉。
それを…どこから出したのか、金属バットで、いとも簡単に打ち返した…!?
それを…どこから出したのか、金属バットで、いとも簡単に打ち返した…!?
「…あーあ、打ち損ねちゃった」
打った雪玉は高く高く上がり…そして落ちてくる……チャラ男たちの集団のところへ。
ドシャァァ!「っ、お、おめーら何やってんだぁ!」「下手すれば死ぬところだったわよ!」
なんかガヤガヤと聞こえるが、それでもなお気絶し続ける厨二病であった。
なんかガヤガヤと聞こえるが、それでもなお気絶し続ける厨二病であった。