○月×日 23:08 視聴覚室横階段前
「悪いが、俺達は先に行くぞ」
「こいつをさっさと元に戻す方法を見つけないと、不便で仕方ないわ」
「こいつをさっさと元に戻す方法を見つけないと、不便で仕方ないわ」
うん、契約者も心配してくれているようだ
心配してくれている、のだと思おう
決して、女の姿だと殴りにくいとかそんな理由じゃないと信じたいものだ
心配してくれている、のだと思おう
決して、女の姿だと殴りにくいとかそんな理由じゃないと信じたいものだ
「お二人だけでは、危険かもしれませんよ」
同僚の怪我の様子を気遣っていた黒服が、顔をあげた
まぁ、それはもっともだろう
だが
まぁ、それはもっともだろう
だが
「俺達は、いざとなれば異空間に逃げ込めばなんとかなる。問題ないさ」
移動にはつかないが、辛うじて異空間を作り出して、そこに入り込むくらいはできるのだ
なんら、問題はない
なんら、問題はない
軽く床を蹴って、階段を一気に飛び越える
階段の踊り場に立って、念のため、三階に視線をやった
…かすかに聞こえてくる足音
誰か、複数人が、こちらに向かってきている?
かすかに警戒はするが、ここで足踏みする訳にも行くまい
次の階段も、一気に飛び越えようとして…
階段の踊り場に立って、念のため、三階に視線をやった
…かすかに聞こえてくる足音
誰か、複数人が、こちらに向かってきている?
かすかに警戒はするが、ここで足踏みする訳にも行くまい
次の階段も、一気に飛び越えようとして…
「………あぁ、そうだ!」
「?」
「?」
二階の方から、「13階段」が声をかけてきた
「その先、防火シャッターが一箇所降りてるが……そこ、破るなよ!?絶対破るなよ!?破ったら、「13階段」をまた発動させるからな!」
「…何があるというんだ、その先に」
「…何があるというんだ、その先に」
また、「13階段」を発動させるとは、なんとも物騒な発言だ
Tさんに尋ねられ……「13階段」はむすっ、とした声で答えている
Tさんに尋ねられ……「13階段」はむすっ、とした声で答えている
「…ハーメルンの笛吹きを閉じ込めてる」
…………あぁ
何だか、納得してしまった
何故、ハーメルンの笛吹きもここに来ているのか、とか、何故「13階段」から異様にハーメルンの笛ふきを嫌っているような雰囲気がするのか、とか
そんな細かい事は、わからないが
…ハーメルンの殺人対象は、主に子供
ロリな契約者を持つ自分としては、あまり関わりあいたくない
何だか、納得してしまった
何故、ハーメルンの笛吹きもここに来ているのか、とか、何故「13階段」から異様にハーメルンの笛ふきを嫌っているような雰囲気がするのか、とか
そんな細かい事は、わからないが
…ハーメルンの殺人対象は、主に子供
ロリな契約者を持つ自分としては、あまり関わりあいたくない
「把握したわ。少なくとも、私たちはね」
契約者が、「13階段」にそう答える
「13階段」が頷いたのを確認して……改めて、階段を一気に飛び越え
三階へと、突入を果たした
「13階段」が頷いたのを確認して……改めて、階段を一気に飛び越え
三階へと、突入を果たした
○月 ×日 23:12 赤い靴と契約者、三階防火シャッター前に到着