赤い目をした女の子 03
「幸運のうさぎの足……か」
うさぎちゃんを眺めていたとき、何故かポツリと出た言葉だった。
「は…はい?」
そんな一言をうさぎちゃんも聞いていたようで、首をかしげて俺のほうを向いた。
相変わらずかわいらしい。
「なんでも、うさぎの足ってのは幸運を呼び寄せるアイテムらしいんだ」
仏教やら欧米やらで、話のもとは違うものの共通観念で幸運を呼ぶという、うさぎの足。
性欲の象徴…なんて話も実はあるのだが。
「あ…あの…私はうさぎではないんですけど」
申し訳なさそうなうさぎちゃん。
基本、うさぎちゃんは怒ったりしない。
基本、うさぎちゃんは怒ったりしない。
「そうだとしても構わないよ。
だってうさぎちゃんと一緒にいるだけで俺は幸せなんだからさ」
だってうさぎちゃんと一緒にいるだけで俺は幸せなんだからさ」
うさぎちゃんは可愛い。
こういう恥ずかしい台詞を言うと、みるみる顔を赤くしていく。
こういう恥ずかしい台詞を言うと、みるみる顔を赤くしていく。
「…わ…私もです」
うさぎちゃんがそんなこと言うものだから、抱きしめてしまいそうになった。