教会付近での騒ぎの後、司祭を(強制的に)送っていったオーナーを待って帰宅した三人。
元々特訓帰りで疲れた様子のオーナーと少年だったが、今はそれに拍車がかかっているようだ。
元々特訓帰りで疲れた様子のオーナーと少年だったが、今はそれに拍車がかかっているようだ。
「……司祭さん、やっぱ怒ってた?」
「いえ、そんな事は無いですよ?落ち着いた様子でした」
「そっか……でも後で謝りに行かないとな……」
「いえ、そんな事は無いですよ?落ち着いた様子でした」
「そっか……でも後で謝りに行かないとな……」
ため息をつく少年。なにやらめっきり老け込んだ風にも見える。
「さてばーちゃん、なんでわざわざ司祭さん怒らせる様な真似したんだよ?」
「………」
「………」
少年の質問に黙り込むひきこさん。それを見てオーナーが口を開く。
「司祭様と少しだけ話しをしましたが、そんなに警戒すべき相手ではないと思いますよ?静かに暮らしたい、とも言っていましたし」
「……目つきがね、ちょっと気になったんぢゃよ」
「目?優しそうな感じだったけど?」
「……目つきがね、ちょっと気になったんぢゃよ」
「目?優しそうな感じだったけど?」
確かにひきこさんにもそう見えた。だが、なにかが気になったのだ。喉の奥に刺さった骨の様な小さな引っ掛かり。
「むぅ、そうなんぢゃが……あとは女の勘ぢゃな」
「よしばーちゃん、よ~く聞けよ?
勘で、他人様に、喧嘩を、売ってんじゃ、ねぇっ!!」
「よしばーちゃん、よ~く聞けよ?
勘で、他人様に、喧嘩を、売ってんじゃ、ねぇっ!!」
まったく悪びれた様子の無い祖母に思わず叫ぶ。確かに危険な都市伝説なら放っておく訳にはいかないが、オーナーの話しを聞くと平穏な暮らしを望んでいるらしい。
それに彼は【爆発する携帯電話】の知り合いなのだ。そんなに悪い人だとも思えない。
それに彼は【爆発する携帯電話】の知り合いなのだ。そんなに悪い人だとも思えない。
「まあ、ここでとやかく言っても仕方なかろう?」
「それをばーちゃんが言うかっ!?」
「細かい事を気にしとったら大きくなれんぞ?」
「今、背の話ししてねぇよっ!」
「誰も背の事なんぞ言っとらんがのぅ?」
「誘導尋問!?」
「ところで『KYババア』っちゅーのは誰の事ぢゃ?」
「んなもんばーちゃんに決まって……へ?」
「それをばーちゃんが言うかっ!?」
「細かい事を気にしとったら大きくなれんぞ?」
「今、背の話ししてねぇよっ!」
「誰も背の事なんぞ言っとらんがのぅ?」
「誘導尋問!?」
「ところで『KYババア』っちゅーのは誰の事ぢゃ?」
「んなもんばーちゃんに決まって……へ?」
祖母の言葉に固まる孫。
「……あのーばーちゃん?もしかして……聞こえてましたか?」
「ばっちりとのぅ」
「あ、あれはその場の勢いとゆーか…その…あれでしてね?」
「ほっほっほ、いいんぢゃよ?気にせんでも」
「あは、あはははそうですか?」
「……あのーばーちゃん?もしかして……聞こえてましたか?」
「ばっちりとのぅ」
「あ、あれはその場の勢いとゆーか…その…あれでしてね?」
「ほっほっほ、いいんぢゃよ?気にせんでも」
「あは、あはははそうですか?」
とてもイイ笑顔のひきこさんと、対象的に引き攣った笑みの少年。
「さて、明日からしばらく学校休みぢゃったか?」
「……え?あぁ、インフルエンザやらなんやらで」
「ほんなら朝から特訓できるのう」
「ぬぁ!?いや無理だって!今ですら死にかk「なんぞ文句でも?」イエ、アリマセン」
「……え?あぁ、インフルエンザやらなんやらで」
「ほんなら朝から特訓できるのう」
「ぬぁ!?いや無理だって!今ですら死にかk「なんぞ文句でも?」イエ、アリマセン」
反射的に頷いてしまったが、明日から始まる地獄を想い暗澹たる気持ちになる少年であった。
「……オーナー。オレ、明日死ぬかもしんない…」
「頑張ってください。女の子のまま死にたくはないでしょう?」
「頑張ってください。女の子のまま死にたくはないでしょう?」
終