「…あ、あの人たちは…」
いつものように”鳳凰の千里眼”で近くの都市伝説を探していると、見たことある人たちが映った。
いつものように”鳳凰の千里眼”で近くの都市伝説を探していると、見たことある人たちが映った。
一人の中年男性と、一人の子供。
確か、『死人部隊』の契約者と、『いちねんせいになったら』の契約者。どちらも『首塚』に所属していた…
「まぁとりあえず声をかけるのが仮にも同胞である俺のマナーかな…?」
という訳で、コンタクトを図ろう…
「まぁとりあえず声をかけるのが仮にも同胞である俺のマナーかな…?」
という訳で、コンタクトを図ろう…
「えーと、どもっす」
「…お前は…」「おじさん…誰?この人」
二人ともに首を傾げられた。
「…まぁそんなに会ってないから仕方ないけどねぇ…技のほうの『厨二病』、っていえば分かるかな?」
「…あぁ!久しぶりだな!」「……誰?」
中年は分かったようだが、子供はまだ分かってないようだ。まぁコイツなら仕方ないけど…
「ほら、同じ組織の人だよ。前に会っただろ?」「…覚えてない」
「…お前は…」「おじさん…誰?この人」
二人ともに首を傾げられた。
「…まぁそんなに会ってないから仕方ないけどねぇ…技のほうの『厨二病』、っていえば分かるかな?」
「…あぁ!久しぶりだな!」「……誰?」
中年は分かったようだが、子供はまだ分かってないようだ。まぁコイツなら仕方ないけど…
「ほら、同じ組織の人だよ。前に会っただろ?」「…覚えてない」
………
「…あ、そうだ。創造の『厨二病』はもう始末したのか?」中年が俺に聞いてきた。
「あー…あいつは勝手に負けちゃったよ。多分フリーの契約者たちにね。ま、最後は…クククッ…無様な散り方だったよ」
あの散り方は何度思い出しても笑える。無様に泣き逃げした果てに、公衆便所で掘られたのだから。
「……お前がそういうときは大体ロクな死に方じゃねぇから深くは聞かねぇわ」「いつ?どこで?死体はまだある?」
聞く気もなさそうな中年とは対照的に、子供がその男のことを聞こうとする。
「あー…あいつは勝手に負けちゃったよ。多分フリーの契約者たちにね。ま、最後は…クククッ…無様な散り方だったよ」
あの散り方は何度思い出しても笑える。無様に泣き逃げした果てに、公衆便所で掘られたのだから。
「……お前がそういうときは大体ロクな死に方じゃねぇから深くは聞かねぇわ」「いつ?どこで?死体はまだある?」
聞く気もなさそうな中年とは対照的に、子供がその男のことを聞こうとする。
まぁコイツは男には興味はない。ただ、人間の体に興味があって聞いてるのだ。
人間を、食べる。それがコイツの生きがい、というか生きる意味、というか…
人間を、食べる。それがコイツの生きがい、というか生きる意味、というか…
「いや、結構前の話だし死んでねぇし…いや、あいつ結局自害したんだったか。多分もう警察かどっかが持ってってると思うけどな」「…むー」
不満そうに言う子供。
不満そうに言う子供。
「そーいや、そっち側は何かあったかい?」今度は俺が中年に問う。
「…昔の、知り合いに会った」「…そんだけ?」
「…昔の、知り合いに会った」「…そんだけ?」
「いや、実は…そいつを*し損ねたんだよな…しかもそいつは『組織』絡みっぽくてな」
「つまり、その旧友とやらといずれは戦うことになる、ってことか」「…その時は、俺がやるけどな」
「つまり、その旧友とやらといずれは戦うことになる、ってことか」「…その時は、俺がやるけどな」
なにか、黒い感情が見える笑い。まぁ、いつも俺がやってることなので気にはしないが。
「で、そっちは?『厨二病』始末以外に何か?」
「で、そっちは?『厨二病』始末以外に何か?」
「……『夢の国』と、戦った」「…え?」
中年は驚いたように。子供はただ単に俺を見る。
「いや、倒したわけじゃねぇよ?実質*されかけたし」「いや…おま、あんな化け物都市伝説相手と戦って生きてるってだけでスゲーよ」
ものすごく驚く中年。じゃあ『夢の国』の契約者にしてきたことを話したらどうなるだろうか。驚きすぎて倒れるかもしれない。
「いや、倒したわけじゃねぇよ?実質*されかけたし」「いや…おま、あんな化け物都市伝説相手と戦って生きてるってだけでスゲーよ」
ものすごく驚く中年。じゃあ『夢の国』の契約者にしてきたことを話したらどうなるだろうか。驚きすぎて倒れるかもしれない。
そのリアクションが見たくなったので、続きの話をしようとしたとき。
「おじさん…おなか、空いた」
見事なまでに、子供が話をぶった切ってくれました。
「おじさん…おなか、空いた」
見事なまでに、子供が話をぶった切ってくれました。
…まぁ話なら飯食いながらでもできるしいか…あ、そうだ。
「あー、だったらちょうど行きたいレストランがあるんだが、お前さんたちも一緒に来るか?」「!! 行く!」
「あー、だったらちょうど行きたいレストランがあるんだが、お前さんたちも一緒に来るか?」「!! 行く!」
あの、創造の『厨二病』を倒した奴ら。是非一度会っておきたい。できれば、こちらに誘っておきたい。
まぁ無理に誘わなくても、『組織』に味方しなければいい。ああいう信頼し合ってる人たちを潰したくはないしね。
まぁ無理に誘わなくても、『組織』に味方しなければいい。ああいう信頼し合ってる人たちを潰したくはないしね。
というわけで、三人はあのうわさのレストランへと歩を進めることになった。
数十分後、約二名が腹痛などの症状で倒れたのは言うまでもない。