「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 悪意が嘲う-03

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 暗い部屋
 灰色のコートの男が、傍らに尾なしの犬をはべらせ、パソコンの前に座っている

 カタカタ、カタカタ、カタカタカタカタ

 しばし、キーボードを叩く音だけが、空間を支配する


「ご主人様ぁ~♪報告です~~~~ぅ♪」


 その静寂を打ち壊す、歌うような声
 窓が開き、そこからばさばさと、腕が鳥の翼になっている女性が入り込んできた
 部屋に入った瞬間、女性の腕は人間のそれに変わる

「報告書です、どうぞ」
「……あぁ」

 「セイレーン」の能力を解除した女は、先ほどまでの騒がしさとは打って変わって、酷く静かな様子で紙の束を男に渡した
 失礼致します、と一礼して、扉から部屋を後にしていく

「………」

 はらり、はらり
 一枚一枚、報告書を眺めていく男
 その顔に、憎悪が浮かぶ

「…化け物が、家族ごっこか?……化け物に、そんなものは不要だろうに。私の最高傑作に、無駄なことばかり教えて…」

 あれは、私の最高傑作だ
 いや、だった、と言うべきか
 あれは、随分とこちらの手を離れてしまった
 その間に、もう大分歪んでいるだろう

 今からでも、修正が効くか?
 ならば、手元に戻して、さっさと修正するべきだ
 もし、修正が効かないならば
 その時は

「…不要ならば、壊すまでだ」

 さて、どうしようか?
 まずは、修正が効くかどうか、確認しなければ
 そして、次はどうやって手元に戻すか、だ
 まぁ、そちらは良い
 あれに通用しそうな手段なら、ある

 壊すか直すか
 決めるのは私だ
 あれは、私の所有物だ
 どう扱おうが、問題などない

 あぁ、そうだ
 私の所有物を勝手に扱っていた連中は、殺してしまおう
 これ以上、余計なことをされては困る

 残酷に、男は笑う
 それにシンクロするように、尾なしの犬もニヤリ、笑った

to be … ?




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