「あれだ、これは悪い夢だ。夢なら覚めなければいけない。えぇと、こう言う時はどうするんだったかそうだ頬を抓って痛みで目覚めて」
『オイオイオイィィィィ、コノ期ニ及ンデマダ現実逃避カァ?ドウセ、テメェハ痛ミナンザ感ジネェンダカラ、目覚メル事ナンザネェンダヨォオオ!!イイ加減、認メチマエヨへたれぇええええええ!!!!』
『オイオイオイィィィィ、コノ期ニ及ンデマダ現実逃避カァ?ドウセ、テメェハ痛ミナンザ感ジネェンダカラ、目覚メル事ナンザネェンダヨォオオ!!イイ加減、認メチマエヨへたれぇええええええ!!!!』
軽く現実から逃避した山田に、山田の頭の上に実体化したデビ田が、けたけたと笑う
そんな様子に、むぅ、と良子が機嫌悪そうにデビ田に告げる
そんな様子に、むぅ、と良子が機嫌悪そうにデビ田に告げる
「はる君を虐めないで」
『----ッチ、ワカッタヨ』
『----ッチ、ワカッタヨ』
…軽く、恐怖心を抱いているせいだろうか
デビ田は良子の言葉に、あっさりと悪魔の囁きとしての仕事を放棄した
デビ田は良子の言葉に、あっさりと悪魔の囁きとしての仕事を放棄した
じ、と
やや警戒するようにデビ田を見つめていた占い師が、口を開く
やや警戒するようにデビ田を見つめていた占い師が、口を開く
「…俺に用があるというのは、お前か」
『アァ、ソウサァ。オレサマノ主様…ツッテモ、今カラオレサマ裏切リ行為ヲスル訳ダカラ、元主様ニナルガナ。ソイツラノ事ヲ話シテヤルヨ』
「主様、って…」
『ツマリハ、オレサマノ契約者ダナァ』
『アァ、ソウサァ。オレサマノ主様…ツッテモ、今カラオレサマ裏切リ行為ヲスル訳ダカラ、元主様ニナルガナ。ソイツラノ事ヲ話シテヤルヨ』
「主様、って…」
『ツマリハ、オレサマノ契約者ダナァ』
沙希の言葉に答えるデビ田
悪魔の囁きの、契約者
それは、つまり
悪魔の囁きの、契約者
それは、つまり
『今、コノ街ヲ騒ガセテイル、こーく・ろあ支配型ヲばら巻イテル、張本人トソノ部下ノ情報ダゼェ?欲シイダロォ?』
「…なるほど。確かに、それは重要な情報だな」
『ソウサァ!オレサマヲ消サナイデクレルナラ、オレサマガ知ッテル範囲デ、ミィンナ話シテヤルゼェ?ドウセ、オレサマハ見捨テラレテルシナァ?話シテモ問題ネェダロウシナァ』
「…見捨てられた?」
「…なるほど。確かに、それは重要な情報だな」
『ソウサァ!オレサマヲ消サナイデクレルナラ、オレサマガ知ッテル範囲デ、ミィンナ話シテヤルゼェ?ドウセ、オレサマハ見捨テラレテルシナァ?話シテモ問題ネェダロウシナァ』
「…見捨てられた?」
今度は、山田が疑問符を浮かべる
アァ、とデビ田は頷いた
アァ、とデビ田は頷いた
『てめぇトソコノどまぞヲ爆破シテキタ野郎ガイタダロォ?アイツモ、オレサマノ元主様ノ部下ノ一人ダヨ。確カ、「りあ充爆発シロ」ノ契約者ダ』
「…それで、爆発か」
「…それで、爆発か」
…あれ?
でも、俺ってリア充だったのか?
思わず、首をかしげる山田
その拍子に、山田の頭から落ちそうになったデビ田が、ずりずりと頭から落ちないよう、移動する
でも、俺ってリア充だったのか?
思わず、首をかしげる山田
その拍子に、山田の頭から落ちそうになったデビ田が、ずりずりと頭から落ちないよう、移動する
『元主様ニハ、他ニモ「せいれーん」の契約者ト「たこ妊娠」の契約者、「かいざー」の契約者、「つぁぼノ人食イ」ノ片割レ、だーくねす。ソレニ「ゆにこーん」ノ契約者ガイルハズダゼェ?』
「……多いな」
『マァ、元主様ガオレサマミタイナ悪魔ノ囁キヲタップリバラ撒イテルカラナァ?元主様ニ従ッテナイ奴デモ、暴レテル奴ガイルカモナァ?』
「……多いな」
『マァ、元主様ガオレサマミタイナ悪魔ノ囁キヲタップリバラ撒イテルカラナァ?元主様ニ従ッテナイ奴デモ、暴レテル奴ガイルカモナァ?』
そこまでは把握できねぇ、と答えるデビ田
自分のような悪魔の囁きの卵がどの程度孵っているのか、そこまでは認識できないようだ
自分のような悪魔の囁きの卵がどの程度孵っているのか、そこまでは認識できないようだ
『アァ、ソレト、元主様ハ、多重契約者ダゼェ?他ニ、くーるとーッテ都市伝説ト、モウ一ツ別ノ都市伝説ト契約シテル。ブッチャケ、器ぎりぎりダナ。飲ミ込マレテネェノガ不思議ナクライダ』
「あともう一つって、何なんですか?」
「あともう一つって、何なんですか?」
首を傾げたマゾに、デビ田は
『知ラネェ』
と、あっさり、シンプルに答えた
「…知らない?お前の契約者なんだろ?」
『知ラネェモンハ知ラネェンダヨ。オレサマノ本能ガ、ソレニハ関ワルナって言ッテキテンダ』
『知ラネェモンハ知ラネェンダヨ。オレサマノ本能ガ、ソレニハ関ワルナって言ッテキテンダ』
不機嫌そうに尻尾を揺らしながら、占い師に答えたデビ田
本能レベルで関わる事を拒絶するような、都市伝説
…それは、一体どんな都市伝説だと言うのだ?
…それは、一体どんな都市伝説だと言うのだ?
それは、よほど恐ろしい存在なのか
それとも、よほど強大すぎる存在なのか
……それとも、単に悪魔の囁きとの相性が悪い存在なのか
それとも、よほど強大すぎる存在なのか
……それとも、単に悪魔の囁きとの相性が悪い存在なのか
「…それで。その、契約者の名前は」
『アァ、名前ナ』
『アァ、名前ナ』
核心の、それを
デビ田は、ゆっくりと話す
デビ田は、ゆっくりと話す
『…朝比奈 秀雄。支配欲ト権力欲ニトリ憑カレタ、大馬鹿野郎ダヨ』
to be … ?