その日
「組織」本部で書類事務をしていた黒服Cは、同僚からの情報提供を求める電話を受けていた
「組織」本部で書類事務をしていた黒服Cは、同僚からの情報提供を求める電話を受けていた
「はい、S-No.560ですね?…教えて欲しい事、ですか?」
『あぁ。今の学校町の状況について。出来る限り、詳しく』
「学校町の?……もしかして、今、学校町にいるんですか?」
『あぁ。今の学校町の状況について。出来る限り、詳しく』
「学校町の?……もしかして、今、学校町にいるんですか?」
ぷるんっ、と
某セクハラ黒服の見立てによればEカップのその胸を揺らし、Cは首をかしげる
某セクハラ黒服の見立てによればEカップのその胸を揺らし、Cは首をかしげる
『あぁ、そうだ』
「……今、学校町は、悪魔の囁きが起こしている騒動の関係で、危険ですよ。早く抜けた方がいいと思います」
『どう危険なのか、出来れば具体的に教えて欲しい』
「えぇと…そうですね」
「……今、学校町は、悪魔の囁きが起こしている騒動の関係で、危険ですよ。早く抜けた方がいいと思います」
『どう危険なのか、出来れば具体的に教えて欲しい』
「えぇと…そうですね」
なるべく具体的に、そして正確に、Cは情報を伝えていく
悪魔の囁きを含め、三重契約を結んでいる都市伝説契約者が存在し、それが、悪魔の囁きを街中にばら撒く事で悪意を広めている事
その悪魔の囁き契約者は、多重契約している他の都市伝説の影響で、酷く戦闘力が高い事
同じく、その契約者が多重契約しているクールトーの能力で、犬が襲い掛かってくる可能性
悪魔の囁き契約者の部下には「セイレーン」「タコ妊娠」「カイザー」「ツァボの人食い」の片割れが少なくとも存在している事
部下…と言うか、ほとんど使い捨ての駒状態だが、コーク・ロア支配型で操られている人達が大勢いる事…
悪魔の囁きを含め、三重契約を結んでいる都市伝説契約者が存在し、それが、悪魔の囁きを街中にばら撒く事で悪意を広めている事
その悪魔の囁き契約者は、多重契約している他の都市伝説の影響で、酷く戦闘力が高い事
同じく、その契約者が多重契約しているクールトーの能力で、犬が襲い掛かってくる可能性
悪魔の囁き契約者の部下には「セイレーン」「タコ妊娠」「カイザー」「ツァボの人食い」の片割れが少なくとも存在している事
部下…と言うか、ほとんど使い捨ての駒状態だが、コーク・ロア支配型で操られている人達が大勢いる事…
「悪魔の囁きは、いつ、どこで卵を植え付けられるかまったく予想がつきませんから、どうかお気をつけて」
『一応、駆除剤は摂取したんだが』
「あれ、予防薬として摂取した場合、摂取から24時間しか効果が続かないそうですから、どちらにせよ急いだ方がいいかと」
『そうか……それにしても、厄介だな』
『一応、駆除剤は摂取したんだが』
「あれ、予防薬として摂取した場合、摂取から24時間しか効果が続かないそうですから、どちらにせよ急いだ方がいいかと」
『そうか……それにしても、厄介だな』
受話器の向こう側で、S-No.560がため息をついたのがわかって、Cは苦笑する
気持ちは、よくわかる
学校町は本当に、都市伝説関連のトラブルが起きすぎる
気持ちは、よくわかる
学校町は本当に、都市伝説関連のトラブルが起きすぎる
「あ、あの、学校町を出るまでの間、護衛をつけましょうか?あなたも、あなたが担当なさっている契約者の方も、戦闘は苦手ですよね?」
『いいのか?今、学校町担当の黒服や契約者は忙しいはずじゃ?』
「私が担当している契約者は、今、特に任務を請け負っていませんし。大丈夫ですよ』
『いいのか?今、学校町担当の黒服や契約者は忙しいはずじゃ?』
「私が担当している契約者は、今、特に任務を請け負っていませんし。大丈夫ですよ』
Cの申し出に、S-No.560は一瞬、悩んだようだったが
さほど間をおかず、答えてくる
さほど間をおかず、答えてくる
『…相手次第だな。まずは、会って見ないとわからない』
「わかりました。担当契約者をそちらに向かわせますね。今、どちらに?」
「わかりました。担当契約者をそちらに向かわせますね。今、どちらに?」
S-No.560が、今いる位置を聞き出し
そこからあまり動かないよう次げて……Cは、己の担当契約者に、連絡をとる事にした
そこからあまり動かないよう次げて……Cは、己の担当契約者に、連絡をとる事にした
「はいよ………ん?仕事?……………はぁ!?俺が護衛!?」
その日
モンスの天使契約者、門条 天地は、担当黒服から告げられた言葉に耳を疑った
…自分が、護衛?
はっきり言おう
向いていない
モンスの天使契約者、門条 天地は、担当黒服から告げられた言葉に耳を疑った
…自分が、護衛?
はっきり言おう
向いていない
『確定じゃないですよ?あちらは、相手を見てから決めるって言ってたから…』
「……そりゃ、俺が護衛に相応しいかどうか見極める、って事かよ」
「……そりゃ、俺が護衛に相応しいかどうか見極める、って事かよ」
………っふ
面白い
ならば、認めさせてやろうではないか!!
天地の中の負けず嫌い精神が動き出す!!
面白い
ならば、認めさせてやろうではないか!!
天地の中の負けず嫌い精神が動き出す!!
「…直希誘って映画行くつもりだったが……まぁ、いいや。それはまた今度だ」
自分は、「組織」に所属しているのだから
まずは、仕事優先だ
携帯の通話を切ると、天地は指定された場所へと向かう事にしたのだった
まずは、仕事優先だ
携帯の通話を切ると、天地は指定された場所へと向かう事にしたのだった
to be … ?