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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ドクター-58

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ドクター58


「とりあえず、目立たない時間に目立たない格好で改めて調査するか……動きやすい服、調達しないとな」
犬メイドなどと呼称されている現状、何故か用意されている衣類はどれもこれもメイド服かその亜種ばかり
普通の服も買ってみたりはするものの、女物の服の組み合わせなど考えた事も無かったため、いまいちしっくりとこないのだ
「ま、作業着ならぶっちゃけ目立たない動きやすいだけでいいしな、帰りに買ってくか……つーかこの格好でうろついて不審がられないこの町ってホントすげぇわ」
そんな犬メイドの様子を、離れた場所から伺う女黒服の姿
彼女はその視線を介して、結界の中に引き篭もる中華黒服達への情報中継を行っているのだ

―――

「どうする、また面倒な輩が嗅ぎ回っているぞ」
「呂布めの拾い物だ。黒服のような『そのもの』ではない、人間のままの契約者だ」
「どちらにせよ探られるのは居心地が悪い」
「捕らえるか」
「消すか」
「どちらにせよ呂布に悟られると面倒だ」
「彼奴め、勘だけは恐ろしく良いからな」
「結界に気付かれなければ放置しても問題あるまい」
「『悪魔の囁き』の主めが跋扈しているうちは、大人しくしていると決めたばかり」
「巻き込まれてはたまったものではない」
「泳がせておけばよい、どうせ我らの元へは辿り着けぬ」
「この一騒動が落ち着いても我らの周りを嗅ぎ回るようであれば」
「その時には捕らえ黙らせれば良い」
「呂布めは暴れれば目立つ、監視はこの女に絞っておく方が無難であろう」
「どうせ無頼を気取っていても、あやつめは我らを裏切れまい」
学校町を映し出していた水鏡が、その映像を消して透明な水面を取り戻す
その底には一人の女性が脈動する何かに包まれるような姿で沈んでいた

―――

背中を貫く凄まじい怖気に、犬メイドの尻尾の毛が思わず逆立つ
「今、なんかすげぇヤバい気がしたんだが……やべぇな、相手に感付かれたか」
どこかへっぽこな印象が目立つ彼女も、曲がりなりにも国家のお抱え諜報員である
「相手の正体も掴めないうちにコレか……どうすんだ俺、死亡フラグ立てちまったか、マジで」
ぺたりと寝た耳を更に伏せ、げんなりしながら物資調達のためににバイクを走らせていた


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