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連載 - 悪意が嘲う・ゴースト-07

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だれでも歓迎! 編集
 我輩は百獣の王の息子である
 名前はまだない

 はて、何故であろうか
 時折、やけに血が騒ぐ
 己の中の百獣の王の血が、酷く騒ぐ事があるのだ

 本能に従えと、叫ぶかのように
 我輩の中の百獣の王の血が、そう騒ぎ立てるのだ

 しかしである
 我輩、百獣の王の息子として、常にそれに相応しき行動をとっているつもりである
 我輩はまだ子供故、群れを率いるには叶わず
 よって、この群れの中で生きるが、今の我輩の生き延びる手段なり
 あの雄は、群れのリーダーとして時折頼りなさも感じなくもないのだが、それでも、群れの頂点である事に変わりなし
 我輩は群れの一員として、あの雄に従うだけである

 だが、何故だ
 何故、今宵はこんなにも血が騒ぐのだ?


 まるで、どこかに置き去りにした半身が
 酷く興奮しているかのように、全身の血が騒ぐのだ


「…どうしたの?ずっと月を見上げて」

 …ぎゃしゃー
 良子の問いかけに、子ライオンはただ月を見上げて鳴き声をあげるのだった




fin?




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