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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 首なしライダー-04

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首なしライダーズと…戦うって……俺が?」
「はい」
「あの集団と?」
「勿論、嫌なんですか?」

…いきなり戦えって言われても
「そもそも、なんで俺なの?」
そう言った瞬間、信号が青色に変わり、俺はバイクを発進させた。

「貴方が弱いからです」
俺の後ろから口裂け女の声がした。
口裂け女は俺におかまいなしにどんどん話を続ける

「貴方は都市伝説の戦い方をまだ知らない……まぁ、早い話が初心者ですね」
「初心者がのんびりと自分の首を探せるほど、この街は平和じゃありません」
「それに、貴方は朝野さんと契約しましたよね?」
「戦い方すら知らない貴方が本当に他の都市伝説から朝野さんを護れると思ってるんですか?」


…成程、とりあえずこのままだと朝野さんも危ないという事は理解した。

俺は決心した。
「…出来るかどうか解らないが…喧嘩みたいな事だろ?」

俺は真っ直ぐ進むはずの交差点を左に曲り

「ちょっと準備するから、その間にちゃんと戦い方教えてくれよ?」
戦いの準備のため、俺の家があるマンションへ向かった

とあるアパートの俺の部屋

 殺風景な俺の部屋に着くなり、俺はお目当ての物を探す

 「私が知っている限りの首なしライダーの能力は、バイクと…ワイヤーを操れる能力です」
 「バイクはなんとなく解る、公園で人面犬に襲われた時バイクに助けられたからな…でもワイヤーって?」
 「ワイヤーを張って人間の首を刎ねたりするらしいですよ?」
 「マジか、グロテスクすぎるな…あ、いや丁度いいな」

 俺の部屋のベッドに腰掛けたままくつろいでいる口裂け女をよそに、俺はお目当ての物を押入れから引っ張り出した。

 「何ですか?その袋に入った長い棒は?」

 俺が押入れから引っ張り出したのは約2mよりも少し長いくらいの細長い物体

 「俺が使える唯一の武器といえばこれぐらいなんだけど」

 袋からソレを出し、久々に握ってみる

 「だから何なんですかそれ?薙刀ですか?」
 「弓だよ弓、お前は弓道を見た事がないのか?」

 唯一武器になるものといえばこのくらいなんだが、一つ問題がある
 「矢、ないんだけどね」

 「致命的ですね、他には何かないんですか?」
 口裂け女は俺の事そっちのけで漫画を読んでいた。

 「他には…ない」

 普通の人間として平和に暮らしていた俺の部屋にゴロゴロと武器が転がっていたら完全に危ない人として認識されるだろうが

 「何でもいいんですよ、角材とかバットとか木刀とか…」

 不良の殴りこみですか?…ん?不良…

 「そういえば、こんな物はあるけど」

 俺が取り出したのは真っ黒な靴
 「それは…まさかワークシューズですか?」

ワークシューズ
靴の爪先部分にスチールプロテクターが入っている靴
コレを履いて本気で蹴ると色々とやばいよ(友人談)
(一体何がやばいのかは不明)

 「へぇ…道理で硬いわけだ…」

 コンコンと靴の爪先部分を叩いてみると確かに硬い

 「それで大丈夫ですね」
 「いいのか?これだけで」

 バイクとワークシューズとワイヤーだけで戦いって出来るのだろうか?

 「後は貴方に任せます…さあ、行きますか」

 俺と口裂け女は首なしライダーズと戦うため家を後にし、真夜中の街にバイクで飛び出した。

 都合よく真っ直ぐな道路を首なしライダーズが獲物を探しながらバイクで走っている

 首なしライダーズが狙うのは人間の首

 「いました、首なしライダイダーズです」
 そんな集団に後ろから迫る一台の青いバイク

 「見えてる」

 口裂け女の声に答えながら俺はバイクのスピードを徐々に上げていく

 「私は貴方が危なくなった時にだけ手助けをしますからね?」
 「了解」
「…では、気をつけてください」

 口裂け女は走行中のバイクから飛び降り、暗闇の中に姿を消した……俺はミラーでそれを確認すると

 一気にスピードを上げて首なしライダーズの集団に後ろから突っ込んだ。



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