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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 首なしライダー-05

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「ダレダキサマ!!」

 黒いライダースーツに身を包んだ首なしライダーが俺に向かって叫ぶ
 その声はまるで機械のようだ。

「俺は…単なる都市伝説だよ……首なしライダーって言う名前のな!」

 俺は叫びながらバイクのスピードを一気に上げて首なしライダーズを追い越した。

 それに気付いて後ろから追いかけてくる首なし集団
 そう、それでいい
 俺はミラーで確認すると、あえてバイクを停め、さらにバイクから降りた。

 あっという間に追いつかれ、俺の周りを首なしライダーズが取り囲む
 俺は落ち着くため相手が何人いるか数えてみる…相手は6人か
 こっちは危なくなったら口裂け女が助けてくれるはずだが、それまでは俺だけでやらなければいけない

「コロセ!!」
 先程の機械のような声を発する首なしライダーが他の首なしライダーに命令する

 いつの間にか俺を囲んでいた首なしライダーズの手には様々な武器が握られていた。
鉄製バット、木刀、鉄パイプ、ナイフ、日本刀×2

 どう見ても、武器がない俺のほうが不利だと思う。
 しかし俺は覚悟を決めて首なしライダーズに向かって走り出した。

「さて…あの集団相手にどう戦いますかね…」

 口裂け女は一人、ビルの屋上から下の道でおこなわれている戦闘を眺めている
 6人もの相手に対し1人ではさすがに不利だと思っていた口裂け女だったが

 眼下には朝野と契約した首なしライダーと共に、相手に突撃する大きな影

 さっきまで彼が乗っていたバイクがひとりでに動き出し、首なしライダーズを襲っていた。

「成る程…そういう使い方もアリですね…ですが、いつまで持ちますかね…」

 チャ~チャララ~チャ~チャ~

 そんな中のんびりと観戦していた口裂け女の携帯電話が鳴り響く
ピッ

「もしもし…どうかしましたか?」
「…大変な事になったみたいだ…」

電話から聞こえるのは男の声

「クチサケ、今すぐそこから逃げろ!夢の国が来るぞ!」
「え…なんで夢の国が?!」


 首なしライダーは、そんな事も知らずに戦いを続けている

 俺の蹴りが木刀ごと相手を吹っ飛ばす

 俺のバイクがナイフを持った首なしライダーを轢き殺す

体が軽い
力が漲る
衝動に駆られる
蹴る!蹴る!蹴る!

俺は鉄パイプを持った首なしライダーに一気に接近すると

グシャリ

相手の股間を下から思い切り蹴り上げる。
何かが潰れる音が聞こえた気がした。

 仰向けに倒れて消える首なしライダー
「後…二人か」

俺は片っ端から首なしライダーズを*しまくっていた。
こいつら……ぶっちゃけ弱すぎる

 戦闘が始まった瞬間、俺はバイクにある事を念じたのだ。

[相手に向かって突撃して、轢き殺せ]と

 結果、俺のバイクは独りでに動き出し、相手の首なしライダーを片っ端から襲い出した。

 そして、数分後
残ったのは日本刀を持った二人の首なしライダーズ
いや、首なしライダーコンビの方がいいかもしれない

「キサマ…ヨクモナカマヲ…!」
二人の首なしライダーは同時に俺に向かって突っ込んで来る

さすがにこれはまずい。

振り下ろされる日本刀

飛び散る血

片方の日本刀はなんとか避けられたものの
もう片方の日本刀はさすがに避けられない

左腕に激痛が走った

 俺は左腕を押さえながら離れた場所にある俺のバイクに

[後ろからあの首なしライダーに突撃しろ]
と念じたのだが

バイクはなぜか動かない


本日二度目の絶対絶命


「あぁ、そろそろピンチかも」
俺はぼそっと呟く


「…ここまでやれるなら上出来ですね」

俺が呟いた瞬間
口裂け女が俺後ろから突然現れた。

「貴方ならもう少し戦えると思ってましたが……少々緊急事態ですので」
「緊急事態?何が?」

 俺が聞き返す時に口裂け女の姿は隣にない

いつの間にか口裂け女は日本刀を持った片方の首なしライダーの前にまで移動しており
「こんにちは」
という声と同時に
口裂け女は相手の首なしライダーの胸に深々とナイフを突き刺す

「そして……さようなら」

 口裂け女は敵の首なしライダーの胸に刺さったナイフを引き抜く。

早い、そして恐ろしい、恐ろしすぎる

 ナイフで刺された首なしライダーはあっという間に消滅した。

「キサマルァ…ヨクモ…」

残ったのは最早一人になった哀れな首なしライダーズの一人


「あなたでは私たちに勝つことは出来ませんよ?」

「……クソッ」

最後に残った首なしライダーズの一人は
バイクにまたがると直ぐに逃げ出した。

「さて、私たちも逃げますよ」
「夢の国は強すぎます」


そもそも、夢の国って何だ?

「夢の国とは……あれですデ○ズ〇〇はさすがに知ってますよね?」
「知ってる」
「あれが都市伝説になったんですよ」
「……へー」

いまいち凄さと危険さが解らない
「どんな都市伝説なんだ?」
「それが……詳しい事までは…」「…そうか…まぁ、とにかくここから離れるか」

俺と口裂け女の周辺には首なしライダーズが残した武器が残っている
今後、必要になるかもしれないので武器は貰っておこう

ナイフ、バット…は貰って…鉄パイプ……は…いらないな、これだけは置いていこう
そしてこの日本刀…

「持っていきなさい、あって困る物じゃないですし」

口裂け女はそう言いながら若干怯えるように周りに注意している

俺は日本刀を近くに落ちていた鞘に収め、乗ってきた自分のバイクに近付いた。
勝手にかかるバイクのエンジン

「まぁとにかく…乗って口裂け…さっさと逃げるよ」

俺は口裂け女がバイクに乗った事を確認すると、そのままバイクを発進させてその場を後にした。

どこからか
パレードの音楽が聞こえた気がした。

終わり?


※首なしライダーズのリーダーが学校町を逃走中です

真っ黒なヘルメットとバイク
言葉は機械音のよう
装備は日本刀

煮るなり焼くなり掘るなり好きにしてください




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