「……そうかい、あの馬鹿亭主の居場所、わかったんだね」
かつん、かつん、とヒールを鳴らし、朝比奈 マドカは人気のない繁華街を歩いていた
……この時間帯、繁華街に人気がない、など「あえりえない」
よって、何らかの都市伝説の効果が働いているのだろう
……この時間帯、繁華街に人気がない、など「あえりえない」
よって、何らかの都市伝説の効果が働いているのだろう
…と、もしくは
今、マドカに向かってきているような、だらだらと涎を流し、牙をむき出して襲い掛かってくる犬達や
麻薬中毒の症状を見せながら、雄叫びをあげて突進してくる者達が、出没しているような状況だ
一般人は、皆逃げ出したのかもしれない
麻薬中毒の症状を見せながら、雄叫びをあげて突進してくる者達が、出没しているような状況だ
一般人は、皆逃げ出したのかもしれない
そう考えながら、マドカは連絡を寄越してきた青年と、携帯で話をしながら……つい、と軽く腕をふった
直後、周囲は強い光に包み込まれて
次の瞬間……犬も、襲い掛かってきた者達も、皆、体の一部を地面や周囲の壁に埋め込まれ、身動きが取れなくなっていた
次の瞬間……犬も、襲い掛かってきた者達も、皆、体の一部を地面や周囲の壁に埋め込まれ、身動きが取れなくなっていた
「あぁ?いや、なんでもないさね。正当防衛だし」
悲鳴が向こうにも聞えたようで、何かあったのかと聞かれたが、マドカはそう返す
かつん、かつん、と
平然と、埋め込んだ者達の横を通り過ぎていく
かつん、かつん、と
平然と、埋め込んだ者達の横を通り過ぎていく
「ありがとうね、教えてくれて…………これで、あの馬鹿亭主、ぶん殴りにいけるよ」
そう言って、通話を切るマドカ
ふぅ……と、自分を落ち着けるように、深呼吸する
ふぅ……と、自分を落ち着けるように、深呼吸する
今、学校街のあちこちで起きている、この状況
……恐らく、朝比奈 秀雄が原因なのであろう、とマドカは考える
遠くから、時折爆発音すら聞えてきており、あちらこちらで激しい戦いが行われているのだろう
……恐らく、朝比奈 秀雄が原因なのであろう、とマドカは考える
遠くから、時折爆発音すら聞えてきており、あちらこちらで激しい戦いが行われているのだろう
だが、その全ては
恐らくは、朝比奈 秀雄一人を倒せば……一気に、終結に向かうはずだ
恐らくは、朝比奈 秀雄一人を倒せば……一気に、終結に向かうはずだ
「…だったら、さっさとあの馬鹿亭主をはたき倒すべきだよねぇ?」
そう呟き、うん、とマドカは納得して
山田という青年から連絡を受けた……その、元亭主が潜んでいるという、雑居ビルに向かって
一人、歩き出したのだった
山田という青年から連絡を受けた……その、元亭主が潜んでいるという、雑居ビルに向かって
一人、歩き出したのだった
to be … ?