…覚えている
あの男と、遭遇した時の事を
あの男と、遭遇した時の事を
『いいですか?派手な行動は慎むように。一応、報告は控えておきますが…派手に行動すると、組織に見付かる危険性があります。自衛するな、とは言いません。しかし、積極的に、他の都市伝説と戦う事は控えるように』
そう、自分に言い含めてきた黒服の男
…はじめて、だったのだ
誰かに心配されるなど、生まれて初めてだった
…だから、忘れなかった
私の事など忘れなさい、という黒服の言葉など意味をなさず
ずっと、あの男の事を覚えていた
…はじめて、だったのだ
誰かに心配されるなど、生まれて初めてだった
…だから、忘れなかった
私の事など忘れなさい、という黒服の言葉など意味をなさず
ずっと、あの男の事を覚えていた
…あの時、自分はまだ小学生だった
あの男にとって、自分は保護すべき対象としか見られていなかった
あの黒服は、随分と未成年に甘いから
あの男にとって、自分は保護すべき対象としか見られていなかった
あの黒服は、随分と未成年に甘いから
…しかし
今は、もう自分は未成年ではない
あの黒服の保護対象ではない
護られるべき対象ではない
今は、もう自分は未成年ではない
あの黒服の保護対象ではない
護られるべき対象ではない
自分は、首塚を中心とした組織に入った
あの黒服を縛り付けている組織と、敵対している組織
だから、その下に入った
あの組織と違い、規則が緩いと言うのも理由の一つではある
しかし、決定的だったのは、やはり、あの組織と敵対している、と言う理由からだった
あの黒服を縛り付けている組織と、敵対している組織
だから、その下に入った
あの組織と違い、規則が緩いと言うのも理由の一つではある
しかし、決定的だったのは、やはり、あの組織と敵対している、と言う理由からだった
自分は元・人間だと、あの黒服は言っていた
…だから、きっと
あの組織を倒せば、あの黒服は開放されるのだ
…だから、きっと
あの組織を倒せば、あの黒服は開放されるのだ
「…待ってろよ。必ず、こっちのものにしてやる」
ぼそり、青年は呟く
全ては、おのれの目的の為に
そのためならば、伝説的な都市伝説であろうと、利用してやろう
そんな野望を、胸に……
全ては、おのれの目的の為に
そのためならば、伝説的な都市伝説であろうと、利用してやろう
そんな野望を、胸に……
「…あいつ、何をボソボソと言ってるんだ?」
「見るな。目を合わせるな。あいつの口走る言葉を聞くな。悪い影響しかない」
「見るな。目を合わせるな。あいつの口走る言葉を聞くな。悪い影響しかない」
…小学生くらいの中性的な外見の子供と、中年の男性が、青年から距離をとる
青年は、気付いていない
己の言動及び行動が、ありとあらゆる方面に誤解を与えまくっている事を
それが原因で、ちょっぴり組織内村八分にあっている事にも
青年は、カケラも気付いちゃいないのだった
己の言動及び行動が、ありとあらゆる方面に誤解を与えまくっている事を
それが原因で、ちょっぴり組織内村八分にあっている事にも
青年は、カケラも気付いちゃいないのだった
終わってしまえい