…それは
天地が、直希との電話を終えた、その直後
天地の携帯に、別の人物からの通話が入った
それが誰なのかを理解し、天地は表情を明るくする
天地が、直希との電話を終えた、その直後
天地の携帯に、別の人物からの通話が入った
それが誰なのかを理解し、天地は表情を明るくする
「先生?どうしました?」
『天地、謹慎を食らったそうだが』
「う……は、はい」
『天地、謹慎を食らったそうだが』
「う……は、はい」
…その相手からかけられた言葉に、肩を落とす天地
……呆れられてしまうだろうか
そう、考えたのだが
……呆れられてしまうだろうか
そう、考えたのだが
『それは、都合がいい。少し、お前に話したい事があってな。今からそちらに向かう』
「え、あ、でも、いいんですか?」
『私がお前に用があるのだ。誰にも文句は言わせん』
「え、あ、でも、いいんですか?」
『私がお前に用があるのだ。誰にも文句は言わせん』
…久しぶりにあの人に会う事ができる
天地は、それが嬉しくてたまらない
マッドガッサーの騒動以降、担当の黒服が穏健派の黒服に変わり、あの人と会う機会が、めっきり減ってしまっていたのだ
父親のように慕うその人と久しぶりに会えるのなら、謹慎処分も捨てたものではないのかもしれない
天地は、それが嬉しくてたまらない
マッドガッサーの騒動以降、担当の黒服が穏健派の黒服に変わり、あの人と会う機会が、めっきり減ってしまっていたのだ
父親のように慕うその人と久しぶりに会えるのなら、謹慎処分も捨てたものではないのかもしれない
『……天地』
「何です?」
『お前は。私を信じるか?』
「何です?」
『お前は。私を信じるか?』
……かけられた、その言葉に
天地は迷わず答える
天地は迷わず答える
「当たり前ですよ。俺は、あなたを信じています!」
『そうか、ありがとう』
『そうか、ありがとう』
何故、突然、そんな事を聞かれたのか
天地は、それを考えない
電話の向こう側の相手を、天地は無条件で信じているのだ
天地は、それを考えない
電話の向こう側の相手を、天地は無条件で信じているのだ
『これから、そちらに向かう。構わないな?』
「はいっ!」
「はいっ!」
元気に答えた天地
電話の向こうの声が、小さく笑う
電話の向こうの声が、小さく笑う
その、笑いに
邪悪な意思が含まれている事に、天地は気づかない
邪悪な意思が含まれている事に、天地は気づかない
電話の向こう側の相手に、己はただ、利用されているだけの事実を
天地は、いまだ、気づかない
天地は、いまだ、気づかない
to be … ?