「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - Tさん-12

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
「皆、この町を≪夢の国≫にしよう」
 彼女は言う。
「でも邪魔がいっぱいいるね」
 彼女は嘆く。
「掃除も、≪夢の国≫の中ではまるで1つのショーであるかのように行われないと、ね」
 彼女は煽動する。
「行こう? 王様が目覚めるよ」
 私も町を確認しなくちゃ。と彼女は呟き、

 ≪夢の国≫が学校町を取り込み始めた。

 秋祭り二日目、午後一時少し過ぎ、突然、という言葉の通りに唐突に、学校町に異変が発生した。
 それは祭り、という場においてはささいな異変であった。それはまるで町の全てが祭りに浮かれでもしたかのような、そんな不思議な、どこか夢の中にいるような雰囲気の変化であり、町のそこかしこから感じる誰かに見られるような気配も、賑やかな気配も、やはり祭りの雰囲気にまぎれて多くの者は気付くことはなかった。
 しかし、その気付きにくいが、確かに町を侵食する気配に気付く者たちがいた。



            ●

 彼は≪夢の国≫のパレードから離れ、路地裏に入っていた。≪夢の国の黒服≫として、パレードが入れない狭い路地にいる人々を夢の国に招くため、そしてそれを邪魔する者たちを排除するためだ。
 今、彼の目の前には祭りの本会場に行こうとしている親子の姿があった。
「……」
 彼は二人まとめて夢の国に迎え入れようと、その異常に長い両手の本性を顕し――
 肩を叩かれた。
「?」
 振り返るとそこには、
「すまんね」
 一人の青ね――
「破ぁ!!」
 瞬間、彼の視界いっぱいに光が広がった。


            ●


 気合いの声と共に放たれた白光によって≪夢の国の黒服≫は消滅した。
 それを見て多少驚いたように彼は言う。
「消えるのか」
 その場の確認を契約者と共にしていると携帯が鳴った。
 彼は通話ボタンを押すといきなり本題に入る。
「大元か契約者の位置は分かる?」
 問われた通話相手の黒服も心得たものだ。
『いえ、ただ組織が見つけ次第私に連絡が入るようになっています』
 そうか、
 彼はしばし黙考した後、
「では、合流しよう」
『はい』
 そう言った後、黒服からの電話は切れた。
 男は空を見上げて深呼吸を一つ、
「さあ、国落としだ」
 歪んだ≪夢の国≫に食われないでくれよ、学校町の者たちよ。
 そう思い、彼は契約者たちを伴い、≪夢の国≫の侵食を受けつつある学校町を走り出した。




 裏の舞台にてパレードが始まる。それでも秋祭りは表向き滞りなく進む――――進まなければならない。







  ――waening!――warning!――
≪夢の国≫が学校町に侵攻を開始しました。
侵攻にあたって、
  • ミッ○ー(首なし)は契約者と共にいます。
  • マスコットは住人とパレードを率いて学校町各所にて行進中(主に黒服と邪魔者狙い)
  • ≪夢の国の黒服≫は個々人で行動、路地裏などで学校町の人々を狙う。
  • ≪夢の国≫は基本的に人避けの電波の活用を使用して迫っているため一般人にはその場にいるだけなら認知されづらい状況です。
 この状態で≪夢の国≫に取り込まれた場合、気がついたら≪夢の国≫にいた……。状態になります。
 パレード程の規模で暴れられると一般人にも普通に認知される恐れもあります。気をつけましょう。
  • 墓地、結界等への避難誘導は祭りに参加している人々の多さからして難しいものと思ってください。
  • 町全体にパレードは出現します。が、北の神社には本会場ということもあり、相当数の住人がお邪魔いたします。

  • ネットに広がっている≪夢の国≫に関する噂は現在効果を発揮しません。
  • 墓場等の結界は現在有効です。

※住人、及びマスコット共に不死性がありますが、展開範囲が広いためかマスコットキャラで強力な再生レベル、住人も再生能力有りですが粉々にされたり燃えカスになったりすると消滅します。
 が、常に住人は補充されますのでお気を付けください。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー