「…ほぅ、八尺、とな?」
目の前に現れた、白いワンピースを纏った長身の女性
名乗ったその名前に、将門は面白いものでも見るように、笑みを浮かべた
名乗ったその名前に、将門は面白いものでも見るように、笑みを浮かべた
「うー!僕知ってるー!八尺様、祟り神ー!うーうー!」
「っぽ、ぽぽ……よく知っておるの」
「うー!僕、褒められたー!」
「っぽ、ぽぽ……よく知っておるの」
「うー!僕、褒められたー!」
うーうー
八尺様に褒められ、将門の傍らにいた少年、幸太が無邪気に笑う
そんな幸太の頭を、将門はわしわしと撫でてやった
うーうーうー、と幸太はご機嫌だ
八尺様に褒められ、将門の傍らにいた少年、幸太が無邪気に笑う
そんな幸太の頭を、将門はわしわしと撫でてやった
うーうーうー、と幸太はご機嫌だ
「…なるほど、我らと同じ、祟り神か」
…将門は、日本に存在する祟り神達と、それなりの付き合いがある
年に何度か、祟り神が集まっての話し合いや近況報告…………と、言う名目の飲み会があるからだ
いや、主催している道真は本当に話し合いや近況報告だけをやりたいのかもしれないが、何分、集まる祟り神は一癖も二癖もある者が多いのだから、仕方ある舞
……とまれ
そのような付き合いがあるのだから、日本に存在する祟り神の事は、大体知っている
顔をあわせる機会こそなけれども、情報が入ってくるのだ
八尺様の事も、詳しくは聞いていないが、ある程度は知っている
年に何度か、祟り神が集まっての話し合いや近況報告…………と、言う名目の飲み会があるからだ
いや、主催している道真は本当に話し合いや近況報告だけをやりたいのかもしれないが、何分、集まる祟り神は一癖も二癖もある者が多いのだから、仕方ある舞
……とまれ
そのような付き合いがあるのだから、日本に存在する祟り神の事は、大体知っている
顔をあわせる機会こそなけれども、情報が入ってくるのだ
八尺様の事も、詳しくは聞いていないが、ある程度は知っている
「どこぞの村に封印されていたと聞いていたが……なるほど、流石は学校町。そのような存在すらも引き寄せるか」
「笑い事ではないでしょう」
「笑い事ではないでしょう」
楽しげな将門の様子に、深々とため息をつく盟主
…ちなみに、何故、小言を言った後も、盟主が将門の傍にいるか?
単純なことである
将門が、盟主でも飲食できる儀式済の飲食物を持ってきていたからだ
それが狙いで、ここに留まっているだけのことである
…ちなみに、何故、小言を言った後も、盟主が将門の傍にいるか?
単純なことである
将門が、盟主でも飲食できる儀式済の飲食物を持ってきていたからだ
それが狙いで、ここに留まっているだけのことである
「…楽にするが良い。お前の言う通り、我は将門。「首塚」に祭られし祟り神である」
ちゃぷり
杯の酒を揺らし、将門は楽しげに、楽しげに、笑う
杯の酒を揺らし、将門は楽しげに、楽しげに、笑う
「「首塚」に害なす者でなければ、敵対するつもりはない」
つ、と
そのまま、杯を八尺様に、差し出した
そのまま、杯を八尺様に、差し出した
「我らに敵意がないならば、その存在、歓迎しよう」
「かんげーしよー!うー!」
「かんげーしよー!うー!」
将門の言葉を繰り返し、幸太も笑う
す、と、幸太は将門の真似をして、コアラのお菓子を差し出した
す、と、幸太は将門の真似をして、コアラのお菓子を差し出した
「これは…?」
「幸せ、お裾分けー!うーうー!」
「幸せ、お裾分けー!うーうー!」
首を傾げた、八尺様に
幸太はただ、無邪気に笑って見せたのだった
幸太はただ、無邪気に笑って見せたのだった
続くかどうかはわからない