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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 不良教師と骨と模型-e

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 学園祭の準備期間
 校舎内は、どこも慌ただしい
 …生徒の催し物に、やたらめったら賞が用意されているせいか、生徒達の気合が毎年凄い
 こうして、生徒達の競争心と向上心は養われていくのだろうか
 荒神は、校舎内の慌ただしい様子を、どこか他人事のように眺めながらそう考える
 一応、彼もクラス担任を任せられている身ではあるが、クラスの出し物に関しては、生徒達の自主性に任せており、あまり口を出さないようにしている
 ……そう言う事にして、面倒な事から逃げているとも言うが

 そうやって、荒神が一人、周囲の喧騒と無関係を装っていると

「荒神せんせー!」
「……何か用か?」

 隣のクラスの生徒が、荒神に話し掛けてきた
 やや面倒そうに、荒神は対応する

「あの、学園祭当日、人体模型と骨格標本を借りたいんですけど…」
「…?何に使う?」
「お化け迷路に使うんです」

 ………
 お化け迷路?

「うちのクラスの出し物、お化け迷路なんですよ」
「…お化け屋敷は、禁止されていたはずだが?」

 何せ、「本物」を呼び寄せる可能性がある
 ここは、こう言う場所だから
 だから、お化け屋敷は禁止されていたはずだが…

「お化け迷路だって、うちのクラスの先生が言い張ってくれたら通りました!」

 っち
 そう言えば、あのクラスの教師は生徒達に人気がある
 それを利用して押し通したか
 ……仕方ない
 変に渋っても、怪しまれる

「わかった、いいだろう…ただし、怖さないように」
「はい!」

 ありがとうございます!と嬉しそうに返事をしてくる声を聞きながら
 さて、どうするか、荒神は思案しはじめた



「…そう言う訳だから。学園祭当日、大人しくしているように。余計な事は一切するな」
『ほいさ!とりあえず、踊りはマイムマイムにしておくわー』
「踊るな、そして喋るな」

 …頭が痛い
 骨格標本は問題ないのだが、当面の問題は、この人体模型だ
 この馬鹿、何かやらかさなければいいのだが

『あの、あの、わ、私が見張ってますから』

 カタカタ
 骨格標本が、そう申し出ては来るが

「……離れた位置に設置されたらどうするつもりだ」
『あ……』

 つまるところ
 人体模型という馬鹿を自重させると言うのが、一番の方法で
 しかし、それは相手が馬鹿であるが故、難しく
 さて、どうやってこの変態馬鹿を自重させるか?
 目の前で阿波踊りを踊る人体模型に、とりあえずタバコの火を押し付けつつ
 荒神は深く、ため息をついたのだった




続くかどうかはわからない




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