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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - モンスの天使-16c

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だれでも歓迎! 編集
 …教会の前に立ち
 不調な体を落ち着かせるように、深呼吸する天地

 ……大丈夫だ
 自分は、あの失敗作とは違うのだ
 自分は、うまくやれる……!

 天地の意思に答え、モンスの天使達が姿を現す
 そのモンスの天使達が、心配そうな表情を浮かべている事に…天地は、気付いていない

「………やれ!」
「「「「…は~い!!」」」」

 じゃきん!と
 天地の指令に、モンスの天使達はいつも通りの明るい声をあげて、銃器を構えた
 教会へと接近していき、狙いをつけて…


 その時
 教会の扉が…そっと、開いて
 そこから
 何かの発射口が、顔を出して

 ぶしゅうううううううううううううううううううううう!!!と
 発射されたガスが、天使達を一瞬で包み込んだ

「な…!?」

 悲鳴をあげる間もなく、ばたばたと倒れていく天使達
 死んでいる訳ではない
 体が麻痺しているのだろうか、ぴくぴくと蠢いている

「…襲撃を予想できたなら、対応する事は簡単だ」

 マッドガッサーが、ガスマクスを外しながら、教会から姿を現す
 その後ろには、木刀を構えた葵の姿がある
 マッドガッサー達の前に、す、と誠が2人を護るように踊り出た
 ---っだん!と
 教会から飛び出したマリが、天地の後ろを取る

「そして、襲撃されたからには…俺達は、容赦しないぞ」
「っち……!」

 退路を立たれた状況に、舌打ちする天地
 …姿を現した、中に
 目標とする相手は、いない

「…俺の目標は、H-No.96だけだ!」
「そんな名前の奴、ここにはいねぇよ」

 ぶぅぅぅぅん…と、黒焦げた蝿が、天地の傍を飛びまわり始める
 天地の言葉に、マッドガッサーははっきりと、言い切った

「俺達の仲間に、ナンバーで呼ばれるような奴はいない…全員、名前があるんだよ」
「……っ煩い!」

 熱い
 体が、熱い
 だが……体が、軽い

「……H-No.96は、その中だな………?先生に目をかけられた、癖に……「組織」を裏切った、失敗作が!!俺が、殺す!!!」

 体についていたストッパーが外れたような錯覚
 地を蹴り、天地は教会の入り口へと、駆け出した

「っ!?」

 天地のスピードが、予想外だったのだろう
 マッドガッサーが、驚いたような表情を浮かべたのを確認する
 強引に、教会の中に入ろうとしたが…誠が鋭い蹴りを繰り出し、それを阻止する
 誠の蹴りをギリギリのところで避け、天地は後方へと跳んだ

 まだだ 
 まだ、遅い
 スピードが足りない
 もっと、早く……………

「天地!」

 …目標が
 教会から…顔を、出した
 天地は、彼を睨みつける

「っちょ、辰也はん、あんたは下がって…」
「天地!お前、その動き………薬を投与されたな?その力を使うな!」

 うるさい
 誰が、お前の指示など聞く者か
 H-No.96…辰也を睨み付けたまま、天地は叫ぶ

「お前に出来て俺に出来ないはずがない………っ、先生が、俺に合わせて投与してくれたんだから……俺に出来ないはずがない!」

 再び、教会の入り口へと接近する
 姿を現した天地に、一撃を喰らわせようと、腕をあげて

「……っあの野郎っ!」

 が
 天地の一撃を…辰也は、軽く体を動かしただけで、避けてしまった
 がしり、天地の腕を掴む
 振り払おうとしたが、予想外に強い力に、振り払えない

「誠、こいつを取り押さえてくれ……恵!ジャッカロープに、薬の精製を……」
「…っの、放し…………!?」

 …誠に、取り押さえられようとした、その時


 がくん、と
 天地が、膝をついた


「………あ、れ………?」
「----っ!!」

 熱い
 体が、熱い
 思考の芯まで…熱くて
 思考に、霧がかかったような錯覚

 小さく咳き込む天地
 その口から、血が溢れ出す

「え……どう、して……」
「…ッ天地!」

 限界を超えて投与された、薬の副作用が現れたのだ、と
 天地は、それに気付く事無く
 どんどんと、体の自由が利かなくなり……思考が、闇に飲み込まれていく

「そんな……そん、な…どうし、て…………せん、せ……」

 混乱する思考の中
 天地の意識は、闇に飲み込まれて


 ……誰かが
 手を伸ばしてくれたような、そんな錯覚を、覚えて


「……い、ちゃ……」

 かすかに、懐かしさを感じながら
 天地の意識は……完全に、闇に飲み込まれてしまった






to be … ?





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