トイレの花子様 07
花「ちょっと駄犬…」
男「はい?」
花「ここは?」
男「種子島宇宙センターのトイレです。」
花「なぜなのよー」
200×年に恐怖の大王が落ちてくる。つまりノストラダムスが地球終了をお知らせしますって伝説だ。
花「ノストラダムスの予言の年はもう過ぎたでしょう?」
メ「世界の何処かの学者が[最近の研究によると、あれは○○年じゃなくて●●年、つまりまだ危機は去ってない]って言えば復活しちゃうんですよ。いかに肩書きが世の中を支配してるか分かりますね。」
花「私の女王様ってのは伊達じゃないけどね。」
メ「というワケで隕石迎撃ミッションです。」
花「それ機関の資金力でミサイルでもブチ込めば良いじゃない?」
男(遠くで)「スッゲー本物だー」
メ「それはつまらないでしょう?」
花「地球のピンチに楽しみを要求しないでよね。」
呆れたという素振りを見せる花子様。
少し黙ってクスクス笑う2人。
遠くで本物のロケットに興奮する男。
遠くで本物のロケットに興奮する男。
トイレの窓をあける。巨大な隕石がズズズと不気味に降りてくる。
花「フフ、有象無象の区別な無く、私の紙は許しはしないわぁ。」
そう言って投げられたトイレットペーパーの球は何度も曲がりながら隕石に到達する。
一度当たっても威力を失わず、弾道を変え何度も隕石に当たり、破砕していく。完全に破砕するのは無理。
だがこれで良いらしい。なんでも政府が極秘に開発した機体が出るそうだ。メイドが「内緒ですよ」って写真を見せてくれた。
なかなかカッコいい。最近子供受けを狙い背中にやたら羽根を生やした機体が多いが、実用的にそれを廃した機能美を感じる。
男にも見せてやりたいが、あの駄犬だ、はしゃぎまくって内緒なんて無理だから見せない。
一度当たっても威力を失わず、弾道を変え何度も隕石に当たり、破砕していく。完全に破砕するのは無理。
だがこれで良いらしい。なんでも政府が極秘に開発した機体が出るそうだ。メイドが「内緒ですよ」って写真を見せてくれた。
なかなかカッコいい。最近子供受けを狙い背中にやたら羽根を生やした機体が多いが、実用的にそれを廃した機能美を感じる。
男にも見せてやりたいが、あの駄犬だ、はしゃぎまくって内緒なんて無理だから見せない。
花「ついに隕石ぶっ壊したか、完全に人間技じゃないわね。」
バケモノみたい。わたし。
メ「そうですね。でもこれはヒーロー、いえヒロインですね。」
メ「そうですね。でもこれはヒーロー、いえヒロインですね。」
男「白いウィップは女帝の証、責めたてフレッシュ、キュアハナコ!!」
花「なに言ってんのよ駄犬!プ●キュアになれるのは中学生までよ!」
メ「組織の作ったアホトキシンFPで中学生に・・・」
コイツらといると私は本当に楽しくてラクだ。地球なんてどうでも良い。この私達三人の世界が壊れなかった。それでいい。