…これは、上田がハンニバルと戦闘を行った直後の事
ハンニバル達が、本格的な動きを見せ始める、数日前
ハンニバル達が、本格的な動きを見せ始める、数日前
………えー………
色々あって、超ぎりぎりで修羅場は回避されました
ありがとう!サンジェルマン!!
上田の悲鳴を聞きつけて駆けつけてきた彼方の、「いったい何があったんですか?」的な何も知らない純粋に心配してくる視線がちょっと痛かったが気にしない!
ってか、彼方もざっくり切られていたはずなのだが、すでに傷は治癒していた
何という回復力、さすがサンジェルマン
色々あって、超ぎりぎりで修羅場は回避されました
ありがとう!サンジェルマン!!
上田の悲鳴を聞きつけて駆けつけてきた彼方の、「いったい何があったんですか?」的な何も知らない純粋に心配してくる視線がちょっと痛かったが気にしない!
ってか、彼方もざっくり切られていたはずなのだが、すでに傷は治癒していた
何という回復力、さすがサンジェルマン
「あぁ、いえ。彼方君がすでに何事もなく動けるくらいに回復しているのは、彼の片親の影響もありますね」
「人の心を読むのはやめてくれないか?サンジェルマン」
「以前、治療した時も、何かおかしいとは思ったのですが……なるほど、あぁ言う事でしたか」
「人の心を読むのはやめてくれないか?サンジェルマン」
「以前、治療した時も、何かおかしいとは思ったのですが……なるほど、あぁ言う事でしたか」
人の話を聞け
…ん?
待てよ?
…ん?
待てよ?
「…今、「片親」って言ったな?…どう言う事だ?サンジェルマン。お前…穀雨兄弟妹の両親を、知っているのか?」
「正確な事は知りませんが…両親のどちらかが都市伝説である事は、把握しました」
「都市伝説…?」
「正確な事は知りませんが…両親のどちらかが都市伝説である事は、把握しました」
「都市伝説…?」
それじゃあ
あの、兄弟は
あの、兄弟は
「…人間と都市伝説の、ハーフだと?」
「そう言う事になりますね。まぁ、二人とも問題なく人間ですが、多少、普通の人間とは違う面もありますね…少なくとも、彼方君の回復速度が速いのは、そのせいでしょう」
「吉静ちゃんも…何かしら、普通とは違う面が?」
「ある、かもしれませんね。今のところ、まだわかりませんが…」
「そう言う事になりますね。まぁ、二人とも問題なく人間ですが、多少、普通の人間とは違う面もありますね…少なくとも、彼方君の回復速度が速いのは、そのせいでしょう」
「吉静ちゃんも…何かしら、普通とは違う面が?」
「ある、かもしれませんね。今のところ、まだわかりませんが…」
…あぁ、そうか
だからハンニバルに狙われたのか
そう、上田は判断する
あの男は、普通とは違う存在を、貴重な研究材料としてみているようだった
そうならば、あの二人が狙われた理由も納得だ
だからハンニバルに狙われたのか
そう、上田は判断する
あの男は、普通とは違う存在を、貴重な研究材料としてみているようだった
そうならば、あの二人が狙われた理由も納得だ
「あの二人がハンニバルに狙われた理由は、あの二人がハンニバルが行っていた実験の被験者が生んだ子供だからでしょうけどね」
「だから、人の心を読むなと言うに…実験の被験者?」
「えぇ。「組織」にすら報告せず行っていた実験のようですがね」
「だから、人の心を読むなと言うに…実験の被験者?」
「えぇ。「組織」にすら報告せず行っていた実験のようですがね」
サンジェルマンも詳しくは知らないようで、あっさりとした説明でしかなかったが
…人間と都市伝説、その間に生まれた子供の研究
その為に、無理やりに人間と都市伝説の間に子供を造らせた、非人道的な実験
……上田とて、聞いていて胸糞が悪くなってくる話だ
あの兄妹は、そんな実験で生み出されてしまった存在だったのか
…人間と都市伝説、その間に生まれた子供の研究
その為に、無理やりに人間と都市伝説の間に子供を造らせた、非人道的な実験
……上田とて、聞いていて胸糞が悪くなってくる話だ
あの兄妹は、そんな実験で生み出されてしまった存在だったのか
「……本当、胸糞悪くなる相手だな、ハンニバルは。かなり恨まれてるんじゃないか?」
「それはもう」
「それはもう」
上田の言葉に、サンジェルマンは苦笑して、肩をすくめる
「「組織」内外から、相当恨まれてますね。強行派や過激派を焚きつけて、裏で動いている事もありましたし………まぁ、そろそろ、殺されるかもしれませんね」
「…死ぬのか?あれ。チートな強さの上に、傷が即座に再生してたぞ。お前が言うには、上半身ぶっ飛ばされても生きてたんだろ?」
「えぇ。「不死身の狂人」。どんなダメージからも即時再生する再生力が、彼の強さの一端ですからね……ただ、契約都市伝説さえ見抜くことができれば、あの再生力は対処のしようがあります」
「見抜ければ、だろ………ん?その言い方だと、サンジェルマン、お前、あの野郎の契約都市伝説、わかったのか?前は知らないって言ってたが」
「はい、あなたが彼と戦闘している場面を少しは見せていただいたので…」
「…死ぬのか?あれ。チートな強さの上に、傷が即座に再生してたぞ。お前が言うには、上半身ぶっ飛ばされても生きてたんだろ?」
「えぇ。「不死身の狂人」。どんなダメージからも即時再生する再生力が、彼の強さの一端ですからね……ただ、契約都市伝説さえ見抜くことができれば、あの再生力は対処のしようがあります」
「見抜ければ、だろ………ん?その言い方だと、サンジェルマン、お前、あの野郎の契約都市伝説、わかったのか?前は知らないって言ってたが」
「はい、あなたが彼と戦闘している場面を少しは見せていただいたので…」
…やれやれ、と
サンジェルマンは、ため息をついた
サンジェルマンは、ため息をついた
「…なるほど。あの男が、元「教会」の異端審問官だったのも、納得です。確かに、それにふさわしい都市伝説かもしれません………狂気に走りさえしなければ、英雄の道も歩めたかもしれません」
…そして
サンジェルマンが口にした、その都市伝説の名前に
げ、と上田はあからさまに嫌そうな表情を浮かべた
サンジェルマンが口にした、その都市伝説の名前に
げ、と上田はあからさまに嫌そうな表情を浮かべた
「何、そのチート。ふざけてるの?」
「ふざけてますよねぇ。ただ、対処のしよう、あるでしょう?」
「いや、あるっちゃあるけど…」
「ふざけてますよねぇ。ただ、対処のしよう、あるでしょう?」
「いや、あるっちゃあるけど…」
ある、けど
「それ、再生力に関してだけだろ?剣術の腕は本人の腕前だし。どっちにしろチートレベルの化け物だろ」
………
……………
……………
「…そう言えばそうですねぇ。まぁ、再生力を封じる手段がわかっただけ、マシでしょう」
「……あとは、また襲ってこないのを祈るだけ、ってか……」
「……あとは、また襲ってこないのを祈るだけ、ってか……」
…もう、二度とあれとは戦いたくない
たとえ、対処法がわかっても
たとえ、対処法がわかっても
もう、二度とあの化け物と遭遇しませんように
そう祈りながら、喋り疲れたせいだろうか
上田は静かに、眠りについたのだった
そう祈りながら、喋り疲れたせいだろうか
上田は静かに、眠りについたのだった
to be … ?