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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 悪意が嘲う・悪意が消えたその後に・水の変態-01g

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だれでも歓迎! 編集
 ぴちぴち
 うごうご
 うねうね
 びちびち

「……こうやって改めて見ると。色々気色悪い姿ね」

 ぼそ、とそれらの姿を見て、思わず呟く望

 無事、5体とも捕縛された水霊達
 ゼリー状の水が、人型のままぴちぴち蠢く姿は、正直無気味である

「って言うか、こんな不定形の存在、よく縄で縛れるわよね?」
「まぁ、「組織」でも、このような不定形の存在を捕える道具は作られていますし…秀雄さんが使った物ですから、恐らくは「薔薇十字団」製の物なのでしょう」
「あぁ、なるほどね」

 大樹の言葉に、納得した様子で望は頷いた

 びったんびったん蠢く水霊達を、朝比奈 秀雄は冷たく見下ろしている

「……手間取らせてくれたな。施設も、やや破損したか………「組織」に手間がかかる分には、私にとっては願ったりだが」
「破損に関しては、秀雄さんがもう少々手加減してくだされば、焦げ目がつく事もなかったと思いますが」

 秀雄の呟きに大樹が突っ込みを入れたのだが、秀雄は総スルーである
 彼からしてみれば、「組織」に手間がかかる分にはまったく問題ないどころか、歓迎なのだ
 大樹に迷惑がかかるのは、少々気がひけるようだが

「親父、そいつら、どうするんだ?」
「……私が回収する」

 翼の問いかけに、淡々と答える秀雄
 ぴちぴちぴち、と水霊達が嫌そうに暴れ出す
 特に、熟女狙いの水霊が、命の危険でも感じたようにびったんびったん暴れているのだが、縄でしっかりと縛られていて、逃走不可能のようだ

「止めさすんだったら、手伝うよ?」
「…止めを刺すのならば、とうに刺している」

 愛美の言葉に、そう答えた秀雄
 ぐ、と水霊達を捕えている縄の先端を手に取る

「…「薔薇十字団」から協力を得ているとは言え、人手不足でな…………改心させて、部下として使う」
「……………もうちょっと、人選は考えた方がいいんじゃない?」
「……贅沢は言ってられん」

 詩織のもっともな突っ込みに、短くそう返した秀雄
 いや、もっと贅沢していいと思うけど、と詩織は続けた

 …実際、今の秀雄の部下は、鳥井とヘンリーの二人しかいない
 その上、鳥井は直接戦闘能力はなきに等しく、直接戦闘能力も保持しているヘンリーは、実質は「教会」の子飼いでもある為、そうそう無茶はさせられない
 他は、「薔薇十字団」から借り受けているゴーレムが数体いる程度
 契約者なしの量産型のゴーレムである為、単純作業以外ではどうにも扱いにくいのだ
 その為、秀雄は人員を欲しているのだ
 ……だからと言って、この変態達を選ぶというのは色々と問題がありそうだが、それだけ人手不足に悩んでいるという事だろう

「…………行くぞ。たっぷりとちょうきょ…………………改心させてやる」
『いやぁあああああああああああ!?今調教って言いかけた!?調教って言いかけたよね!?』
『調教されるならロリの方がいいです、先生!』
『僕はボンテージ着たエロ巨乳がいいです!』
『殺される!今度こそ絶対殺されるぅううううう!!??』
『………男相手ならいいかなー』
『『『『この変態めが』』』』

 ぴちぴちびったんびったんじたばたじたばた
 無様に暴れる水霊達を引きずっていく秀雄
 その後を、マドカが当たり前のようについていっている
 「お前はまだ遊んでいてもいい」とか「あんたがいないとつまらないんだよ」などと、夫婦の会話がかすかに聞こえてくる
 ……何だかんだで、うまくいっているようである



 かくして
 プールを騒がせた変態共は、無事、回収されていった

 しかし、あれが最後の変態とは思えない
 何せ、学校町は、変態発生率が都市伝説発生率並に異常な街なのだから


 頑張れ、学校街の住人達、主に都市伝説契約者達
 新たな変態は、今日もまた、どこかで生まれているのかもしれないのだから…




色々と投げっぱなしのまま終わる


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