「ハァ・・・ハァ・・・くそっ、どうなってんのよ・・・」
真っ暗な路地裏で、髪と呼吸を乱す女性
しかしその口は耳までばっくり裂けていた―――そう、「口裂け女」だ
彼女は目の前にいる人影をきっ、と睨みつける
しかしその口は耳までばっくり裂けていた―――そう、「口裂け女」だ
彼女は目の前にいる人影をきっ、と睨みつける
「・・・・・・うざい」
短めの白い髪、細い身体、美しい顔立ち
少年とも少女ともとれる高校生程のその人影は、「口裂け女」に向けてはっきりと言い放った
少年とも少女ともとれる高校生程のその人影は、「口裂け女」に向けてはっきりと言い放った
「ちっ、言ってくれるじゃない・・・お前なんかぁっ!!」
両手に鎌と鋸を携え、目にも止まらぬスピードで襲いかかる「口裂け女」
その、か細い腕に、首に、刃が立てられる
その、か細い腕に、首に、刃が立てられる
が、その刃は、
パキンッ!!と甲高い音を立てて、跡形も無く崩れ去った
パキンッ!!と甲高い音を立てて、跡形も無く崩れ去った
「何で・・・当たらないのよぉ!?」
「諦めろ」
「諦めろ」
「口裂け女」の顔面に、小さな拳がめり込んだ
「ッガァアッ―――――――ッ!?」
しかし、そんな拳の何処に込められていたのか
途轍もない勢いで吹き飛ばされた「口裂け女」は、ぐちゃりと鈍い音を立てて壁に激突した
途轍もない勢いで吹き飛ばされた「口裂け女」は、ぐちゃりと鈍い音を立てて壁に激突した
「・・・任務完了」
ぱんぱんと埃をはたいている間に、「口裂け女」は光となって消えていった
「はぁーい!ショーちゃんごくろーさま!って、ココロはココロは労いの言葉をかけてみたり」
と、騒がしく現れたのは、黒いスーツを着たサングラスの似合わない小さな少女
彼女の姿を見て、聊か嫌そうな顔をしながらぼやくように、
彼女の姿を見て、聊か嫌そうな顔をしながらぼやくように、
「・・・・・・天沢 翔騎(アマサワ ショウキ)だ」
「わかってるよー?だからショーちゃんでいいでしょ?って、ココロはココロはフレンドリーに提案してみたり」
「わかってるよー?だからショーちゃんでいいでしょ?って、ココロはココロはフレンドリーに提案してみたり」
はぁ、と溜息をつく、翔騎と名乗る人物
「・・・R-No.556」
「もぉ、ココロって呼んでよね!って、ココロはココロはご機嫌斜めになってみたり」
「帰る」
「無視なんて酷い・・・って、ココロはココロは、ってちょっと待ってよショーちゃん!先に帰っちゃらめぇ!!」
「もぉ、ココロって呼んでよね!って、ココロはココロはご機嫌斜めになってみたり」
「帰る」
「無視なんて酷い・・・って、ココロはココロは、ってちょっと待ってよショーちゃん!先に帰っちゃらめぇ!!」
スタスタと歩いてゆく翔騎を追って、ココロことR-No.556はとてとてと倒れそうになりながら走っていった
...see you NEXT