鬼は外、ロリは内の清太視点
(清太>あ゙ー! 姉ちゃんのお豆さんを年の数だけ食べt
(セキエ>突然何ヲノタマウカァ!?
(清太>いてっ!? お前先が尖ってるから地味に痛いんだぞ!?
(セキエ>痛クナケレバヤッテオラン!
(セキエ>突然何ヲノタマウカァ!?
(清太>いてっ!? お前先が尖ってるから地味に痛いんだぞ!?
(セキエ>痛クナケレバヤッテオラン!
と言い合いながら、俺達は家への道を歩いていた
今日は節分、節分と言えば豆撒き
でもそれは子供のお遊び、俺はもう大人なんだ
まだ小学3年生だけど
今日は節分、節分と言えば豆撒き
でもそれは子供のお遊び、俺はもう大人なんだ
まだ小学3年生だけど
(清太>あぁそうだ、姉ちゃんに俺の恵方巻を食べさせてあげy
(セキエ>ダカラ汝ハァ!?
(清太>っちょ、今のはマジで手作りの恵方巻を―――――
(セキエ>ダカラ汝ハァ!?
(清太>っちょ、今のはマジで手作りの恵方巻を―――――
ここからが本当に俺が大人になる瞬間
左手でセキエを握って、右手を頭上に挙げる
俺の頭を狙って振り下ろされた“金棒”は、音も無くピタリと動きを止めた
左手でセキエを握って、右手を頭上に挙げる
俺の頭を狙って振り下ろされた“金棒”は、音も無くピタリと動きを止めた
(清太>やっぱり節分だからかな
(セキエ>[ドウヤラソノヨウダ]
(セキエ>[ドウヤラソノヨウダ]
振り返ると、そこに奴は立っていた
赤い身体、2本の角、虎柄のパンツ、鋭い爪と牙、そして金棒・・・有名な「鬼」の姿
「鬼」はまた金棒を振り上げて、俺を叩き潰そうとした
赤い身体、2本の角、虎柄のパンツ、鋭い爪と牙、そして金棒・・・有名な「鬼」の姿
「鬼」はまた金棒を振り上げて、俺を叩き潰そうとした
(清太>でもその邪気をぶっ壊す!!
もう一度、右手を出して金棒を止める
性懲りも無く今度は横薙ぎに振るう
それを脚で止めてみせた
正面は手
横は脚
上は頭
後ろはお尻
何度も何度もぶつけてきたけど、何度も何度も阻止してやった
それでもこの「鬼」は、バットのようにまた金棒を振り回す
性懲りも無く今度は横薙ぎに振るう
それを脚で止めてみせた
正面は手
横は脚
上は頭
後ろはお尻
何度も何度もぶつけてきたけど、何度も何度も阻止してやった
それでもこの「鬼」は、バットのようにまた金棒を振り回す
(清太>いい加減にしろよ!お前の攻撃は俺には――――
効かない、と思ってた
ガッ、と鈍く響く音
初めて感じた痛み
そのまま俺は、壁に激突した
ガッ、と鈍く響く音
初めて感じた痛み
そのまま俺は、壁に激突した
(清太>ケホッ、コホッ・・・い、つつ・・・なん、で・・・
(セキエ>[マズイ、邪気ヲ吸イ過ギタ]
(清太>え?
(セキエ>[邪気ガ飽和状態ニナッテシマッタ、コレ以上ハ吸収デキン]
(清太>そ、それじゃ俺は・・・
(セキエ>[来ルゾ!]
(セキエ>[マズイ、邪気ヲ吸イ過ギタ]
(清太>え?
(セキエ>[邪気ガ飽和状態ニナッテシマッタ、コレ以上ハ吸収デキン]
(清太>そ、それじゃ俺は・・・
(セキエ>[来ルゾ!]
セキエの声を聞いて咄嗟に横に飛んだ
さっきまで俺がもたれていた壁は、音を立てて崩れていった
さっきまで俺がもたれていた壁は、音を立てて崩れていった
(セキエ>[クッ、ココハ一度退クゾ]
(清太>退くって、逃げるってか!? 嫌だよ! あんなのうろついてたら、姉ちゃんが危ない!
(セキエ>[汝ハ姉ノ事ニカ脳ニナイノカ!?]
(清太>勿論他の事もあるよ! 俺の友達だって、町中に豆を撒くんだって張り切って―――あ
(清太>退くって、逃げるってか!? 嫌だよ! あんなのうろついてたら、姉ちゃんが危ない!
(セキエ>[汝ハ姉ノ事ニカ脳ニナイノカ!?]
(清太>勿論他の事もあるよ! 俺の友達だって、町中に豆を撒くんだって張り切って―――あ
完全に忘れていた
今日は“節分”だった
俺は「鬼」の金棒をギリギリで避けて、ポケットに手を突っ込んだ
掴んだ小袋を開けて、その中のものを握り締め、
今日は“節分”だった
俺は「鬼」の金棒をギリギリで避けて、ポケットに手を突っ込んだ
掴んだ小袋を開けて、その中のものを握り締め、
(清太>鬼はぁぁぁぁ外ぉぉぉぉぉぉぉ!!
力いっぱい、袋の中のもの―――豆を、「鬼」に向けて投げつけた
予想通り、「鬼」は嫌がっているように見える
予想通り、「鬼」は嫌がっているように見える
(清太>よし、今だ!
俺は右手を水晶に変えた
でも今までのように腕の形じゃない
鋭い剣の形だ
でも今までのように腕の形じゃない
鋭い剣の形だ
(清太>グラスラァァァァァァッシュ!
どうせ斬るならかっこよく
すれ違う時に、居合切りの見様見真似で「鬼」を斬った
背後から、どさ、という音がした
見れば、その姿はもう光になった後だった
すれ違う時に、居合切りの見様見真似で「鬼」を斬った
背後から、どさ、という音がした
見れば、その姿はもう光になった後だった
(清太>ハァァァァ・・・つ、疲れた・・・
(セキエ>ムゥ、一度邪気ヲ放出セネバナランナ
(清太>ど、どうやるのさ?
(セキエ>塩水ニ浸ケテクレレバ良イ、1時間モスレバ元ニ戻ル
(清太>じ、じゃあ、早く帰んないと・・・また出会ったりしたら大変だ!
(セキエ>ムゥ、一度邪気ヲ放出セネバナランナ
(清太>ど、どうやるのさ?
(セキエ>塩水ニ浸ケテクレレバ良イ、1時間モスレバ元ニ戻ル
(清太>じ、じゃあ、早く帰んないと・・・また出会ったりしたら大変だ!
筋肉痛が酷い両足を無理矢理起こして、俺は走り出した
俺の家は、あと5分ぐらいで着く筈だ
と、走り始めてまだそんなに経たずに、俺は立ち止まった
俺の家は、あと5分ぐらいで着く筈だ
と、走り始めてまだそんなに経たずに、俺は立ち止まった
(清太>あれ・・・あ!
近くの公園を見る
見覚えのある人影が2つ
見覚えのある人影が2つ
(清太>姉ちゃーん! 師匠ー!
2つの影がこちらを向いた。やっぱり、俺の思った通りだ
ぶっちゃけると、本当は姉ちゃんしか分からなかったんだけど
ぶっちゃけると、本当は姉ちゃんしか分からなかったんだけど
(藍那>清太! どうしてこんなところに?
(清太>ぁ・・・いや、それは、その・・・
(清太>ぁ・・・いや、それは、その・・・
姉ちゃんにはまだ都市伝説の話はしてない
だから言うに言えないのが少し辛い
だから言うに言えないのが少し辛い
(裂邪>清太、お前この子のこと何か知らないか?
(清太>え?
(清太>え?
師匠が手で何かを示した・・・けど・・・
(清太>この子って・・・誰もいないっすよ?
というと、師匠も姉ちゃんも慌てて何かを探していた
2人共、よく分からないような顔をしていたが、俺こそよく分からない
・・・あ、師匠達は大丈夫だったのかな? 俺はそぉっと、師匠の耳元に近づいた
2人共、よく分からないような顔をしていたが、俺こそよく分からない
・・・あ、師匠達は大丈夫だったのかな? 俺はそぉっと、師匠の耳元に近づいた
(清太>ところで師匠、そちらは無事でしたか?
(裂邪>無事? 何の話?
(清太>いえ、先程「鬼」退治をしたんすけど・・・ほら、今日節分でしょ?
(裂邪>あぁ、そういうこと。俺達は特に・・・
(裂邪>無事? 何の話?
(清太>いえ、先程「鬼」退治をしたんすけど・・・ほら、今日節分でしょ?
(裂邪>あぁ、そういうこと。俺達は特に・・・
良かった、姉ちゃんは襲われてないみたいだ
とはいっても、師匠が一緒なら大丈夫か
でも、何故か師匠がピシリと固まって動かなくなったんだけど
とはいっても、師匠が一緒なら大丈夫か
でも、何故か師匠がピシリと固まって動かなくなったんだけど
(清太>師匠、どうかしたんすか?
(裂邪>ん、いや何も?
(藍那>2人とも、どうかしたの?
(裂+清>いや何も?
(裂邪>あ、藍那ごめん、今日母さんに頼まれた事あったの思い出した! 先に帰るね!
(藍那>え、あ、ちょっと黄昏クン!
(裂邪>ん、いや何も?
(藍那>2人とも、どうかしたの?
(裂+清>いや何も?
(裂邪>あ、藍那ごめん、今日母さんに頼まれた事あったの思い出した! 先に帰るね!
(藍那>え、あ、ちょっと黄昏クン!
師匠は言い残すと、早々と立ち去っていった
あれれ? もしかしてこの状況は・・・
あれれ? もしかしてこの状況は・・・
(藍那>頼まれ事、間に合うといいけど・・・清太?
ありがとう師匠! これは鬼退治のご褒美ですね!?
(清太>うん!帰ろう姉ちゃん!
(藍那>うわっ、もぉ、調子いいんだから・・・
(藍那>うわっ、もぉ、調子いいんだから・・・
姉ちゃんの手を引いて、俺は鼻歌を歌いながら家に帰った
(藍那>(それにしても・・・かっこよかったなぁ、黄昏クン・・・)
...see you NEXT