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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 赤い幼星-10i

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
目覚めのローゼ視点


(エーテル>・・・これでもう大丈夫だろう
(ローゼ>ほっ・・・ありがとうございます

エーテルさんによって裂邪さんに回復薬を投与して貰い、一先ず胸を撫で下ろす
目を醒ましてくれると宜しいのだけど・・・
ところで回復薬の封を開ける早さが尋常ではなかったけど、使い慣れてるのかしら?

(エーテル>とにかく此処を出よう。暫くすれば意識を取り戻すだろうが・・・
      此処は負傷者を休ませるのに適切な場所じゃない

頷くと、彼は裂邪さんをひょいと担ぎ上げて歩き出した
道を知っているようで助かりますわ
ワタクシも、後に続いて歩を進める






暫く、エーテルさんの後についていると、

(エーテル>よし、この道を右に曲がれば出口に・・・

と口にして止まった
道の向こうから、黄色い鳥に乗った2つの人影が・・・あら?

(エーテル>げっ、上田!それに葉さんが何でこんな所に!
(上田>それこっちのセリフだ!なんでエーちゃんがこんな所に?
    しかも担いでるのはさがしてたクソガキじゃねぇか!
(葉>あ!エーテルだ。探してたんだよ
(エーテル>葉さん、その格好はちょっと・・・目のやり場に困るぞ・・・
(ローゼ>あらあら葉さんではありませんの~

先程『笛吹』と呼ばれていた殿方が、今は『上田』と呼ばれている事は気になりはしたけど、
他の皆様と合流できて何よりですの

(上田>其処の少女、今度お茶でもどうだ?
(ローゼ>お断りさせて頂きますわ~
(上田>おやおや残念
(エーテル>頭痛い胃も痛い・・・何で上田と葉さんがとか裂邪やローゼが何故此処にとか・・・
      葉さんに俺にローゼに・・・ゼロナンバーの密度高すぎだろ此処・・・
      俺の経験上ゼロナンバーが二人以上集まるってことは
      十中八九洒落にならん事態が進行中だってことだ・・・もうこれ以上増えないよな!?


増えちゃいましたの


(上田>ぶっ!

上田さんがぺしゃんこになったかと思えば、

(女性>到着しました

その上で、感情の篭っていない言葉を呟く女性と、

(少女>落下地点に誰かいたみたい。ごめんねー

ゆるやかな口調が特徴的な少女がのしかかり、降り立った
 ・・・女性の方の声は、何処かで・・・

(エーテル>その機械アナウンスのような声と口調は・・・まさかオール!?
(ローゼ>へ!?

オールといえば・・・「組織」の実質トップA-No.0!?
どうしてそんな方がこんなところに・・・??
ところでこのA-No.0と一緒にいるこの少女は何者なのかしら?
この子も「組織」? にしては見かけない顔だけど・・・
雰囲気が常人離れしているような感じがしますの
そういう点では、ここにいる殿方2人も似たような事が言えるかしら
少なくともワタクシは違和感しか感じられませんわ

そんな少女――暦というらしいですの――が、寒気のするような事を言い放つ

(暦>んー。でも悲しいね困ったなあー。いいことばかりじゃないみたいー
   ・・・此処の洞窟のあたりに居る人の中で、誰かの時間がもうすぐ尽きるみたいー
(ローゼ>・・・え?
(エーテル>それは誰かが死ぬという事か?この洞窟にいる誰かが?
(暦>そういう言い方をしても良いねー
(エーテル>回避できる方法は?

暦さんは、少し哀しそうに首を横に振る

(暦>時間と命と予定された出来事の複雑極まりない関連はー
   多分言っても理解できないけどー説明するねー
   一度この冥界では凄く珍しい事が起きてるー
   人間の命も魂も最初は真っ白いキャンバスだけど
   時間の砂と色が注ぎ込まれる事で最後には誰にも動かせない位重い漆黒の死の色になるー
   だけどとんでもなく大きな力がそれを捻じ曲げて一人の人間を死の暗黒から呼び戻したみたいー
   一回そういうイレギュラーが起きるとー
   反動で世界の復元力、運命の慣性ってのはとっても強くなるー
   運命はその人の時間の砂が尽きる事を何が何でも予定通り運ばせるつもりみたいー
   そう、それこそわたしたちには時の砂粒一粒だって動かせさせないつもりー
   それでも定められた出来事を変えようと思ったら
   この世界をぶっ壊すほどの力が必要になるー
(エーテル>・・・上田、潰れてる所悪いが・・・お前言葉の専門家だろ?
      誰かが死ぬらしいが・・・この娘の言葉を三行で纏めてくれ。
      俺、こういうふわっとしてゆるっとした観念的で抽象的かつ曖昧な表現は苦手なんだよ・・・
      その間に俺はやらなきゃいけないことを整理するから・・・
(上田>はははっ、今の俺は名探偵笛吹丁だぜ、エーテェル?
    しかし時が見えるねえ、ニュータイプかよニュータイプ、俺も人のこと言えないけど
    その可愛らしい少女の言葉を某特撮風に言うと……
    一つ、誰かに死亡フラグが立った
    二つ、サンジェルマンが聖杯を使って恋人を蘇らせた
    三つ、その為に因果律――世界――からの修正が強烈に働いており、そのフラグを折ることがほぼ不可能になっている

あ、どちらかが偽名ですのね
それより何の特撮なのかしら
特撮は『ブルースワット』以降見ておりませんわ・・・
え、もっと大切な話がある?
どちらにしてもちんぷんかんぷんでしたもの
この後も上田さんがA-No.0に説明してなさったけど、そこは覚えておりませんわ
子供の頃から、小説のような長い話は好きではなくて・・・

(上田>まあとりあえず歩きながら話しようぜ
    俺はこのハードボイルドボーイを仲間の所に届ける義務がある
    裂邪、っつーんだっけかこいつ。結構ハードボイルドだな、見直したよ
(ローゼ>そうですわ・・・ハードボイルドって、どういうことですの?
(上田>ん、お前の顔、裂邪の様子を見ればこいつが強敵と戦っていたことは解る
    素直に助けを呼ばなかった、いや呼べなかっただけかも知れないがね
    呼ばなかったのはこいつの仲間、つーかもしかしたら俺さえも守ろうとしたからだろうな。と思ったのよ
(ローゼ>・・・まるで心が読めているみたいなことを言いますのね
(上田>心は読めるよ、其処にあるもの

面白い事を仰る殿方ですわ
やっぱり一緒にお茶してもらおうかしら?

(上田>ところで俺、結婚したんだよね

空気が、一瞬固まった気がしましたの

(上田>いやー、出来婚でさー。やっぱり男としてそういうのって責任取らなきゃ駄目じゃん?
    皆さ、俺のことを人でなしみたいに言うが俺だってそこらへん最低限の情が有るんだよ
    子供の名前はとりあえず彼方に考えさせてるけどアイディア募集中な
    俺も今までは人に迷惑をかけながら生きてきたけど、これからはもうちょっと人に優しく生きていくよ
    正直、今まで俺は人を犠牲にしすぎていた
    言葉で言って済む問題じゃないが、すまなかった

どうしてかしら
すごく嫌な予感がしますの・・・
えっと、死亡プラグ、だったかしら?

(暦>笛吹さん、貴方がが何を言っても時間の色は変わらないよ
(上田>ああ、無駄?
(暦>無駄無駄ァ、言葉一つで変わる時間なんて無いよ
   そういえば貴方の時間は不思議なことになってるねー
   聖杯だかに触れたんだっけ?その色が混ざって人間の色じゃなくなってるー
   赤を煮詰めたような黒なんだけどそこに不思議な輝きが混ざってるー
   本来赤はポジティブな色なのに・・・
(上田>おっと、その話はそこまで・・・・・・あ、聖杯で思い出した
    エーテルー?聞いてるかー?
(エーテル>・・・むっ、なんだ?
(上田>サンジェルマンからの伝言だ
    聖杯城だかにユティが閉じ込められているそうだ
    俺も会ったけど可愛いな彼女、あの“心”はなかなか好きだったぜ
(エーテル>え゛っ・・・

ユティって・・・U-No.0が!?

(オール>どういうことですか? ユービクィティ・ウルティマは行方不明だとばかり・・・
(上田>俺も偶然発見したんだよ。誰かに嵌められて捕まってたっぽいな
(オール>それが本当なら助けに行く必要がありますね・・・

ずっと見ないと思っていたら・・・閉じ込められていたなんて・・・
場所さえ分かれば、すぐにでも行けますのに・・・

(裂邪>・・・んにゅ?
(ローゼ>あ! 裂邪さん!!
(エーテル>む、目が覚めたか
(裂邪>やぁローゼちゃん、迷惑かけたね。エーテルさんもお久しぶりです
    笛吹の兄ちゃんもわざわざありがとう
    あと他の3人は初めまして、黄昏 裂邪って言うんだ、よろしく

いつもの調子で話している裂邪さん
本当は、今からでも聞き出したいのだけれど、
『R-No.4――レクイエム・リッケンバッカーとの間に何があったのか』
ワタクシは、たったそれだけの疑問を口に出せずにいた

   ...To be Continued

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