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連載 - 夢幻泡影-43a

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
(ミナワ>ねぇねぇレッちゃん?
(裂邪>どうしたミナミナ?
(ミナワ>次は何処に行くんですか?
(裂邪>そうだなぁ、小腹が空いたから喫茶店にでも行くか

学校町の繁華街
俺とミナワは今日も互いの手を取り合っていつも通り散歩デートを満喫していた

(ミナワ>・・・やっぱり『レッちゃん』は恥ずかしいです///
(裂邪>あぁ・・・俺も流石に『ミナミナ』はやりすぎたと思うorz
(ミナワ>いつも通り呼び合いましょう、ね?裂邪ぁ♪
(裂邪>そうだな、ミナワ♪

2人で笑い合い、俺達は「シャボン玉」を合唱しながら、繋いだ手を大きく振って歩いていた

ふと、

(ミナワ>・・・? 裂邪ぁ、あれ・・・
(裂邪>ん?

ミナワが、ある方向を見て立ち止まる
見ると、案内板の前で何やら苦戦している、カソック姿の女性2人
カソックと言えば、ニーナちゃんは無事にカインの兄ちゃんに会えたのだろうか
それはともかく

(裂邪>観光客かな? 日本語が読めないで困ってるのかも

「この町の地図は観光客に不親切ですわ~」と、ローゼちゃんが零していたのを思い出してみる

(裂邪>どうしよ、教えられるくらいは教えてやるか
(ミナワ>あのぉ・・・

ミナワが声を掛けると、2人はこちらに振り向いた
1人は背の高い姉ちゃん、もう1人は俺より少し年上くらいの姉ちゃんだった
見たところ、2人ともやはり日本人では無さそうだ

(ミナワ>あの・・・どうか、なさったんですか?

続けてミナワが質問したところで、背の高い姉ちゃんが顔を少ししかめたのを見て思った
もしかして、日本語すら通じないパターンじゃなかろうか?
エーテルさんやローゼちゃんと出会った時は先に日本語で話してくれたから不安感0だったが、
この時ばかりは嫌な汗が滲み出てきた
俺、英語の成績って中の中くらいなんだよなぁ・・・

(少女>・・・本屋か、図書館に行きたい。でも、場所がわからない
    場所がわかるなら、教えてもらえるとありがたい

と、小さい方の姉ちゃんが答えてくれた
よかった、どうやら日本語は通じるみたいだ

(裂邪>本屋なら、この位置だけど

案内板に記された本屋の場所を、指を差して教える

(少女>・・・現在位置は、ここ?
(ミナワ>はい、そこです
(少女>・・・向きは、あっち?
(裂邪>いや、向こう

普段デートという名の散歩をしているだけあって、頭の中にぽんぽんと教えるべき事柄が浮かぶ
一応細かいところも伝えておく
昔、親父に言われた事を思い出すなぁ・・・

(女性>ありがとぉン、二人とも、親切ねぇ
(ミナワ>い、いえ、どういたしまして///

背の高い姉ちゃんが、俺達の頭に手を置き、撫でてくれた
俺はロリ専だが、感謝されることには弱い
あ、トラウマの兄ちゃんどうしてんだろ
とか何とか考えていると

(少女>・・・これ

すっ、と小さい方の姉ちゃんは懐から綺麗な羽を取り出して、ミナワに差し出した

(ミナワ>え?
(少女>お礼

その羽を、ミナワの髪に櫛のような感じで飾ってくれた
やばい、惚れ直した

(裂邪>お、ミナワ、よく似合ってて可愛い♪
(ミナワ>え、あ、そ、そうですか?///

顔を真っ赤に染めちゃうミナワ
あぁ、今からでも抱きしめたい

(女性>あらン。ラブラブねぇン?
(ミナワ>え、あ、あの!?
(少女>・・・シモネッタ、からかっちゃ、ダメ
(女性>んもぅ、まじめねぇ、クラリッサは

 ・・・一瞬、笑いそうになったが
幼い頃から『人の名前で笑うのはマナー違反』だという心情があるので何とか抑える
シモネッタと呼ばれた姉ちゃんは、クラリッサと言うらしい姉ちゃんに何やら言われて苦笑している
いやしかし、他人から見てもラブラブに見えるんだねぇ、俺感動

(クラリッサ>・・・本当に、ありがとう。シモネッタが、ごめんなさい
(裂邪>あ、いや、大丈夫

頭を下げてまで謝る事でもないのになぁ・・・
まぁ、ラブラブだって言われても嫌な気分はしないし

(クラリッサ>・・・本当に、ありがとう。あなた方に、神の祝福がありますように

優しそうな笑顔で俺達にそういうと、2人は教えた通りの道を歩いていった

(ミナワ>・・・優しそうな人達でしたね
(裂邪>あぁ、あんな人達がいっぱいいたら世界はさぞ平和になるだろうなぁ
    日本人でも、『ありがとう』のたった5文字が言えない奴が多いってのに

にしてもあの2人、とても仲が良さそうだったなぁ
俺も負けないように仲良くしなきゃ

(裂邪>っしゃ、じゃあ俺達も行くか

にこやかに頷くと、貰ったばかりの羽が風に奪われないようにしながら歩き出す
帰ったらヘアピンにでもしてあげようかな

   ...To be Continued

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