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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 仄暗い魂-07

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
(蓮華>誤算でしたね

身体中から生えた植物が消え、元の人間の姿に戻った蓮華は、
血塗れになったクレーターを見下げて呟く

(蓮華>ただのペットかと思っていましたが・・・違いましたか

彼女の視線の先―――クレーターの端には、気を失ったルートと、
白くふさふさした毛並みのネコ――エーヴィヒがいた

「この子は僕を救ってくれたからね」

声が響く
若い青年のような、爽やかな声
その声は、紛れも無く、この白いネコから発せられた

(蓮華>珍しいですね。「人語を話すネコ」ですか?
(エーヴィヒ>確かに僕は喋れるけど、残念ながらそれではないよ
       どちらかというと、ある都市伝説との契約による副作用のようなものかな?
(蓮華>・・・なるほど、“貴方自身が契約者”ということですか
(エーヴィヒ>とは言っても、もう飲まれてるけどね
       何年も何年も世界中を彷徨い続けて、偶然この町に辿り着いたんだ
       途轍もない疲労に襲われてる時に大きな鼠にまで襲われt
(蓮華>貴方の昔話には興味ありません
    その少女を渡してくれると有難いのですが
    死体とはいえ、残っているとまずいので

す、と手を差し出す蓮華
エーヴィヒは、ふっ、と小馬鹿にするように短く笑い、

(エーヴィヒ>残念だけど、それには答えられないね
(蓮華>でしょうね、ならb
(エーヴィヒ>僕は少女の死体なんて“持っていない”
(蓮華>なっ・・・!? あの一撃を受けてまだ生きていると・・・在り得ませんよ
(エーヴィヒ>でも『必ず死ぬ』とも限らない
       生きるか、死ぬか。 確率は五分と五分
(蓮華>・・・・・クスッ、笑わせてくれますね

小ビンを開け、黒い種を取り出す

(蓮華>「シュレディンガーの猫」ですか・・・
    道理で、その方の近くにいても尚、生きていられる訳です
(エーヴィヒ>そう。生きるも死ぬも僕の自由
       尤も、流石に元気な人間に「死ね」と言っても死にはしないけどね
(蓮華>参考になりましたよ。しかし見過ごす訳にもいきませんので・・・!

種を飲み込み、植物の蔓を伸ばし、ルートとエーヴィヒに向けて叩き付ける
しかし、

(蓮華>ッ!?

彼女達の姿は、陽炎のように揺れながら掻き消された

(蓮華>くっ・・・何処へ・・・?
(エーヴィヒ>こっちだよ

咄嗟に声のする方に振り向いた蓮華
民家の屋根の上に、

(蓮華>・・・そういうことですか

血のように赤い斑が入った碧眼を輝かせる、
黒い斑点の黄金色の毛並みの大きな豹が、その背にルートを乗せて雄々しく立っていた

(蓮華>豹の姿、先程の幻・・・ソロモン72柱の1柱、「オセ」ですね?
(エーヴィヒ>その通り。でも勘違いしないでくれ、それは僕の名前じゃない
       僕はエーヴィヒ・・・この子に永遠に仕える者だ
(蓮華>ふざけないで下さい・・・永遠になんて生かせませんよ!

再び蒼い鞭を振るう
だが、それは屋根だけを破壊し、

(蓮華>・・・ちぃっ

少女を乗せた金色の豹は、その場から姿を消した





    †    †    †    †    †    †




(ルート>・・・ッ!?

ガバッ、と勢い良く起き上がると、
そこはいつかの廃ビルの中だった

(ルート>・・・いつの間にぃ?・・・、エーヴィヒ!?

辺りを何度も見回し、己の相棒を捜す
しかしすぐに彼女は、

(ルート>・・・あ、いたいたぁ

さも自分を看病してくれていたかのように付き添って寝ていた、
白い毛並みの可愛らしい子猫の存在に気付いた

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