ファンキーな口裂けさん 16
男「ねぇ大家さん」
大家「なんだい男くん?いい男でも紹介してくれるのかな?」
男「違いますよ、あの聞きたい事が…」
大家「やっぱり収入は多い人がいいねぇ、あと顔はさっぱりさわやかで…」
男「聞けよ」
大家「じょーだんじょーだん、で?何が聞きたいんだい?スリーサイズ?」
男「いえ、あの…俺の部屋…ってゆーかこのアパートなんか呪われてたり…しませんよね、さすがに…ははっ」
大家「呪われてるんじゃないかな♪」
男「やっぱりね、そう思ってたけどね、もう驚かねえよちくしょう」
大家「アタシがおばーちゃんにこの部屋貰う前からも怪奇現象多いみたいだしねぇ」
男「マジっすか、おはらいしたらどうなんすか?」
大家「したよ?過去何回も」
大家「まあ微塵も効果なかったけどね♪」
大家「まあ微塵も効果なかったけどね♪」
男「…引っ越そうかな…俺…」
大家「特に今男くんがいる部屋が酷かったねー」
男「…え?」
大家「昔おばーちゃんが家賃取り立てにいったら…なんと!」
男「なんと?」
大家「虫にたかられて真っ黒な赤ちy 男「他の話してください」 がいてー…」
大家「そのしばらく後、今度は他の住人が異臭に気付いて見に行ったら…なんと!」
男「なんと?」
大家「腐敗してどろどろになった死t 男「はい次ィィ!!」 があってー…」
大家「壁から違和感を感じた住人が壁を掘ったら中から白k 男「もういいです、よくわかりました」 がでてきた事もあったね」
大家「まあとにかく、このアパート、特に男くんの部屋は呪われてると言っても過言じゃないね♪」
男「マジでどこか遠い所に引っ越そうかな…」
大家「まあまあそう言いなさんな!住めば都って言うっしょ!?」
男「まあ家賃は安くて助かりますが…」
大家「それにかわいい嫁さんがいるじゃないか!」
男「…嫁?」
大家「あれー?こないだ口裂け女の子が自分が男くんの嫁って言ってたけどなー?」
男「…あいつか…!ていうかあんたは妖怪見て驚かないんすか!?」
大家「うん!見慣れてるしね!!」
男「見慣れてるってあんた…」
大家「さあさ!早く帰んないと嫁さん待ちくたびれちゃうよ!帰った帰った!!」
男「はあ…さよなら」ガチャバタン
大家「まったおーいでー♪」
~男の部屋~
口裂け女「大家さんとなんの話してたの?」
口裂け女「大家さんとなんの話してたの?」
男「…お前な…いや、やっぱいい…」
口裂け女「?」