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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 仄暗い魂-00

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Retsuya

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「ヒャハ・・・結局戻ってきちゃったぁ♪」

晒しに黒い上着を羽織り、黒いミニスカートを穿いた少女が楽しそうに独り呟いた

「やっぱり10年経つと変わるかなぁ、とか思ってたけどぉ・・・そんなこと無かったねぇ」

少量の荷物が入った袋を背後に揺らしながら、何かに駆け寄る少女
辿り着いた先には、倒れ込んでいる男の姿があった
片目を押さえ、痛みに耐え凌ぐように悶え苦しんでいる

「どうかしたのぉ? 病気ぃ?」

その場にしゃがんで、顔を覗きこみながら尋ねる
男は呻き声をあげながら、片目で彼女を睨みつけた
見ればこの男、押さえている手の下には目がないようだった

「あれぇ?眼球抉られちゃったぁ? でも血は出てないみたいねぇ・・・」

うーん、と顎に手を当てて考える
と、すぐに彼女はにこっ、と笑って、

「安心してぇ、アタシ医者やってたから楽にしてあげられるよぉ?」

そっと己の手を、彼の片目を押さえる手に重ねた




次の瞬間だった
男が、目の痛み以外に別の苦しみを感じだしたのは

「ヒャハ♪ 体温が上がり始めたみたいねぇ、「教会」さぁん?」

身体全体に激痛が走る
呼吸が整わず、尚一層苦しそうにもがく

――――何しやがった!?

男はさらに目に力を入れて睨んだ

「あぁ、その目良いねぇ、両目で見てみたかったなぁ・・・まぁ、いっかぁ
  何でこんなところに「教会」がいるのか知らないけどぉ、」

す、と右手を挙げる
粘性を帯びた液体が、彼女の手から溢れ出した

「「教会」連中殺したらさぁ・・・「組織」と全面戦争とか始めないかなぁ??
  そうなったら面白いのにねぇ!? ッヒャハハハハハハ!!」

液体は、ぬるりと蛇の形に変わり、男の眼孔へと流れ込む
その痛みに声すら出ず、男は身体を大きく飛び上がらせ、泡を吹いて息絶えた

「あーぁ、やっぱりクセになるなぁ・・・暫く都市伝説でも殺して遊ぼっかなぁ♪」

少女はすくっ、と立ち上がり、スキップをしながらその場を離れた
後に残ったのは、男の骸と携帯電話だけだった

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