
「ヒャハ・・・結局戻ってきちゃったぁ♪」
晒しに黒い上着を羽織り、黒いミニスカートを穿いた少女が楽しそうに独り呟いた
「やっぱり10年経つと変わるかなぁ、とか思ってたけどぉ・・・そんなこと無かったねぇ」
少量の荷物が入った袋を背後に揺らしながら、何かに駆け寄る少女
辿り着いた先には、倒れ込んでいる男の姿があった
片目を押さえ、痛みに耐え凌ぐように悶え苦しんでいる
辿り着いた先には、倒れ込んでいる男の姿があった
片目を押さえ、痛みに耐え凌ぐように悶え苦しんでいる
「どうかしたのぉ? 病気ぃ?」
その場にしゃがんで、顔を覗きこみながら尋ねる
男は呻き声をあげながら、片目で彼女を睨みつけた
見ればこの男、押さえている手の下には目がないようだった
男は呻き声をあげながら、片目で彼女を睨みつけた
見ればこの男、押さえている手の下には目がないようだった
「あれぇ?眼球抉られちゃったぁ? でも血は出てないみたいねぇ・・・」
うーん、と顎に手を当てて考える
と、すぐに彼女はにこっ、と笑って、
と、すぐに彼女はにこっ、と笑って、
「安心してぇ、アタシ医者やってたから楽にしてあげられるよぉ?」
そっと己の手を、彼の片目を押さえる手に重ねた
次の瞬間だった
男が、目の痛み以外に別の苦しみを感じだしたのは
男が、目の痛み以外に別の苦しみを感じだしたのは
「ヒャハ♪ 体温が上がり始めたみたいねぇ、「教会」さぁん?」
身体全体に激痛が走る
呼吸が整わず、尚一層苦しそうにもがく
呼吸が整わず、尚一層苦しそうにもがく
――――何しやがった!?
男はさらに目に力を入れて睨んだ
「あぁ、その目良いねぇ、両目で見てみたかったなぁ・・・まぁ、いっかぁ
何でこんなところに「教会」がいるのか知らないけどぉ、」
何でこんなところに「教会」がいるのか知らないけどぉ、」
す、と右手を挙げる
粘性を帯びた液体が、彼女の手から溢れ出した
粘性を帯びた液体が、彼女の手から溢れ出した
「「教会」連中殺したらさぁ・・・「組織」と全面戦争とか始めないかなぁ??
そうなったら面白いのにねぇ!? ッヒャハハハハハハ!!」
そうなったら面白いのにねぇ!? ッヒャハハハハハハ!!」
液体は、ぬるりと蛇の形に変わり、男の眼孔へと流れ込む
その痛みに声すら出ず、男は身体を大きく飛び上がらせ、泡を吹いて息絶えた
その痛みに声すら出ず、男は身体を大きく飛び上がらせ、泡を吹いて息絶えた
「あーぁ、やっぱりクセになるなぁ・・・暫く都市伝説でも殺して遊ぼっかなぁ♪」
少女はすくっ、と立ち上がり、スキップをしながらその場を離れた
後に残ったのは、男の骸と携帯電話だけだった
後に残ったのは、男の骸と携帯電話だけだった
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