一月一日 学校町北区 神社にて
初詣に訪れた人の波
その中を、一人の青年が歩いていた
…日本人ではない、明らかに西洋人だ
腰まで伸ばされた長い金髪をうなじの辺りでくくった、人形のように整った容姿の青年
歩くだけで、周りの女性の9割が振り返る
そんな、美青年だ
その中を、一人の青年が歩いていた
…日本人ではない、明らかに西洋人だ
腰まで伸ばされた長い金髪をうなじの辺りでくくった、人形のように整った容姿の青年
歩くだけで、周りの女性の9割が振り返る
そんな、美青年だ
女性の視線を集めて居る事を、青年はまるで気にしていない様子だった
きょろきょろ、興味深げに、境内の様子を見回して
きょろきょろ、興味深げに、境内の様子を見回して
何かを、見つけた途端
ぱっ、と嬉しそうな表情をして、それに駆け寄っていく
それは
ぱっ、と嬉しそうな表情をして、それに駆け寄っていく
それは
犬耳の、メイド姿の、女性で
何やら話し掛けながらそちらに駆け寄った青年に、犬メイドが迷惑全開の表情を浮かべていて
何やら話し掛けながらそちらに駆け寄った青年に、犬メイドが迷惑全開の表情を浮かべていて
-----あぁ、痛い外人か
その瞬間より、女性達の視線は、青年から外された
「えぇい、付いてくるなっての」
「どうしてだ?乙女」
「……目立つんだよ、お前と居ると」
「??」
「どうしてだ?乙女」
「……目立つんだよ、お前と居ると」
「??」
あぁ、もう、自覚のないバカは
自分の後を、護衛でもするのだとでも言うようについてきているヘンリーが、首をかしげている様子に
無自覚ほどタチの悪い物はない、とパスカルはため息をついたのだった
自分の後を、護衛でもするのだとでも言うようについてきているヘンリーが、首をかしげている様子に
無自覚ほどタチの悪い物はない、とパスカルはため息をついたのだった
続くかどうかわからない