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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 舞い降りた大王-Z05

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Retsuya

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正義「ふあぁ、疲れたぁ。」
大王「全く。今日は事が多すぎた。」
勇弥「本当だよ。ゲームの世界に吸い込まれて、謎の怪物と戦って、で・・・。」
裂邪「ハァアァアアアァァァァァァアアアァァァァァァア・・・。」

―――ここは『ユグドラシル』という町にある宿屋。
なんでも、【ユグドラシル】という大きな樹の都市伝説でできているらしい。
まさに自然の中での生活。地球の何処に行けば体験できるだろうか。そんな良い所だというのに・・・。

大王「何故、何をあんなに落ち込んでいるんだ?」
勇弥「あれが効いたかな・・・。」

~10分ほど前、宿屋にて~

ここ『ユグドラシル』に着いて暫くして、宿屋で部屋を2つ借りた時、裂邪が

裂邪「さぁて、部屋に行くか、ミナワ、メリーさん、レイちゃん、ローゼちゃん、ライサちゃん♪」

と、裂邪が『俺は女の子達と一緒に寝るぞ』宣言を放ったので

シェイド「待テ、弟達ハトモカク、貴様ト同ジ部屋ニ少女ガイルノハ大イニ問題ガアルダロウ。」
勇弥「無難に『男性陣』と『女性陣』に分けた方がいいだろ。」

というように煮えたぎる怒りを抑えながら、それを阻止したのだった。

~10分ほど前、宿屋にて/終~

正義「仕方ないよ。お兄ちゃんはミナワちゃんと毎日一緒に寝ているんだから。」
勇弥「そういうがなぁ、ってそうなのかよ!?」
赤青マント「重症だな。」
注射男「生憎だが、彼に効きそうな注射は持ち合わせていない。」
下男「ああ見えて、いざ戦場に出ればあの戦果。拙者達も彼には見習うべき所があるのかもしれないな。」
裂邪「何が悲しくて男だらけの部屋に寝泊りしなきゃなんねぇんだ!?
   つぅか、ミナワを返せ! 別れ際に俺の為に涙を流してくれたミナワを返せ!!」
大王「・・・あいつにか?」
正義「ところで、【ベッド下の男】は本当にそこでいいの?」

改めて、自分のベッドの下にいる【ベッド下の男】に正義が問い掛ける。

下男「いやむしろ、ここの方が落ち着く。そういう都市伝説なのだから仕方なかろう?」
正義「そうだったら良いんだけどさ。休まるのかと思ってさ。あ、大王もベッドでは寝ないよね。」
大王「ベッドどころか、俺は寝ないぞ?お前らも、・・・だよな?」
赤青マント「たまに寝るが、寝る必要は無いな。」
注射男「だいたい、町中で悠長に寝る事なぞ、野良には自殺行為だからな。」
白ワニ「まぁ、俺は下水道でのんびりしているけどな。シャアハハハ!」
正義「へぇ、そうなんだ。」

都市伝説の話はあまり聞けないので、正義はアニメを見るようなワクワクを感じた。
裂邪が寂しそうに部屋を出て行くのを見て、不安になりながらも、雑談を続ける事にした。





―――一方、奈海達のいる女部屋では。

ミナワ「ぐすん・・・ごしゅじんさまぁ・・・ひっぐ・・・。」

泣きじゃくるミナワを皆で精一杯あやしていた。

コイン「あぁもう、泣かないの。落ち着いてよぉ。」トントン
テケトコ「ふふふ、好きな人に甘えていたいの?まだ子どもね。」
楓「(ぱっと見ると、友達の面倒を見ている女の子達のような光景だが、これが全員都市伝説なのか。)」
奈海「だいたいさぁ、あいつの何処が良いのよ。私達にとっては未だに信じられない事なんだけど。」

ミナワ「ご、ご主人様は、優しくて、強くて、私の命を救ってくれた人なんです。」
奈海「命を救った!?あいつが?」

コイン「へぇ、あんなやつにそんな一面が・・・。」
メリー「酷い言われようね。」
奈海「本当に酷かったのよ?平気で正義くんの心を踏みにじるしさぁ!
   虫けらみたいに都市伝説をコロすし。・・・でも最近はそんな話聞かないわね。」
楓「恋は人を変える、と誰かが言っていたような。」
ミナワ「・・・す、すみません。少し、一人にさせてください・・・。」

そう言って、ミナワは外へと出て行った。

コイン「・・・すごいね。愛とか恋って。誰かさんもしたら良いのに。」
奈海「うるさい!あ、そうだ。ねぇねぇメリーさん、レイちゃん、ライサちゃん。」
ライサ「?」
レイ「何?おねーちゃん。」
奈海「裂邪さんについて、色々訊いてもいい?」

裂邪の弱みを握るためか、それともただの興味か、こちらでも雑談が始まるのであった。

―――優しい風の吹くこの町で、ゆっくりと時間が流れていく―――

舞い降りた大王CoA編第5話「一時の休息」―完―



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