ある少女は、学校町あるマンションの洗面台で、髪を洗っていた。
その少女の髪は長い茶髪で、彼女自身それは自慢の髪だ。
顔立ちは日本人ともいえるが、どちらかといえば西洋人の顔だろうか?
だがそれは些細なことで、その『美少女』には関係が無かった。
そしてその少女は、髪を洗いながら、目をつぶりながらボソッと呟いた。
「だるまさんがこーろんだ」
所で、『だるまさんがころんだ』という話は知っているだろうか?
髪を洗いながら「だるまさんがころんだ」と呟いて鏡を見ると、顔の青白い不健康そうな顔の女が肩越しにこっちを見ている……という都市伝説だ。
そして少女は目を開けて鏡を見る。
そこには、肩越しにこちらを見ている女の姿があった。
少女も見かえし、鏡に右手を伸ばす。
その少女の髪は長い茶髪で、彼女自身それは自慢の髪だ。
顔立ちは日本人ともいえるが、どちらかといえば西洋人の顔だろうか?
だがそれは些細なことで、その『美少女』には関係が無かった。
そしてその少女は、髪を洗いながら、目をつぶりながらボソッと呟いた。
「だるまさんがこーろんだ」
所で、『だるまさんがころんだ』という話は知っているだろうか?
髪を洗いながら「だるまさんがころんだ」と呟いて鏡を見ると、顔の青白い不健康そうな顔の女が肩越しにこっちを見ている……という都市伝説だ。
そして少女は目を開けて鏡を見る。
そこには、肩越しにこちらを見ている女の姿があった。
少女も見かえし、鏡に右手を伸ばす。
ずるとその右手は鏡の中に入り込み、女の首を掴んだのだ。
「――――ッ!?」
鏡の中の女は、あまりに予想外な出来事に驚き、先ほどとは全く違う、ギョッとした目で少女を見ている。
「おいおい、都市伝説が都市伝説を見抜けなくてどうする? 暇つぶしにやったら本当に出るとは思わなかったな。これぞ東洋の神秘ってヤツか?」
少女は鏡の女の中の顔を、じろじろと見ながら感想をずばずばと言っていく。
「まあ俺みたいになれば、都市伝説の力の気配も消せるしな。お前みたいなマイナー都市伝説が騙されるのも無理無いが」
鏡の中の女は『失礼な! 最近は結構人気なんだぞ!?』とでもいうかの様に手をジタバタと動かしている。それでも少女の手は離れず、それどころか強く握っていっている。
「苦しいか? 死にそうか?」
鏡の中の女は目で頷き、少女はあっさりと手を話す。
『な、何よアンタ!? アンタみたいな都市伝説聞いたことが無いぞ!?』
慌てながら鏡の奥に避難する女を見ながら、少女は律義に答えてやる。
「俺を知らないなんて悲しいな。まあ拠点はアメリカだったしな。お前が知らないのも無理は無い」
少女は先程まで首を絞めていた手をひらひらとふって、洗面台に座った。
「まああれだ、すまなかったな。俺の暇つぶしで死にかけたからな。お詫びに話相手にでもなってやろうか?」
『誰がなるかバカっ!!』
鏡の中の女は、あっかんべーをしながらどんどんと鏡の奥に逃げて行ってしまう。
「そう恥ずかしがるなって」
少女はニヤリと笑いながら、鏡の中に一歩踏み込んだ。
鏡の中の女は、あまりに予想外な出来事に驚き、先ほどとは全く違う、ギョッとした目で少女を見ている。
「おいおい、都市伝説が都市伝説を見抜けなくてどうする? 暇つぶしにやったら本当に出るとは思わなかったな。これぞ東洋の神秘ってヤツか?」
少女は鏡の女の中の顔を、じろじろと見ながら感想をずばずばと言っていく。
「まあ俺みたいになれば、都市伝説の力の気配も消せるしな。お前みたいなマイナー都市伝説が騙されるのも無理無いが」
鏡の中の女は『失礼な! 最近は結構人気なんだぞ!?』とでもいうかの様に手をジタバタと動かしている。それでも少女の手は離れず、それどころか強く握っていっている。
「苦しいか? 死にそうか?」
鏡の中の女は目で頷き、少女はあっさりと手を話す。
『な、何よアンタ!? アンタみたいな都市伝説聞いたことが無いぞ!?』
慌てながら鏡の奥に避難する女を見ながら、少女は律義に答えてやる。
「俺を知らないなんて悲しいな。まあ拠点はアメリカだったしな。お前が知らないのも無理は無い」
少女は先程まで首を絞めていた手をひらひらとふって、洗面台に座った。
「まああれだ、すまなかったな。俺の暇つぶしで死にかけたからな。お詫びに話相手にでもなってやろうか?」
『誰がなるかバカっ!!』
鏡の中の女は、あっかんべーをしながらどんどんと鏡の奥に逃げて行ってしまう。
「そう恥ずかしがるなって」
少女はニヤリと笑いながら、鏡の中に一歩踏み込んだ。
「今帰った」
しばらくすると、急に煙のような霧が部屋の中に入り込み、人の形を作り出す。
ファントムだ。
「ん、お帰り」
少女――――DKGは、鏡の中から顔をだしながらそう言ってやった。
「おお!?」
あまりに予想外な出来事に、ファントムは腰を抜かし、DKGは指を刺しながら笑った。
しばらくすると、急に煙のような霧が部屋の中に入り込み、人の形を作り出す。
ファントムだ。
「ん、お帰り」
少女――――DKGは、鏡の中から顔をだしながらそう言ってやった。
「おお!?」
あまりに予想外な出来事に、ファントムは腰を抜かし、DKGは指を刺しながら笑った。
突如抱きつかれた後、二人は無事に契約した。……何故かファントムの男が婚姻届にサインを! と言ってきた時はパニックになりかけたが、そんな紙は思い切り引き裂いてやった(婚姻届を破るのは犯罪です。良い子も悪い子もまねしないでね)。
二人の関係は恋人などではなく、ただ契約した仲というだけだ。お付き合いの返事は、そういうのはお互いをもっと知ってからにしようという、あまりアメリカ育ちとは思えない反応だった(別に恥ずかしがったわけではなく、流石に一日も経っていないのに早すぎるというだけだ)。
そのはずなのだが、ファントムの男はあれからDKGの為に様々な環境を整えた。
まず、ファントムの男はDKGについて『何も殺したくない=普通の生活をしたい』と勝手に考えたらしく(当たっているのだが)、日本のハイスクールを紹介してきた。彼自身もそこに通っているらしく、一緒に通いたいです! とファントムの男のしつこい要望からだった。
その後は協力関係にある都市伝説達や公共機関さえ操る『組織』にかけ合い、彼女の身分を作らせるという、壮大な事をやってのけた。
それを聞いた時、ん? お前ってフリーって言ってなかったか? と聞いてみると、
「組織のトップとか総理大臣とか、結構顔広いんです」
思わず、お前一体何者だ!? と聞いたら、
「そういえば名前言ってませんでしたね。本条(ほんじょう)雄介(ゆうすけ)です」
と言ってごまかした。
二人の関係は恋人などではなく、ただ契約した仲というだけだ。お付き合いの返事は、そういうのはお互いをもっと知ってからにしようという、あまりアメリカ育ちとは思えない反応だった(別に恥ずかしがったわけではなく、流石に一日も経っていないのに早すぎるというだけだ)。
そのはずなのだが、ファントムの男はあれからDKGの為に様々な環境を整えた。
まず、ファントムの男はDKGについて『何も殺したくない=普通の生活をしたい』と勝手に考えたらしく(当たっているのだが)、日本のハイスクールを紹介してきた。彼自身もそこに通っているらしく、一緒に通いたいです! とファントムの男のしつこい要望からだった。
その後は協力関係にある都市伝説達や公共機関さえ操る『組織』にかけ合い、彼女の身分を作らせるという、壮大な事をやってのけた。
それを聞いた時、ん? お前ってフリーって言ってなかったか? と聞いてみると、
「組織のトップとか総理大臣とか、結構顔広いんです」
思わず、お前一体何者だ!? と聞いたら、
「そういえば名前言ってませんでしたね。本条(ほんじょう)雄介(ゆうすけ)です」
と言ってごまかした。
そして時は現在に至る。
「何で鏡の中から何ですか!? あれですか、そんなにドラゴンナイトが気に入ってるんですか!! それとも龍騎の方ですか!?」
「どっちもすきだ安心しろ。それに俺が鏡に入っていたのはお前みたいな痛い理由じゃない」
「それじゃあ何ですか」
「友達作りだよ」
そう言って鏡の中から跳んで出てきた。その手には、胸倉が掴まれた女性の姿もある。
「誰ですか!? どこのどちら様ですか!?」
「いや、みりゃ都市伝説って分かるだろ」
「それはわかりますよ!? 分かりますけど鏡から出てくる系の都市伝説って苦手なんですよ!!」
「そういう問題か?」
「ミラーモンスターに比べれば幾分かマシですけどね!」
そういうとファントムは仮面を外し、黒くワックスで形を整えた髪をした、少し顔のいい人間の姿――――本条雄介の姿に戻った。
「まああれだ。こいつは暇つぶししてたら出てきたから、どうせならこっちで初の友達でもゲットしようかと思ったんだ」
「首を掴むって友達を作る対応じゃないでしょ!?」
ようやくその女性が話しだし、DKGは手をひらひらと振る。
「仕方ないだろ。お前を殺そうという意思が無いと、そっちに入れないからな」
「殺す気満々でしょうが!!」
「安心しろ。半分嘘だ」
「半分は本気じゃん!!」
DKGと女性のガールズトークに、雄介はやれやれと呆れる。
「それはあれでしょう。彼女の能力は『殺すためならどんな事もやってのける』事なんですから、それを応用しないと鏡の中に入れなかったんじゃないですか?」
「そういう事だ。まあ頭の中で『殺す』と呟けばそれで充分なんだけどな」
はっはっは、とDKGと雄介は笑い合い、鏡の女はそれを睨みながら、
「リア充爆発しろぉ!!」
鏡の中に再び逃げた。
「ま、出会いはあれだからな。仕方ないか」
「というより、あの人ネラーですか」
「ん? ちなみにあれはどういう意味だ?」
「『現実(リアル)を充実している奴は、さっさと爆発して消えてしまえ』という嫉妬を意味する言葉です。ちなみに『末長く爆発しろ!』っていうのは、主にカップルに対して祝う、素直になれない人の言葉ですね」
「日本語ってのはよくわからないな」
「というより、最近の若者の造語ですから、教科書には出ませんよ」
「そうか、覚えておく」
DKGはソファに転がり、テーブルの上に置いてあった本を読み始める。
「……『PGM ヘカートⅡ』か、いいな」
「あれ? 契約してからは亜音速どころか、素手で光線銃出せるようになってませんでしたっけ?」
「それとこれは別だ」
人を殺す事を拒絶しているDKGだが、武器は別だ。
武器とは職人の魂であり、大切に扱っていれば絶対に裏切らない物……らしい。
実際彼女の使っている武器は、自分で作っているもので、職人とかあまり関係が無い気がすると、雄介は思う。
「『何も殺さない』とか言っておきながら、そういうのはお好きなんですね」
「何事もビジュアルは大事だろ。木の枝よりナイフの方がかっこいいのと同じだ」
こんな美少女が、銃器を構えている方がイケない気がするのだが、そこはあえて黙っておく。
「おっとそういえば、あなたの生徒手帳、貰ってきましたよ」
雄介はキッチンに立ち、高校の生徒手帳を持っている手で振っている。
「投げろ」
だが取りに行くのが面倒くさいのか、本を読みながらそんな事を言ってきた。
もしかしたら雄介の配慮もあるのかもしれないが、そういうのは良くないと思っている。
「私は、投げていいものはボールと髪飛行機だけと思っています」
「投げナイフとダーツは?」
「危ないから、駄目じゃないかなぁ?」
目をそらす雄介。
間違いない。それだけは、考えついていなかったのだろう。
「まあそんな事言ってる間に取りに来たわけだがっと」
生徒手帳を雄介から奪い取り、パラパラと中身を見る。
その中で、気になるものがあった。
「……おい、今すぐこれは冗談と言え」
「へ?」
DKGは震えていた。
「何で俺の名前が『本条 薫(かおる)』になってるか言ってみろ!」
「うひゃあ!?」
怒りで。
「薫はあれだ、俺が考えたからいいだろう。だけど、何だよ本条って! 名字の方は大文字と言ったはずだろ!」
「だってー、それネーミングセンス無さ過ぎますよ。それにDKGのDとKに沿ってるみたいで嫌なんですよ……」
「俺がそうなるようにしたんだ! 余計な気遣いは迷惑だ! ジャパニーズ『有難迷惑』だ!」
なんかニュアンス違うような? と雄介は思ったが、それより大事な事を言う。
「だってDはドライ、Kはキラーですよ? 薫という名前は僕の好みなので許しましたけど、Dのつく名字は嫌だったもので」
本当は、薫の名前も嫌なんだったとDKGは思う。
何故なら、薫に触れた途端、雄介の表情が曇ったからだ。
それも無理は無いと思う。何故ならキラーが意味するのは、『殺人者』なのだから。
だが、自分の意見も入れてあげたかった。だから、そんな冗談で変えられるような部分を削ったのだろう。
ほんの数日で人の事をここまで分かるという事は、自分も人らしく慣れているのだろうか? 人を殺すことで、満たされたいと願いながら殺すあの頃とは、変わっているのだろうか?
「……ちなみに、何で本条?」
「ほら、あれですよ。結婚しても名字で呼ばない対策――――」
「何で鏡の中から何ですか!? あれですか、そんなにドラゴンナイトが気に入ってるんですか!! それとも龍騎の方ですか!?」
「どっちもすきだ安心しろ。それに俺が鏡に入っていたのはお前みたいな痛い理由じゃない」
「それじゃあ何ですか」
「友達作りだよ」
そう言って鏡の中から跳んで出てきた。その手には、胸倉が掴まれた女性の姿もある。
「誰ですか!? どこのどちら様ですか!?」
「いや、みりゃ都市伝説って分かるだろ」
「それはわかりますよ!? 分かりますけど鏡から出てくる系の都市伝説って苦手なんですよ!!」
「そういう問題か?」
「ミラーモンスターに比べれば幾分かマシですけどね!」
そういうとファントムは仮面を外し、黒くワックスで形を整えた髪をした、少し顔のいい人間の姿――――本条雄介の姿に戻った。
「まああれだ。こいつは暇つぶししてたら出てきたから、どうせならこっちで初の友達でもゲットしようかと思ったんだ」
「首を掴むって友達を作る対応じゃないでしょ!?」
ようやくその女性が話しだし、DKGは手をひらひらと振る。
「仕方ないだろ。お前を殺そうという意思が無いと、そっちに入れないからな」
「殺す気満々でしょうが!!」
「安心しろ。半分嘘だ」
「半分は本気じゃん!!」
DKGと女性のガールズトークに、雄介はやれやれと呆れる。
「それはあれでしょう。彼女の能力は『殺すためならどんな事もやってのける』事なんですから、それを応用しないと鏡の中に入れなかったんじゃないですか?」
「そういう事だ。まあ頭の中で『殺す』と呟けばそれで充分なんだけどな」
はっはっは、とDKGと雄介は笑い合い、鏡の女はそれを睨みながら、
「リア充爆発しろぉ!!」
鏡の中に再び逃げた。
「ま、出会いはあれだからな。仕方ないか」
「というより、あの人ネラーですか」
「ん? ちなみにあれはどういう意味だ?」
「『現実(リアル)を充実している奴は、さっさと爆発して消えてしまえ』という嫉妬を意味する言葉です。ちなみに『末長く爆発しろ!』っていうのは、主にカップルに対して祝う、素直になれない人の言葉ですね」
「日本語ってのはよくわからないな」
「というより、最近の若者の造語ですから、教科書には出ませんよ」
「そうか、覚えておく」
DKGはソファに転がり、テーブルの上に置いてあった本を読み始める。
「……『PGM ヘカートⅡ』か、いいな」
「あれ? 契約してからは亜音速どころか、素手で光線銃出せるようになってませんでしたっけ?」
「それとこれは別だ」
人を殺す事を拒絶しているDKGだが、武器は別だ。
武器とは職人の魂であり、大切に扱っていれば絶対に裏切らない物……らしい。
実際彼女の使っている武器は、自分で作っているもので、職人とかあまり関係が無い気がすると、雄介は思う。
「『何も殺さない』とか言っておきながら、そういうのはお好きなんですね」
「何事もビジュアルは大事だろ。木の枝よりナイフの方がかっこいいのと同じだ」
こんな美少女が、銃器を構えている方がイケない気がするのだが、そこはあえて黙っておく。
「おっとそういえば、あなたの生徒手帳、貰ってきましたよ」
雄介はキッチンに立ち、高校の生徒手帳を持っている手で振っている。
「投げろ」
だが取りに行くのが面倒くさいのか、本を読みながらそんな事を言ってきた。
もしかしたら雄介の配慮もあるのかもしれないが、そういうのは良くないと思っている。
「私は、投げていいものはボールと髪飛行機だけと思っています」
「投げナイフとダーツは?」
「危ないから、駄目じゃないかなぁ?」
目をそらす雄介。
間違いない。それだけは、考えついていなかったのだろう。
「まあそんな事言ってる間に取りに来たわけだがっと」
生徒手帳を雄介から奪い取り、パラパラと中身を見る。
その中で、気になるものがあった。
「……おい、今すぐこれは冗談と言え」
「へ?」
DKGは震えていた。
「何で俺の名前が『本条 薫(かおる)』になってるか言ってみろ!」
「うひゃあ!?」
怒りで。
「薫はあれだ、俺が考えたからいいだろう。だけど、何だよ本条って! 名字の方は大文字と言ったはずだろ!」
「だってー、それネーミングセンス無さ過ぎますよ。それにDKGのDとKに沿ってるみたいで嫌なんですよ……」
「俺がそうなるようにしたんだ! 余計な気遣いは迷惑だ! ジャパニーズ『有難迷惑』だ!」
なんかニュアンス違うような? と雄介は思ったが、それより大事な事を言う。
「だってDはドライ、Kはキラーですよ? 薫という名前は僕の好みなので許しましたけど、Dのつく名字は嫌だったもので」
本当は、薫の名前も嫌なんだったとDKGは思う。
何故なら、薫に触れた途端、雄介の表情が曇ったからだ。
それも無理は無いと思う。何故ならキラーが意味するのは、『殺人者』なのだから。
だが、自分の意見も入れてあげたかった。だから、そんな冗談で変えられるような部分を削ったのだろう。
ほんの数日で人の事をここまで分かるという事は、自分も人らしく慣れているのだろうか? 人を殺すことで、満たされたいと願いながら殺すあの頃とは、変わっているのだろうか?
「……ちなみに、何で本条?」
「ほら、あれですよ。結婚しても名字で呼ばない対策――――」
次の瞬間、雄介は暗い空を舞った。
「……信じた俺がバカだった」
瞬間変身で何とか助かった雄介を見ながら、呟くのであった。
瞬間変身で何とか助かった雄介を見ながら、呟くのであった。
……続いてもいいカナ?