「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - はないちもんめ-24

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だれでも歓迎! 編集
かごめかごめ視点
暗い廃工場に、ドシャリッと、また一つ、首が落ちる
青年「こいつも外れか・・・」
喫茶ルーモアのマスターを殺ったバカは恐らく自分が手を下さずとも誰かが潰すだろう
しかし、そのバカにルーモアの事を命じた、もしくは教えた奴は?
実行犯に目が行って主犯を逃がすなんて良くある話だ
そう考え、『組織』からの指令も待たずに『首塚』の構成員を潰して回っているが、一向に当たりが出ない
青年「こんな三下じゃダメって事か・・・」
刀を鞘に収め落ちている首を蹴り飛ばす
コロコロと首が転がり、誰かがソレを止めた
青年「ん?」 
視線をやると、廃工場の入り口に中年と子供がいた

中年視点
いた・・・やっと見つけた
転がる首、首の無い死体、そしてソレを見下ろす刀を持った青年
中年「ハッ・・・・・・」
やっとだやっと!!
中年「来いぃッ!!!」
その叫びで30人ほどの異国の兵隊が顕現する
青年「多重契約者!?」
青年の目が驚愕に見開かれ
中年「ってぇぇぇぇっ!!」
『死人部隊』の銃が青年に向き
青年が消え―――!?
「後ろの正面 だぁれ?」
俺の首が飛んだ

かごめかごめ視点
ギリギリ・・・ギリギリだが間に合った
銃が放たれるよりも先に中年の背後に移れた
青年「ふぅ・・・」
中年の首が飛ぶと同時に兵隊達の消滅を確認、そのまま刀を子供に向ける
青年「『首塚』の仲間ですか?・・・貴方達に聞きたい事があるんですが」
刀を首に当てられているのに子供は顔色一つ変えない・・・何と言うか不気味だ・・・まるで・・・
子供「ダメだよ、お兄ちゃん、ちゃんと、殺したか確認しないと・・・」
青年「は?」
中年「そうだな・・・俺は首飛んだくらいじゃ死なねぇよ」
僕の背後に、左手で自らの頭を掴み、右手の銃をこちらに突きつけている中年がいた
青年「バカな・・・」
中年「首飛ばされたお陰で少しは落ち着いたよ・・・コレはその礼だ」
バ ァ ンッ ・・・
青年「くっ・・・」
右肩を撃ち抜かれた・・・
中年「それで、刀は持てねぇよな?お前の能力は刃物無いと使えないんだろ?」
青年「畜生・・・」
こんな時に限って『狐』連れて来てないなんて・・・ぬかったな
子供「食べて良い?」
こちらを見下ろす子供の言葉に中年が頷く
中年「あぁ、なるべくゆっくりとな」
待て、今この子供「食べて良い?」って・・・まさか
子供「じゃあ、 い た だ き ま す 」
あの時の、あの血塗られた入学式の・・・!
「じゃあ、最後の一人、 い た だ き ま す 」
青年「おぉぉぉぉぉぉっ!!」
気付くと右肩を押さえていた左手で刀を掴み、子供に切りかかっていた
振り下ろされる刀、後ろに跳んで避ける子供
子供「・・・・・・」
利き腕じゃないからかイマイチ安定しないが、そんな事気にしてられない
このガキ・・・
子供「お兄ちゃん・・・16年振りの、再会なんだから、もう少し、落ち着いて・・・そして『私』に今度こそ食べられなさい」
やっぱり、あの時の!!
青年「アァァァァァァッ!!」
中年「俺を無視してんじゃない」
再び眼前に現れるのは二体の兵士
手に握られているのは軍刀・・・
ガキィンッ ザシュッ
青年「ガッ・・・」
弾かれた刀、貫かれた左肩
中年「今度こそ終りだな」
額に向けられる銃口・・・意識がヤバい、血が足りない・・・
中年「じゃあ 「そこまでだ」 ・・・ん?」
最後に見えたのは禿の黒服・・・?

中年視点
禿黒服「・・・・・・」
廃工場の入り口に立っているのは禿た頭の黒服
中年「黒服か・・・」
子供「オジサンはソイツさっさと殺っちゃいなよ、アッチは私が食べるから」
中年「ん?あぁ・・・」
コイツ・・・さっきから口調が何かおかしい様な・・・まぁ、良い、ソレは後だ
青年に向けた銃の引き金を引こうとして――
黒服に向けて駆け出た子供が殴り飛ばされた
中年「!?」
見るとそこには異常に肥大化した腕の黒服がいる・・・何だあの腕は・・・
禿「私がかつて最初に契約した都市伝説『鳴らすと骨が太くなる』です・・・まぁ、鳴らすと太くなるのは事実ですがね・・・」
だからってあれは異常だろう、既に右腕が胴体と同じくらいのサイズになっている
中年「『死人部隊』!!」
禿「フンヌッ!!」
俺の眼前に死人部隊が現れるが、顕現しきるよりも先に一瞬で距離を詰めた黒服の拳が死人部隊を抉り飛ばす
禿「死なない兵隊・・・なら、再生できないよう肉片にするだけです」
中年「チィッ!」
ここまで来て!!
子供「おじさん!」
見ると、子供が廃工場の裏口の当たりにいる
仕方ない・・・
中年「『死人部隊』!」
残った何人かが禿へ向けて駆け出し・・・
俺は青年を一発蹴り飛ばすと、子供のほうへ向けて駆け出した

かごめかごめ視点
目が覚めると廃工場
禿「あぁ、大丈夫ですか?治療はしましたが」
青年「何とか・・・」
見ると、黒服は何時ものスーツだが右腕だけ破れてる
何か、こう、内側から弾けとんだような・・・
禿「『死人部隊』の男達は撤退しましたよ、子供の方は何の契約者かはわかりませんが・・・」
子供・・・そうだ、あの子供!
契約者こそ違っていたけど、間違いない・・・アレは17年前の『一年生になったら』だ
あの時、確かに首を落とした筈なのに・・・!
禿「とりあえず・・・今日は一端引きましょう、どの道その傷じゃマトモに動けないはずだ」
黒服はそう言うと僕を抱えて走り出す
青年「『首塚の組織』・・・『一年生になったら』」
どっちも、楽に潰しはしない・・・!!

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