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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 邪気殺し-15

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
「……俺、知ってる」
「せ、清太くん、何を……」
「知ってるんだよ、俺…人類滅亡を止める方法を!」

清太の言葉に真っ先に喰いついたのはローゼだった
肩を掴んで、食い入るように彼を問い質す

「っそ、それは一体何ですの!? 是非教えて頂けませんこと!?」
「ろ、ローゼさん、落ち着いて」
「……も、申し訳ありません、ワタクシとした事が……」
「い、いや、別に……そ、それより、「水晶髑髏」って知ってる?」
「名前そのまま、水晶で出来た頭蓋骨のオーパーツ、だよね」
「そうそう、それと契約した契約者とこの町で出会って、
 2012年までに13個集めて世界滅亡を防ぐみたいなこと言ってたんだ!
 確か………髑水 晶髏、だったかな?」
「……成程、確かにそれなら止められるかも知れん」
「でも、俺が出会った時はまだ1つしか持ってなかったような………」
「「水晶髑髏」は、下手をすれば世界中に散らばっている代物…そんなの、一人で13個全て集めるのは不可能…
 清太さん、その契約者が何処にいらっしゃるか分かって?」
「そ、それが…出会ったのも1回きりだし、電話番号聞いてた訳でもないから…
 多分、気配を探れば見つかるか、向こうからやってきてくれると思うけど」
「申し訳ないけど、今すぐ探してくれませんこと?
 日天さん! ロビィちゃんに連絡して至急「水晶髑髏」の捜索依頼をお願いして!
 念の為、蓮華ちゃんに各地の「水晶髑髏」所在予測ポイントの割り出しを!」
「あぁ、分かった!」

再び携帯電話に番号を打ち込み始める日天
急いで部屋を出ようとする清太を、漢が引き止めた

「ま、待って、何処にいるか、分かるかも知れない」
「え…ほ、ホントか!?」
「うん、ちょっと待ってて」

漢が右手の人差指で漢字を空書きし始めた直後だった
ばたんっ!と勢い良く病室のドアが開かれる
青い髪の幼い少女を連れて入ってきたのは、豊かな胸を持つ白い髪の少女だった

「ローゼ! 敵が動き出したぞ! 外を見ろ!!」
「なっ……!?」

がらっ、と部屋の窓を開け、全員が覗き込んだ
人の形をしたジャガーの大群が、町の中を跋扈している

「あ、あれって………「太陽の暦石」の……!?」
「如何ニモ…我々トノ戦闘デモ、アレヲ出現サセテイタ」
「私は戦闘班と共に行くつもりだ、異論はあるか!?」
「……ありません、ですが……死ぬ事のありませんように」
「ふふ……無論だ」
「レクイエムお姉様……」
「ライサ、裂邪を頼んだぞ」
「…うん、分かった! お姉様も頑張ってね! お怪我は全部、私が癒してあげるから!」

青い髪の少女――ライサの頭をぽふっ、と撫で、
白い髪の少女――レクイエムはその場から忽然と消えた

「くそっ、俺も探さなきゃいけないのに……これじゃ遅くなっちまう……」
「皆、窓から離れろ!」

日天が叫ぶと、指示通りに全員が窓から距離を取った

「画竜、点睛!!」

スケッチブックに描かれた龍の睛を打ち、それを外に向けると、
絵から4枚の翼を持った図体の大きな龍が飛び出した
日天はその背に飛び乗ると、清太に手を差し伸べた

「え……」
「乗れ、空からなら、ジャガーも来られない筈だ」
「あ…ありがとう!」
「日天さん、お気をつけて」
「あぁ、後は頼む」
「清太くん、日天さん、その契約者は今、東区の何処かにいるみたい…!」
「分かったぜ漢兄ちゃん! じゃあ、行ってきます!」

龍は羽ばたき、夜空を舞う
清太と日天の2人は、「水晶髑髏」の契約者――髑水 晶髏を探しに、東区へと向かった







     †     †     †     †     †     †     †






「………どうだ、見つかりそうか?」
「うぅん……セキエ、お前どんな感じ?」
「反応ガ強クナッテキタ、恐ラクモウ少シダ」
「そっか、兄ちゃん、もうちょっと先だってさ」
「…今何が喋った?」
「え? あぁこれ、「水晶は邪気と吸収する」っていう都市伝説なんだ」
「セキエ、ト呼バレテイル」
「……珍しいな、意思を持った物品系か……蓮華さんが喜びそうだ」
「レンゲさん?」
「何でもない、それより捜索を続けてくれ
 オレは都市伝説の気配は大雑把にしか読めないんだ」
「おっとそうだった」

再び、目的の人物を探すべく神経を研ぎ澄ませる清太
地上からの獣の呻き声も、空中で龍の翼が風を切る音も、
一切が耳に入らないくらいに、ただ一人の契約者の気配を探る
町には「太陽の暦石」によって召喚されたジャガー達が跋扈している為に、気配が混雑している
それでも、彼はカードを引き当てた

「――――――っし、多分見つけた!」
「“多分”? 確率はどれ程だ?」
「97%くらい!」
「まぁまぁだな………分かった、後は頼んだぞ」
「おう、任せとけって―――え?」
「「応龍」! 病院に着くまではこの少年の指示に従ってくれ!」
「きりゅりりゅりしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

2対の翼の龍――「応龍」がその名の如く主人の依頼に応えると、
当の主人である日天は、立ち上がったかと思えば地上へと文字通り身を投じた

「っちょ、日天兄ちゃん!?」
「オレはこいつらを片づけてくる! お前は、今やるべき事を優先しろ!」
「で、でも……」
「世界の未来は…お前に託した! 画竜点睛!!」

清太に言い残し、地上すれすれの所で赤い鱗の胴の長い龍――「銭塘君」を呼び出し、
迫りくるジャガーの群れに業火を放った
住宅地に、爆音が響いた

「………死にに逝くみたいな言い方するなよ…絶対帰って来いよ、兄ちゃん」

呟いて、清太は「応龍」にスピードを上げてくれるように頼む
先程よりも風を裂く音が甲高くなり、景色すらもゆっくり見られなくなる
それでも、気配だけはしっかりと捕らえていて

「……ッ! 「応龍」!ここで下りて!」

雄叫びをあげ、龍は地上に向けて急降下を始める
真下には、ジャガーに囲まれた1つの影があった
ジャガー達が一向に動く気配を見せていないところを見ると、どうやら催眠か何かで制止されているようだ

「晶髏兄ちゃん!!」
「君は……清太くんじゃないか、久しぶりだね」
「こんな時に何を暢気な!? 良いから早くこの龍に乗って!
 あんたの力が必要なんすよ!!」
『カタカタ、新しい「水晶髑髏」を見つけたのか?』
「今はまだ……でも協力してくれる人達がいるんだ!
 1人で探すより大勢で探した方が良いし、何よりあんたがもしここで死んだら、止める方法が無くなっちまう…
 頼むから、協力させてくれ!」
「というか、こっちがお願いしたいところだったんだ」

よいしょ、と清太の後ろに乗る晶髏

「――――って案外すんなり…」
『カタカタ、何せ今日が当日だしな。美味しい話にゃ乗っとかねぇと』
『急ぎましょう、今は一刻を争います』
『13個……き、今日中に揃うでしょうか……?』
「え、何か増えてる!?」
「あ、君に出会った後に2つの「水晶髑髏」を見つけたんだ
 だから今僕が持ってるのは3個」
「あと10個か……間に合うと良いけど……!」

「応龍」は夜空を駆ける
“滅びの刻を止める”……その意思を背負って
「水晶髑髏」は、残りあと10個…

「ところで、協力してくれる人達って?」
「……俺もそれ聞いてない」


   ...see you NEXT

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