「ローゼさん!」
「くっ、酷い怪我だ……放っておくとまずいぞ」
「くっ、酷い怪我だ……放っておくとまずいぞ」
―――どなた……? 正義さん…それに皆さん……無事に「水晶髑髏」を手に入れられたのかしら
「…勇弥くん、能力で外まで脱出できる?」
「え?……あぁ、外へならいつでも行けるぜ」
「ローゼちゃんを連れて先に戻ってて。僕も後で行くから」
「え?……あぁ、外へならいつでも行けるぜ」
「ローゼちゃんを連れて先に戻ってて。僕も後で行くから」
―――え…!? あ、待って
「ち、ちょっと正義くん!」
「奈海、ここはあいつに任せておけ」
「でも!」
「奈海落ち着いて!」
「大丈夫だ心星、黄昏を信じろ。日向、頼む」
「奈海、ここはあいつに任せておけ」
「でも!」
「奈海落ち着いて!」
「大丈夫だ心星、黄昏を信じろ。日向、頼む」
―――待って、裂邪さんは………く、ち、血が、足りなく……
「れ………や、さ………」
暗転
† † † † † † †
「―――――――裂邪さんっ!!」
布団を跳ね除けて、ローゼは勢い良く跳び起きた
目を覚ました時、彼女が見たのは心配そうな表情をしたライサや勇弥達だった
目を覚ました時、彼女が見たのは心配そうな表情をしたライサや勇弥達だった
「ローゼお姉様!」
「ライサ…有難う、勇弥さん達も、有難うございます」
「いやぁ、間に合ってよかった」
「…それで、正義さんと裂邪さんは……」
「っ……」
「まだ戻っていない。きっと、2人とも大丈夫だとは思いますが…」
「そう、ですの……あっ、「水晶髑髏」は!?」
「無事こちらに渡りました。晶髏さんとの契約も確認しましたよ」
「ライサ…有難う、勇弥さん達も、有難うございます」
「いやぁ、間に合ってよかった」
「…それで、正義さんと裂邪さんは……」
「っ……」
「まだ戻っていない。きっと、2人とも大丈夫だとは思いますが…」
「そう、ですの……あっ、「水晶髑髏」は!?」
「無事こちらに渡りました。晶髏さんとの契約も確認しましたよ」
そう言って病室に入ってきたのは、本部にいる筈のR-No.1――六条 蓮華だった
「蓮華ちゃん? どうしてここへ………」
「…人の気も知らないで……
No.0が2時間も目を覚まさなかったら、流石の私でも心配の一つや二つしますよ」
「……にっ、2時間!?」
「…人の気も知らないで……
No.0が2時間も目を覚まさなかったら、流石の私でも心配の一つや二つしますよ」
「……にっ、2時間!?」
咄嗟に時計を確認する
短針は10を指し、長針は間もなく12を示す
短針は10を指し、長針は間もなく12を示す
「も、もうこんな時間……は、早く「水晶髑髏」を探しに行かなきゃ…!」
「大丈夫です。もう殆ど集まってますので」
「大丈夫です。もう殆ど集まってますので」
ベッドから飛び降りたローゼは、きょとんとした表情をしている
はふ、と溜息を吐いて、彼女の無言の問いに蓮華が答えた
はふ、と溜息を吐いて、彼女の無言の問いに蓮華が答えた
「貴方が寝ている間に、勇弥さん達が持ってきた「紫水晶髑髏」と契約した時、
晶髏さんの「ヘッジスの水晶髑髏」の感知能力が強化されて、新たに1つ発見しました
その後も、契約しては範囲が広がりの繰り返しで、全国にR-No.6達偵察班を散らばらせておいたこともあって、
迅速に回収を終えました……幾つか、いい加減な探知もしていたようですが」
「そ、それじゃもう……あれ、“殆ど”?」
「まだあと1つ見つかって無いらしいんだ。「マヤの水晶髑髏」、でしたっけ?」
「そうです。マヤの神官が持っているとされるそうですが…」
「マヤの神官……も、もしかして…!?」
「「ヘッジス」によれば、この町にあるそうです」
「コインちゃんも同じみたい。多分、ローゼさんの予想は当たってる……」
「くっ…何とかして取り上げる事が出来れば――――――ッ!?」
晶髏さんの「ヘッジスの水晶髑髏」の感知能力が強化されて、新たに1つ発見しました
その後も、契約しては範囲が広がりの繰り返しで、全国にR-No.6達偵察班を散らばらせておいたこともあって、
迅速に回収を終えました……幾つか、いい加減な探知もしていたようですが」
「そ、それじゃもう……あれ、“殆ど”?」
「まだあと1つ見つかって無いらしいんだ。「マヤの水晶髑髏」、でしたっけ?」
「そうです。マヤの神官が持っているとされるそうですが…」
「マヤの神官……も、もしかして…!?」
「「ヘッジス」によれば、この町にあるそうです」
「コインちゃんも同じみたい。多分、ローゼさんの予想は当たってる……」
「くっ…何とかして取り上げる事が出来れば――――――ッ!?」
強大な気配を感じ取り、ローゼは早々と窓を開けて身を乗り出す
「お、お姉…様?」
「R-No.0、一体何が―――」
「「マヤの予言」……「太陽の暦石」の気配が増幅してる……
こうしちゃ居られませんわ!」
「R-No.0、一体何が―――」
「「マヤの予言」……「太陽の暦石」の気配が増幅してる……
こうしちゃ居られませんわ!」
さらに足を擡げ、背中から赤い翼を広げる
一歩下がりながらも、蓮華達は彼女を引き止める
一歩下がりながらも、蓮華達は彼女を引き止める
「止めないで! 「水晶髑髏」が13個揃うまで、ワタクシが時間を稼ぎます!!」
「待てよローゼさん! 幾らなんでも無茶だぜ!?」
「例え同じ世界破滅系だったとしても、1人では危険です!」
「こうしている間にも、多くの契約者達がこの町を守ってくれているというのに…
ワタクシが行かなきゃなりませんの!!」
「待てよローゼさん! 幾らなんでも無茶だぜ!?」
「例え同じ世界破滅系だったとしても、1人では危険です!」
「こうしている間にも、多くの契約者達がこの町を守ってくれているというのに…
ワタクシが行かなきゃなりませんの!!」
全員を押し退けて、赤光の翼を羽ばたかせ、
ローゼが病室から飛び去ろうとした、その時だった
ローゼが病室から飛び去ろうとした、その時だった
「じゃあ、皆で行こう」
声の主は、さっきまでそこにいなかった筈の黄昏 正義だった
「恐怖の大王」と共に、息を荒げながら、病室に入ってきた
「恐怖の大王」と共に、息を荒げながら、病室に入ってきた
「正義くん!」
「大王様!よくご無事で!」
「あぁ、何とか、な」
「大王も、世界破滅系の都市伝説だ
ローゼちゃんと力を合わせれば、「マヤの予言」にも勝てるかも知れない」
「正義さん…」
「あっ、2人とも疲れて…私が癒してあげる」
「大王様!よくご無事で!」
「あぁ、何とか、な」
「大王も、世界破滅系の都市伝説だ
ローゼちゃんと力を合わせれば、「マヤの予言」にも勝てるかも知れない」
「正義さん…」
「あっ、2人とも疲れて…私が癒してあげる」
ライサは正義と大王の手を取ると、「マイナスイオン」の能力で青い光を放ち、
2人の疲労と、正義の生傷を回復させた
2人の疲労と、正義の生傷を回復させた
「ありがとう、ライサちゃん」
「黄昏正義さん、でしたね。失礼ですが、裂邪さんは…?」
「…必ず戻ってくる。少し遅れてくるけど、お兄ちゃんは絶対に来てくれるよ
だから今はボク達が何とかしなきゃ。奈海、場所は分かる?」
「うん、北区にある山の中みたい」
「勇弥くん」
「あぁ、いつでも飛べるぜ」
「分かった。急ごう、ローゼさん」
「えぇ…でも、無茶はなさらないでね?」
「ほんの少しでも力になりたいのですが…私はここに残って「水晶髑髏」の捜索に尽力します」
「ごめんなさい、「蝦蟇の油」も「河童の妙薬」も皆切れてて……」
「2人ともありがとう。大丈夫、絶対終わらせるから」
「R-No.1、R-No.10、ここはお任せ致しますわ」
「よし、皆行くぞ!」
「黄昏正義さん、でしたね。失礼ですが、裂邪さんは…?」
「…必ず戻ってくる。少し遅れてくるけど、お兄ちゃんは絶対に来てくれるよ
だから今はボク達が何とかしなきゃ。奈海、場所は分かる?」
「うん、北区にある山の中みたい」
「勇弥くん」
「あぁ、いつでも飛べるぜ」
「分かった。急ごう、ローゼさん」
「えぇ…でも、無茶はなさらないでね?」
「ほんの少しでも力になりたいのですが…私はここに残って「水晶髑髏」の捜索に尽力します」
「ごめんなさい、「蝦蟇の油」も「河童の妙薬」も皆切れてて……」
「2人ともありがとう。大丈夫、絶対終わらせるから」
「R-No.1、R-No.10、ここはお任せ致しますわ」
「よし、皆行くぞ!」
勇弥の声と共に、一同の姿がパッと消える
正義とローゼ達は舞台へと向かった
悲劇のバッドエンドを、ハッピーエンドに変える為に
正義とローゼ達は舞台へと向かった
悲劇のバッドエンドを、ハッピーエンドに変える為に
...To be Continued