「………」
「……私です………『夢の国』が、学校町にて、大規模にパレードを行おうとしているようです…………それが、ですね。どうやら、この町ごと、『夢の国』に取り込もうと企んでいると思われます……そう、ですか。『首塚』もそれは気に食わない、と…………。…………っ!?あなたは………わかり、ました。こちらでも、学校町の契約者たちに、注意を促すつもりです。既に、注意を促す行動を取っている者がいます…………わかりました。どうか、ご無理はなさらぬよう」
…通話を切る
まさか、途中で彼が割り込んでくるとは
……まぁ、いい
これで、あちらにも注意は促した
あちらがどんな行動をとるかはわからない
ただ…あちらとて、無謀な行動はとるまい
『夢の国』という脅威に対し、備えをとるだろう
まさか、途中で彼が割り込んでくるとは
……まぁ、いい
これで、あちらにも注意は促した
あちらがどんな行動をとるかはわからない
ただ…あちらとて、無謀な行動はとるまい
『夢の国』という脅威に対し、備えをとるだろう
…共闘することになるか
それとも、ただ、対岸の火事と見られるか
それは、黒服には、判断できる事では、なかった
それとも、ただ、対岸の火事と見られるか
それは、黒服には、判断できる事では、なかった
【♪~ 負けないで もう少し 最後まで 走りぬけて ~♪】
「……ん?」
「あら、あなたの電話?」
「あら、あなたの電話?」
携帯に、電話が
誰からだろうか
携帯の液晶画面を見て…俺は、慌てて電話をとった
誰からだろうか
携帯の液晶画面を見て…俺は、慌てて電話をとった
『……私です』
「な、なんだよ、お前かよ…どうしたんだ?」
「な、なんだよ、お前かよ…どうしたんだ?」
黒服から電話!?
何かの事件か何かか!?
…に、しても、声は女の状態
確か、明日で戻るんだったか?
……畜生、勿体無い
そんな事を考えつつ、黒服の話を聞いていたのだが…
…おいおい、やばくないか!?
何かの事件か何かか!?
…に、しても、声は女の状態
確か、明日で戻るんだったか?
……畜生、勿体無い
そんな事を考えつつ、黒服の話を聞いていたのだが…
…おいおい、やばくないか!?
「っど、どう言う事だよ!?」
『それが、ですね。どうやら、この町ごと、『夢の国』に取り込もうと企んでいると思われます』
「マジかよ…」
『それが、ですね。どうやら、この町ごと、『夢の国』に取り込もうと企んでいると思われます』
「マジかよ…」
ちらり、将門様に視線を送る
こちらの会話は、ある程度聞こえているようだ
その内容に、不快感を示している
こちらの会話は、ある程度聞こえているようだ
その内容に、不快感を示している
「んな事、将門様も許すわけねぇだろ」
『そう、ですか。『首塚』もそれは気に食わない、と』
『そう、ですか。『首塚』もそれは気に食わない、と』
当たり前だ
それを伝えようとしたら
それを伝えようとしたら
「あ!?」
ひょい
将門様に、携帯を奪われてしまった
っちょ、将門様!?
将門様に、携帯を奪われてしまった
っちょ、将門様!?
「…そのこと、確かだろうな?」
『……っ!?あなたは……』
「情報、感謝しよう。我らの同胞に、その情報を伝える。貴様らも、充分に注意を促すが良い」
『……っ!?あなたは……』
「情報、感謝しよう。我らの同胞に、その情報を伝える。貴様らも、充分に注意を促すが良い」
くっくっく、と
将門様は、笑っている
敵に塩を送るような、黒服の行動が気に入ったようだ
将門様は、笑っている
敵に塩を送るような、黒服の行動が気に入ったようだ
「『夢の国』が町を飲み込むというのであれば、我ら同胞にも被害がでる。それを防ぐ為にも…場合によっては、協力してやらんでもいいぞ?」
『わかりました。どうか、ご無理はなさらぬよう』
『わかりました。どうか、ご無理はなさらぬよう』
…通話が、途切れた
将門様が、俺たちを見やる
将門様が、俺たちを見やる
「…聞こえていたな。我ら同胞に、この情報を伝えよ」
「「「はいっ!!」」」
「「「はいっ!!」」」
俺達は、それに答える
…夢の国
餓鬼の頃の、敗北の記憶が蘇る
餓鬼の頃の、敗北の記憶が蘇る
(…だが)
あの時と同じようになって溜まるか
もう、あんな無様な敗北などしない
それに、「夢の国」が本格的に動くなら…あの黒服が、動かないわけがない
あいつは、「夢の国」に取り込まれた子供や契約者たちを、助けようとしているから
少しでも、力になりたい
そう、強く思った
もう、あんな無様な敗北などしない
それに、「夢の国」が本格的に動くなら…あの黒服が、動かないわけがない
あいつは、「夢の国」に取り込まれた子供や契約者たちを、助けようとしているから
少しでも、力になりたい
そう、強く思った
「…ところで、将門様。携帯返してくださいよ。情報伝達できないんすけど」
「む?おぉ、すまんすまん……に、しても。人間は随分と便利なからくりを作り上げたものよの」
「む?おぉ、すまんすまん……に、しても。人間は随分と便利なからくりを作り上げたものよの」
我にはよくわからん、と将門様はそう言って
ぽん、と俺に携帯電話を投げて返した
さて…とりあえず、技の厨2病辺りから連絡してやるか
キャリアウーマンやらフィラちゃんやらがあちこちに連絡している横で、俺も連絡を開始したのだった
ぽん、と俺に携帯電話を投げて返した
さて…とりあえず、技の厨2病辺りから連絡してやるか
キャリアウーマンやらフィラちゃんやらがあちこちに連絡している横で、俺も連絡を開始したのだった
終