事後。
おれはベッドで寝転がっていた。
何の後かは聞かないのがやさしさ。
「へい、マスター。」
「おうなんだ、メル。」
「心理テスト……やらないか?
というのは冗談で、昔居た契約者にはみんなやっていた心理テストですよ。」
「うむ、良いだろう。」
「第一問、
あなたはナイフを持って泥棒に入りました。
そうすると家の主人が起きていて貴方を見つけてしまいます。
主人は全力で走って鍵のかからないタンスに入ってしまいました。
あなたならどうしますか?」
「タンスを蹴倒して動けなくした後にそいつの家族を(ピー)してから
必死で脱出してきたその家の主を(ピー)だな。」
なにやら妙な質問だったがまあいい。
すこしこいつの暇つぶしに付き合ってやるか。
おれはベッドで寝転がっていた。
何の後かは聞かないのがやさしさ。
「へい、マスター。」
「おうなんだ、メル。」
「心理テスト……やらないか?
というのは冗談で、昔居た契約者にはみんなやっていた心理テストですよ。」
「うむ、良いだろう。」
「第一問、
あなたはナイフを持って泥棒に入りました。
そうすると家の主人が起きていて貴方を見つけてしまいます。
主人は全力で走って鍵のかからないタンスに入ってしまいました。
あなたならどうしますか?」
「タンスを蹴倒して動けなくした後にそいつの家族を(ピー)してから
必死で脱出してきたその家の主を(ピー)だな。」
なにやら妙な質問だったがまあいい。
すこしこいつの暇つぶしに付き合ってやるか。
「次の質問。
貴方の前に自動販売機があります。」
「昔は無いんじゃないの?自動販売機。」
「こまけぇこたぁいいんだよ!」
「お前もずいぶん生意気な口を叩くようになったなぁ……?」
低い声で呟きながら背中に手を回す。
「え、ええええええっっと……!
ごごごご、ごめんなさい!」
調子に乗らないようにちょっと脅しておく。
「えっと……それであなたは喉が渇いていたので自動販売機にあった飲み物を買いました。
それは何色ですか?」
「透明」
「……ふふふふ。」
「なにがおかしい?」
ほっぺをつまんでみる。
「ひゃん!」
萌えた。
貴方の前に自動販売機があります。」
「昔は無いんじゃないの?自動販売機。」
「こまけぇこたぁいいんだよ!」
「お前もずいぶん生意気な口を叩くようになったなぁ……?」
低い声で呟きながら背中に手を回す。
「え、ええええええっっと……!
ごごごご、ごめんなさい!」
調子に乗らないようにちょっと脅しておく。
「えっと……それであなたは喉が渇いていたので自動販売機にあった飲み物を買いました。
それは何色ですか?」
「透明」
「……ふふふふ。」
「なにがおかしい?」
ほっぺをつまんでみる。
「ひゃん!」
萌えた。
「最後の質問だよ、お兄ちゃん☆」
「狙うな!」
萌を狙うのは邪道である。
日常の何気ない仕草だからこそ萌えるのだ。
そういう妙に狙っちゃっている奴は違う!何かが違う!
「貴方の前に傷を受けた軍人の絵があります。
傷は二カ所あるんですが何処にありますか。」
あっかんべーするようなポーズで両目をさしてみた。
「ブッ!」
メルが吹き出した
「アハハハハハハ!!ちょ、ちょっと何やってんですかマスター!!!」
「いや、両目かなあ?と。」
「ふふふふ………、いや本当に面白いですね。」
「なんだ、受けを狙って何が悪い。」
「いや、そこじゃなくてですよ。」
「ん?」
何が違うのだろうか?
思ったまんま答えただけである。
二カ所の怪我なら両目だろうし、飲み物と言えば透明だし、
タンスに籠もった相手を閉じ込めた間に生き残りに犯行がばれるのを防ぐのは当たり前だ。
更に言うとタンスから出てきた瞬間が一番相手だって油断しているだろう。
「マスターって本当にひとでなしですね。」
本当に変な奴だ。
変な奴だが……、こいつが笑っているのを見るとこちらも気分が良くなっていることもたしかだった。
【上田明也とハーメルンの笛吹き~間奏曲~ fin】
「狙うな!」
萌を狙うのは邪道である。
日常の何気ない仕草だからこそ萌えるのだ。
そういう妙に狙っちゃっている奴は違う!何かが違う!
「貴方の前に傷を受けた軍人の絵があります。
傷は二カ所あるんですが何処にありますか。」
あっかんべーするようなポーズで両目をさしてみた。
「ブッ!」
メルが吹き出した
「アハハハハハハ!!ちょ、ちょっと何やってんですかマスター!!!」
「いや、両目かなあ?と。」
「ふふふふ………、いや本当に面白いですね。」
「なんだ、受けを狙って何が悪い。」
「いや、そこじゃなくてですよ。」
「ん?」
何が違うのだろうか?
思ったまんま答えただけである。
二カ所の怪我なら両目だろうし、飲み物と言えば透明だし、
タンスに籠もった相手を閉じ込めた間に生き残りに犯行がばれるのを防ぐのは当たり前だ。
更に言うとタンスから出てきた瞬間が一番相手だって油断しているだろう。
「マスターって本当にひとでなしですね。」
本当に変な奴だ。
変な奴だが……、こいつが笑っているのを見るとこちらも気分が良くなっていることもたしかだった。
【上田明也とハーメルンの笛吹き~間奏曲~ fin】