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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 無垢なる支配者と蜘蛛・C-No.0-07c

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 集まってきた情報
 それらの資料を前に、にらめっこ、ため息
 「13使徒」を相手に、どう対処すべきか
 戦うことになったならば、どのような戦力をぶつけるべきか?
 重い問題に、セシリアは頭を抱える

「「教会」の上層部の連中は、交渉の場に出てこないし……交渉の場に出てくる地位の奴は、「私は何も聞かされていません」の一点張り……!」

 ……「教会」上層部は、この事態の深刻さを理解してないのか!?
 噴出しそうになる苛立ちを、セシリアはぐっと抑え込む

 とにかく、山積みの問題を、一つずつ解決していかなければ
 中には、セシリア一人では荷が重い問題もある
 誰かに、相談しなければ
 ……相談相手……

「…エーテル……は、やめておこう。これ以上、あいつの心労を増やしては悪い……」

 ……サンジェルマン……却下、顔を合わせたくない
 ローゼ……彼女も、彼女の部下も、この事態に足を突っ込んでしまっている
 意見を聞くべきだろう
 後は……

「……………はぁ」

 小さく、ため息
 ……己の交友関係の狭さを、実感する
 「組織」上層部の者として、もう少し交友関係は広くすべきかもしれない

 つ、と資料を一枚、手に取る
 今現在の時点で、もっとも情報の少ない「13使徒」メンバー………「神の側女」 ゲルトラウデ・オベラート
 めったに前線に出ないために、情報が少ないだのだ

「学校町に入ってからも、能力を使っている場面の目撃談はなし、か……」

 …能力がわからないまま、と言うのは厄介だ
 事を起こされた時、対処できないのは困る

「何とか、情報を得る手段はないだろうか……」

 再び、ため息をつきそうになって
 ……ふと気配を感じ、止まる

「…イクトミか?」
「あぁ。さすがにセシリアはわかるか」

 呼びかけると、それは姿を現した
 「組織」上層部 S-No.0 イクトミ
 恐らくは、蜘蛛の姿を取って部屋の中に入り込んでいたのだろう
 ……その姿で何をしようとしていたのか、は聞かないでおいてやろう

「私に、何か用か?」
「あ~、そうだな……あえて言うなら」

 イクトミは、すたすたとセシリアに近づくと
 ……っとん、と、セシリアが手にしていた資料を指し示す

「この女について、ちょっとな」
「ゲルトラウデ・オベラートか?彼女について、何か知っているのか?」

 あー……と、やや歯切れの悪いイクトミ
 断言はできないが、と前置きしてから、答えてくる

「こいつの顔と名前、アメリカの失踪人リストで見た事あるんだよ」
「…失踪人リスト?」
「あぁ、通常のと、「通常じゃないの」両方で、な」

 「通常ではない」失踪人リスト
 …それは、都市伝説絡みの失踪人リストを現す
 都市伝説事件に巻き込まれたり、都市伝説契約者だったが故に失踪したと思われる者のリストである

「一応、そのリストじゃ、そいつは「ハラリエル」の契約者って事になってたな」
「ハラリエル……天使か。予知系能力だったな」
「あぁ、全然当たらない奴な」

 契約でどうなってるかわからんが、と続けるイクトミ
 予知系、か……
 的中率が高ければ、驚異的な能力だ
 ただ、逸話によれば、的中率はいまいち
 ……それが、「13使徒」の一人であると言う事実
 それが、引っかかる

「失踪者リストに載っているとの事だが、失踪の経緯はわかっているのか?」
「いや、今のところさっぱり。調べるか?」

 アメリカ方向の情報に関しては、イクトミの担当だ
 調べるならば、彼の方が向いている

「……すまん、頼めるか?」
「あぁ、任せろ。お礼はベッドで」

 ………
 …………
 ……………

「うん、御免、冗談」
「冗談は、時と場合を選べ」
「わかってるんで、殺意向けるの止めてお願い。お前が本気になったら、俺、1分間で20回は死ねる」

 まったく、こいつは
 一応仮にも時として神の上に、既婚者の癖に……

 ため息をついて、セシリアは資料に視線を戻す
 写真に映し出されているゲルトラウデは、一見、穢れを知らぬ淑女に見えなくもない


 だが
 何故だろうか?

 まるで、淑女の仮面をかぶった悪魔のような
 にじみ出るような邪悪さをそこから感じとってしまうのは


 これは、考えすぎなのだろうか?






to be … ?





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