レクイエムからの報告を聞き、セシリアは考え込む
……「溶けない氷の剣」?
バルディエルに、そんな能力はあっただろうか?
それに、棺桶、か……
……「溶けない氷の剣」?
バルディエルに、そんな能力はあっただろうか?
それに、棺桶、か……
「……そういえば、「教会」では、都市伝説を封じ込める技術が発達していたな」
「都市伝説を封じ込める技術?」
「都市伝説を封じ込める技術?」
首をかしげたレクイエムに、あぁ、とセシリアは頷く
「教会」はその立場上か、都市伝説を封じ込める技術が発達しているのだ
死んだ人間が悪霊などとして復活しないよう、死者を収める棺桶に特殊な加工を施す事も多いのだと言う
「教会」はその立場上か、都市伝説を封じ込める技術が発達しているのだ
死んだ人間が悪霊などとして復活しないよう、死者を収める棺桶に特殊な加工を施す事も多いのだと言う
「棺桶に、攻撃が通らなかったと言っていたな、都市伝説能力での攻撃だろう?」
「もちろんだ………まるで、無効化されているかのように、通用しなかった」
「もちろんだ………まるで、無効化されているかのように、通用しなかった」
やはり、か
メルセデスが持っていたという棺桶は、「教会」の特殊技術で作られた物である可能性が高い
そして
メルセデスが持っていたという棺桶は、「教会」の特殊技術で作られた物である可能性が高い
そして
「……メルセデスが常に行動を共にしているという存在は…その、棺桶の中にいる可能性が高いな」
「まぁ、やっぱりかくれんぼですの?」
「まぁ、やっぱりかくれんぼですの?」
ころころと、どこか無邪気にそういってくるローゼ
…彼女らしい発言だ
セシリアは小さく苦笑する
…彼女らしい発言だ
セシリアは小さく苦笑する
「そういう、可愛い理由ならばよいのだがな」
「……都市伝説を封印するような棺桶の中に人が、か?」
「……都市伝説を封印するような棺桶の中に人が、か?」
レクエイムの発言に、真面目な表情に戻るセシリア
あぁ、と頷いて見せる
あぁ、と頷いて見せる
「人…と言うよりも、「都市伝説そのもの」の可能性が、高い。もしくは、「都市伝説に飲まれた人間」のどちらか、だな」
「別に、棺桶を出て行動していてもよいとは思うが…」
「……それが不可能だ、としたら?」
「別に、棺桶を出て行動していてもよいとは思うが…」
「……それが不可能だ、としたら?」
セシリアの、その発言に……レクイエムが、ホットミルクを飲もうとカップに伸ばしていた手を、止めた
眉を顰め………その発言の意図に気付いたのか、眉をひそめる
眉を顰め………その発言の意図に気付いたのか、眉をひそめる
「………その推測、あたっていたならば…連中は、ずいぶんと危険な存在を飼っている事にならないか?」
「まったくだ」
「まったくだ」
小さく、苦笑する
できれば、あたっていてほしくないと願いながら
できれば、あたっていてほしくないと願いながら
「…あの棺桶は。何らかの都市伝説、もしくは、都市伝説に飲まれた契約者を「封印している物」である可能性が高い」
そして
あのメルセデスと相方が任務をこなした後の惨状
あんな惨状が作り上げらたのは
あのメルセデスと相方が任務をこなした後の惨状
あんな惨状が作り上げらたのは
「その、封印されている者が解き放たれた場合………それは、理性など何もなく、暴れまわるだけの化け物である可能性が、高い」
文字通りの、化け物
メルセデスが、それを常に持ち歩き、いつでも解放できる状態である、可能性
その事実に………セシリアは小さく戦慄を覚えた
メルセデスが、それを常に持ち歩き、いつでも解放できる状態である、可能性
その事実に………セシリアは小さく戦慄を覚えた
………その化け物が学校町で解放されたら、どれだけの被害が出るのか?と言う、最悪の想像をしながら
to be … ?