「…だいじょーぶっすかねぇ、あいつ」
籠釣瓶を封印している部屋に入った男
はたして、籠釣瓶に意識を呑み込まれずにすむだろうか?
青年の言葉に、キャリアウーマンはあら、と声をあげた
はたして、籠釣瓶に意識を呑み込まれずにすむだろうか?
青年の言葉に、キャリアウーマンはあら、と声をあげた
「なぁにぃ?将門様ったら、あのお部屋に誰か入れましたの?」
「くくく…力が欲しい、と言ったでな。ならば、あれは強き力であろ?」
「くくく…力が欲しい、と言ったでな。ならば、あれは強き力であろ?」
そうだけどぉ、と言うキャリアウーマンに、将門は空になった杯を差し出す
キャリアウーマンは、すぐに酒を注ぎ足した
キャリアウーマンは、すぐに酒を注ぎ足した
「なぁに、呑み込まれたらそこまでよ。籠釣瓶に体を奪われる程度であれば、斬る」
「……その人、かわいそぉ」
「……その人、かわいそぉ」
くすくす笑う、キャリアウーマン
同情しているのかいないのか、微妙な声音だ
同情しているのかいないのか、微妙な声音だ
「で、なかなか帰ってこないっすけど。いつ様子見に行きます?」
「まぁ、もうしばし、様子を見ても良かろう。籠釣瓶を屈服させるのに時間がかかっているだけかもしれんからな。邪魔するのも悪かろ?」
「まぁ、もうしばし、様子を見ても良かろう。籠釣瓶を屈服させるのに時間がかかっているだけかもしれんからな。邪魔するのも悪かろ?」
くくくくっ、と笑いながら、酒を口にする将門
…あの青年が、籠釣瓶を屈服させられるか、否か
……それすらも、この祟り神にとっては、余興
…あの青年が、籠釣瓶を屈服させられるか、否か
……それすらも、この祟り神にとっては、余興
さぁ、見せてみるが良い
都市伝説を生み出し続ける人間たちの……その、心の強さとやらを
都市伝説を生み出し続ける人間たちの……その、心の強さとやらを