バールの少女 03
ヴルヴルヴル――――ヴル、プルプル
(震動が弱くなってる……?)
蛇足だろうが説明しよう!
先刻、外套を纏った"何だか良いヒト"に警告されたように
《夢の国》に付加された能力「結界侵食」の影響で、「バールのようなもの」の結界展開能力も
徐々にではあるが確実に削られているのだ!
先刻、外套を纏った"何だか良いヒト"に警告されたように
《夢の国》に付加された能力「結界侵食」の影響で、「バールのようなもの」の結界展開能力も
徐々にではあるが確実に削られているのだ!
(時間との、勝負かも……)
プルプル――!!――プル、ヴルヴルブル、ヴ、ヴィィィィィイイイイイン
「ひ、ひぃッ」
「! どうしたコヅカちゃん!?」
「い、いきなり、バールの震動が、強くなったんです」
(今の何なの? 一瞬、兄気とか、もすとますきゅらーとか、まっしう゛とか、良く分からない単語が聞こえたような……
……ハッ! しっかりして私! 今は、しっかり握ってる事に集中しなくちゃ……)
「ひ、ひぃッ」
「! どうしたコヅカちゃん!?」
「い、いきなり、バールの震動が、強くなったんです」
(今の何なの? 一瞬、兄気とか、もすとますきゅらーとか、まっしう゛とか、良く分からない単語が聞こえたような……
……ハッ! しっかりして私! 今は、しっかり握ってる事に集中しなくちゃ……)
バイクは夕間暮れの中を疾走する。護るべき人々の元に向かって――。
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