喫茶ルーモア・隻腕のカシマ
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八寸の延矩 ~雷電による解説~
「むう、あれはまさか……鹿島神流に伝わる八寸の延矩か!」
「し、知っているのか雷電!?」
「うむ……恐らく、カシマ流とは鹿島神流の流れをくむ剣術であろう」
「し、知っているのか雷電!?」
「うむ……恐らく、カシマ流とは鹿島神流の流れをくむ剣術であろう」
~鹿島神流(かしましんりゅう)・八寸(はっすん)の延矩(のびがね)~
鹿島神流の起源は、鹿島神宮に古代から伝承されている「鹿島の太刀」とされており
これは、鹿島神宮祭神の武甕槌大神(タケミカヅチ)が、悪神を鎮める際に使用した技が
その始まりであるとして、抜刀術の「祓太刀(はらいのたち)」がその名残だという
これは、鹿島神宮祭神の武甕槌大神(タケミカヅチ)が、悪神を鎮める際に使用した技が
その始まりであるとして、抜刀術の「祓太刀(はらいのたち)」がその名残だという
「八寸の延矩」は伝承記述によると
「小笠原源信が八寸の延矩(ノビガネ)左右より打込むとき
上にて四寸、下にて四寸づつ八寸開く事
又敵より打込むかしらへ右の如く開いて摺り込む事、跡足より引事も右の如し
或は左右を一足づつがくがくとはづしながら引く事(ワザ)もあり
何れも上へ下たにて八寸の矩を用ゆ」
とある
「小笠原源信が八寸の延矩(ノビガネ)左右より打込むとき
上にて四寸、下にて四寸づつ八寸開く事
又敵より打込むかしらへ右の如く開いて摺り込む事、跡足より引事も右の如し
或は左右を一足づつがくがくとはづしながら引く事(ワザ)もあり
何れも上へ下たにて八寸の矩を用ゆ」
とある
寛政 赤石郡司兵衛孚祐(アカイシ グンジベエ タカスケ)著
『斑龍軒覚書』より一部抜粋
『斑龍軒覚書』より一部抜粋
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簡単に言うと
上体の躱(かわ)しで四寸、足運びで四寸
合計八寸(約24cm)も長く間合いを取れてしまうのである!
しかも退く事も可能なのだ!
上体の躱(かわ)しで四寸、足運びで四寸
合計八寸(約24cm)も長く間合いを取れてしまうのである!
しかも退く事も可能なのだ!
近接戦闘において、24cmの間合いの差は多大なアドバンテージを生む
凄い!
凄いぞ、カシマさんっ!!
凄い!
凄いぞ、カシマさんっ!!
っていうことにしておいてくれよ……頼むから
鹿島神流じゃなくてカシマ流だから別に厨設定でも良いのである
そうだよな、うん
そうだよな、うん
というわけで、後半に……