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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 合わせ鏡のアクマ-26

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合わせ鏡のアクマ 26


仮面ライダーの姿について補足

頭の上にあるのは触覚・・・ではなく二枚の小さな板が平行してついてる。
これは内側が鏡になっていて、アクマの能力も使えますよーってことにするための設定。

*


「・・・さて、どうするか」
獣人の攻撃をバックステップで避け、ひとりごちる。
ハーメルンの笛吹き』・・・情報は聞いていた。なんでも、子供をさらって盾にするとかなんとか。
本来であればそんな悪党と共闘などしたくはない・・・ましてや自分を二枚目などと言う男と。
(まぁしかし、この人数を一人で相手にするのは確かに無謀だからな・・・)
他の黒い集団は彼がネズミを使って抑えてくれている、ならばコイツをさっさと倒し・・・ッ!
獣人が拳を振るう、振るう振るう振るう振るう振るう振るう振るう振るう振るう振るう振るう振るう。
その拳を避けていく、左へ後ろへ右へ右へ前転して前へ左へ後ろへ右へ後ろへ左へ後ろへ右へ。
拳の嵐は中々止んではくれない。だが、それならば拳を振るう対象を増やしてみよう。
「・・・アクマ」 「合点承知!」
気配を感じたのか、獣人が後ろへ拳を振るう。だが、相手が悪いな。
獣人の見た目以上に重い一撃・・・それを子供にしか見えないアクマの腕で止められる。
「っとと・・・随分力があるんだね。けどさ・・・」
ぐっ・・・とアクマが獣人の腕をつかむ。
「・・・こちとら、伊達に怪力自慢で通してるってわけじゃあないんだよねぇえええ!!」
獣人の体躯が一瞬浮き、ズゥンと地面に叩きつけられる。
だが、それも大したダメージではないらしくすぐに起き上がろうとする・・・
「ライダァ・・・」
上からの攻撃に気づかないままに。
「キィイイイック!!」
直撃、蹴りの反動を利用して再度跳躍し地面に降り立つ。後ろから爆発の音が聞こえてきた。
・・・が、都市伝説となって鋭敏になった感覚がわずかな風をとらえる。
真上へ跳躍、瞬間立っていた場所を太い腕が突き抜ける。
獣人は、焦げてブスブスと煙をあげてこそいるがピンピンしている。しかも、再生も始まっていた。
「・・・単純に、威力が足りないな」
体をひねって獣人の真後ろへ着地、すぐさま後ろへ跳ぶと獣人の裏拳による風が顔をなでる。
「それじゃあ、見せてやるよ・・・最近の仮面ライダーの真骨頂をな。アクマ!」 「ほいほーい」
アクマが横に立ったのを確認し、切り札を発動する。
「出し惜しみしてる場合じゃない、一気にケリをつけてやる・・・『都市伝説同化』!」
キーワードを叫ぶ・・・と、アクマと仮面ライダーが光につつまれていく。

*


二人を覆っていた光が消える・・・が、そこに立っていたのは一人だけ。
姿はさっきの仮面ライダーと似ている。だが胸や足などに装甲がつき、頭の板が大きくなっている。
そして装甲の表面は、まるで鏡のように磨き上げられ獣人の姿を映し出していた。
「・・・これが俺の切り札、【フォームチェンジ】だ」
「最近の仮面ライダーって、複数の姿を持っているのが多いよねぇ・・・」
二つの声は、両方とも仮面ライダーから聞こえてくる。
「頭の板が大きくなってるから、さしずめツインミラーフォームとでもいえばいいのかな?」
「そんなこたぁどうでもいい・・・つかこの板重いぞ」
のんきに一人で会話している仮面ライダーに向かって獣人が拳を振るう。
だが、仮面ライダーは片手でそれを受け止めた。
「同化、って言ったでしょ?僕の怪力も契約者に引き継がれるんだ」
「まぁ無理に同化している分、負荷も大きいんだがな」
「契約した都市伝説とだからかなり負荷は抑えられてるけどね。この力、もって10分」
「まぁ10分ありゃあ十分だ・・・っと」
もう片方の拳で殴りかかってきた獣人から跳躍して距離をとる。
腕を離されたことで再び自由になった獣人が殴りかかる。
だが、その攻撃を体に受けても仮面ライダーはびくともしない。
「怪力と、この装甲による防御・・・これがこのフォームの特性か」
「それじゃ、さっさとケリつけちゃおう!・・・んー、とうっ!!」
仮面ライダーが高く跳躍すると、獣人は腕を上に向け防御の体勢をとる。
「その程度じゃあ防ぎきれないよっ!」
チカッ・・・と仮面ライダーの体が光ったかと思うと、仮面ライダーの体は二つに増えていた。
「これが必殺の分身キックさ!ダブル・・・」「ライダァ・・・」
二つの体が空中で体勢を整えて落下する。
「「キィイイイック!!!」」
左右対称、二つのキックを同時に受けた獣人の腕はひしゃげて頭にも蹴りが当たる。
二人の仮面ライダーは反動で同時に跳ぶと、またもや空中で体を光らせ一人に戻る。
そして二人が着地すると、背後からドォオンと一際大きな爆発音が響いた。
「いっちょあがりっ!」 「よし、次は『ハーメルンの笛吹き』に加勢するぞ!」

*


二つ目の能力【フォームチェンジ】に関する補足。
『仮面ライダー』を基にして他の都市伝説・・・まぁ、主に契約している都市伝説と同化する能力です。
姿が変わり、能力が変動します。まぁ某時間列車のライダーみたいな感じだとでも思えば。
体にかかる負担も大きいので、長時間の使用はできません。そこらへんが一応、制約です。

今回の「ツインミラーフォーム」について
パワーがあがり防御も強くなりますが、装甲ゆえにスピードが落ちます。素早い相手との戦闘は苦手。
それと【必殺:ライダーキック】が、鏡にちなんで強化されることにより
【必殺:ダブルライダーキック】に変化します。モーションは長いですが、二人分の蹴りは強力。








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