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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 合わせ鏡のアクマ-28

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合わせ鏡のアクマ 28


南区、バー「黄金の夢と髭」前

ドンっ!ドンっ!という発砲音と共にパレードの黒い住人達が打ち抜かれていく。
さらには巨大な髑髏と巨大な蝦蟇が彼らを飲み込んでいく。
その様子にパレードを率いているティーポットの着ぐるみは混乱しているのか、くるくると回る。
先ほどから繰り返される光景に、とうとう転機が訪れる。
ガコン、ガコンという音が立て続けに聞こえてきたかと思うと、ティーポットのパレードの一角が姿を変える。
そう、タルに詰め込まれて首から上の部分だけを出した哀れな姿に。
その一角をすり抜けるようにして、一人の女性が店の前まで走りこんでくる。
「ヘイ!そこの人。あなた契約者ね?しかも戦闘向きの都市伝説みたいじゃない。」
銃を構えてパレードを撃ち続けていた水っぽい服装の女性(?)が顔を向ける。
「実は今私達ピンチでね。さすがにパレード相手にたった二人じゃ心許ないのよね」
「二人?」
女性(?)が首をかしげていると、
「うわぁあっ!」
夢の国』の住人達がタルを壊そうともがいている辺りから人が飛んできた。
「がふぅ・・・!!」ドサッ
地面に叩きつけられた少女がうめく。彼女の右半身はえぐられたような傷ができていた。
「くっ・・・侮っていました。あのマスコット・・・なんて強さ!」
少女が飛ばされてきた方向から青い毛むくじゃらの着ぐるみと、それの率いるパレードが現れる。
「ちょっと!あなた大丈夫・・・・・・危ない!!」 「へ?」
走ってきて疲れていた女性の背後に黒い住人が迫り・・・直後横から飛んできた何かに吹き飛ばされた。
「こ、今度はなに!?」 「あれは・・・『座敷童』の契約者・・・?」 「何でこんなところに・・・?」
渾身のドロップキックで住人を倒した女子高生が、周りを見渡して言う。
「しまったぁ・・・パレードを出遭うつもりはなかったのに」
「しかし、おかげで「修理」の時間が稼げました・・・さぁ反撃開始です」
倒れていた少女が身を起こす・・・その体からは、傷が跡形もなく消え去っていた。
「・・・・・・私何もしてないのに、なぜか敵が増えているわよ?」
『きっひひひひひひひひ!!まとめて倒せばよい事じゃ!!』
契約者のとまどいを、着物を着た女性の姿をした都市伝説は笑って返した。








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